SBIネオモバイル証券の特徴や口座開設方法を現役トレーダーが解説

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こんにちは、投資家・トレーダーの祐です。

この記事では、Tポイントを使って投資ができることで話題のSBIネオモバイル証券について解説します。メリットだけでなくデメリットもしっかり把握しておくことは大事ですので、カバーできるものに関してどうやってフォローするかも提案します。
ネオモバ

僕自身、解説系の記事を読むときはあまり細かい情報はいらないな、と感じるので、必要なものに絞って短くまとめています。

この記事の内容

  • 口座開設する前に!【SBIネオモバイル証券はこんな人向け】
  • SBIネオモバイル証券について数字で把握しておこう。
  • SBIネオモバイル証券の口座開設方法は簡単です。

ちなみにネオモバFXに関して興味がある人はネオモバならTポイントでFXが始められる【リスク少なくてお勧め】をご参照ください。

口座開設する前に!【SBIネオモバイル証券はこんな人向け】

口座開設する前に!【SBIネオモバイル証券はこんな人向け】
デメリット部分をカバーしつつメリットを受けれるよう検討してください。

まずはSBIネオモバイル証券のデメリットを把握。

デメリットはありますが、正直気にならないものばかりです。

  • サービス利用料(月額)がかかる。
  • 個別銘柄は国内株のみ。
  • NISAは非対応。

サービス利用料(月額)に関しては、サービス利用料(月額)は月間の株式取引約定代金により計算されます。

  • ①0円~50万円以下:220円
  • ②50万円超~300万円以下:1,100円、
  • ③300万円超~500万円以下:3,300円
  • ④500万円超~1,000万円以下:5,500円。
  • 以後、100万円ごとに1,100円が加算。(全て税込みです。)

その代わり、期間固定Tポイントが毎月200ポイントもらえますので、①の場合は実質20円で取引できるわけです。少額で始める人にとっては月額は気にならないと思います。

個別銘柄に関して、国内株のみの取り扱いとなっているため、人気の米国株への投資を検討している人には向きません。ただ、WealthNavi for ネオモバに関しては、6~7つの海外上場ETFを通して世界約50カ国1万1000銘柄に分散投資してくれる内容になっています。海外株きになるけど個別銘柄を直接買うのは不安、という人はWealthNavi for ネオモバを利用すれば、個別銘柄の取り扱いがなくても問題ありません。

NISAに関してだけは、SBIネオモバイル証券はNISAを検討している人がわざわざ口座を作る証券会社ではないと思います。NISA口座を作りたい人はSBI証券やDMM証券、楽天証券などの主要ネット証券を利用すると良いかと思います。

メリットのほうが多いSBIネオモバイル証券。

  • Tポイントを使って株へ投資できる。
  • 1株単位で株が購入できる。
  • 人気のロボアドバイザーが利用できる。
  • △ネオモバ株アプリ限定ひとかぶIPO。

最大のウリはやはりTポイントを使って株に投資できることですね。いきなり実際のお金で投資するよりも不安を軽減できます。投資・トレードはメンタルをコントロールできるかどうかが成果に思いっきり影響します。その点、ポイントを使って投資できるのは非常に大きいでしょう。

僕が初心者の頃に大損したときは、まだ各社ポイントを使っての投資というのはなかったので、今から株を始めるという人がとてもうらやましいです。

Tポイントは加盟店も多いので、いつの間にか貯まっているという人も多いでしょうし、「いつの間にか消えてた!」という人もいるかと思います。であれば、ポイントもお金も使い切ってしまうよりも、増やす思考を持つと人生が変わります。ポイントを使って投資というのはこれから始める初心者の人にはぴったりだと思います。

個別銘柄に関しては、100株単位での取引がほとんどですので、1株単位で株を購入できるというのは「少額から始めたい!」「とりあえずお試しで!」という人に最適です。数百円から株を買えるわけですから、まとまったお金がないと投資は始められない、というこれまでのイメージを覆しています。

投資・トレードは経験の積み重ねがめちゃくちゃ大事です。まとまったお金が作れるまで待とう、ではなく、すぐにでも始めるべきです。やってみるとわかりますが観ているだけのイメトレと、実際に購入することはまったく別物です。なので、できるだけなるはやで経験を積むといいでしょう。

人気のロボアドバイザー、WealthNavi for ネオモバが利用できるのも大きなメリットだと思います。1つ注意点としてはWealthNavi for ネオモバに関してはTポイントでの取引の対象外です。ですが1万円から始めることができて、月々5,000円からの積立投資が可能です。実績の出ているWealthNaviですので、これだけでも利用価値はあると思います。

ひとかぶIPOに関しても、やはりTポイントは利用できないものの、こちらも100株ではなく1株から購入できるというのは他社との違いです。

ただ、ではなぜ△かというと、そもそも僕はIPO銘柄を買うこと自体をおすすめしていないからです。テクニカル的にもファンダメンタル的にも、過去から現時点の株価の推移で売買を判断すべきなので、いくら将来に期待できそうな事業内容やサービスであろうと僕自身はIPO銘柄には手を出しません。

この記事を書いている2020年10月にまさにあった現象として、韓国の人気グループBTSの所属事務所が上場から数日で大暴落したことが話題になりました。IPOは結局ギャンブル投資になってしまうことから、投資を長く続けていきたいのであれば控えるか、どうしてもという人はまさにこのひとかぶIPOを利用するといいでしょう。

SBIネオモバイル証券はこんな人向け!

  • お試し感覚で国内株への投資・トレードを始めたい。
  • WealthNavi for ネオモバでお任せで長期運用したい。
  • ひとかぶIPOをやってみたい。

一つでも該当する人はSBIネオモバイル証券を利用する価値があると思います。個人的な使い方としてはTポイントで個別株投資をお試しでやりつつ、メインはWealthNavi for ネオモバで長期の積立投資が良いでしょう。ひとかぶIPOはあくまでおまけと思っておいていいでしょう。

SBIネオモバイル証券について数字で把握しておこう。

SBIネオモバイル証券について数字で把握しておこう。
WealthNaviに関しての運用実績を紹介します。

詳しくは⋙ WealthNaviの運用実績をご覧ください。

リスク許容度5段階全てでプラスのリターン。

リスク許容度5段階全てでプラスのリターン。
2016年1月19日のサービス開始から2020年9月30日までの期間、元本100万円、毎月3万円ずつつみたてた場合の実績です。

WealthNaviで設定しているリスク許容度5段階別の全てでプラスのリターンが出ています。グラフで見るとわかりますが、コロナショックの直前の高値を除けば、基本的にはどのタイミングで買っていてもプラスになっているのがわかりますね。

長期投資が生んだ結果ではあるので、コツとしては短期的な価格の変動に振り回されないことでしょう。ただ、長期投資は経済成長が拡大し続けるというのが前提ではあります。普段からトレードもするようなフットワークの軽い人であれば、コロナショック時などはしっかり逃げて、持ち直した時にまた入りなおせるので、できるならそれが一番安全です。

結論としては、分散投資の一つとしてWealthNavi for ネオモバに投資しておくのは十分ありだと思います。世界中の銘柄に分散投資しつつリバランスも定期的にするなんて、個人投資家が行うにはかなりハイレベルなスキルやノウハウが求められます。それが自動なのであれば価値はあると思います。

SBIネオモバイル証券の口座開設方法は簡単です。

SBIネオモバイル証券の口座開設方法を画像付きで紹介。
申し込みは非常に簡単です。
ネオモバ

簡単3ステップで口座開設。

  • まずはメールアドレス登録
  • 基本情報の入力
  • ログイン

そのあとに、本人確認書類のアップロードやクレジットカード登録が必要になります。クレジットカード登録以外は基本やることはどこの証券会社も一緒です。

複数の証券会社の口座を開設する人はサクサクやって慣れちゃいましょう。というか、投資・トレードは複数の証券会社に口座を持つのは基本ですので、興味がある証券会社はいっぺんに手続きしてしまったほうが楽だと思います。

Tポイントを使って投資経験を積めるというのは、投資未経験の人や初心者には入口としてこれ以上ないぐらいチャンスだと思います。お金を<使う → 増やす>という思考に変えるきっかけになれば幸いです。

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