東証市場再編で各社への影響は?主要5社のツールを一挙紹介!

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こんにちは、投資家・トレーダーの祐です。

東証再編証券会社のツールはなにか変わったのかなぁ?」

東証の市場区分の再編で、各証券会社のツールはどう変わったのか。主要なものをピックアップして紹介していきます。

目的別のおすすめの証券会社ツールの組み合わせも最後に紹介しているので、この機会に使ったことがないツールを試してみるのはいかがでしょうか?自分に合ったものを使うのが一番ですし、それを見つけるためには試してみるしかありません。

口座開設や口座維持手数料は、一部の会社を除けばほとんど無料ですなので、ぜひ美しいチャートを創るための旅に出てみるのもいいのではないでしょうか。

東証市場区分再編の概要や、自分はどの市場を選べばいいか等をくわしく知りたい人は、東証市場の再編が施行!気にするべきことや注意点は?を参照してください。

 この記事の内容

※この記事はプロモーションを含みます。

東証市場再編で各社への影響は?【楽天証券】

東証市場再編で各社への影響は?【楽天証券】
楽天証券

楽天証券のメインツールとなるマーケットスピード2。マーケット指数一覧は、自分で好きな項目を追加する形で、【プライム市場】【スタンダード市場】【グロース市場】を追加することができます。

楽天証券のマーケットスピード2
選択画面で、表示したい指数をチェックしてOKを押します。

楽天証券のマーケットスピード2
稼働し始めたばかりなので、チャートはまだ判断するに至りません。楽天証券は、銘柄スクリーニングも高機能なので観てみましょう。

楽天証券のマーケットスピード2
しっかり反映されていますね。ここでどの市場を選べばいいかという点については、東証市場の再編が施行!気にするべきことや注意点は?をぜひ参照してください。

東証市場再編で各社への影響は?【SBI証券】

東証市場再編で各社への影響は?【SBI証券】
SBI証券

SBI証券のメインツールとなるのがHYPER SBI。こちらも人気ツールであるため、観ていきましょう。

SBI証券のHYPER SBI
HYPER SBIは各市場別指数を採用しているマーケットスピード2とは違い、【東証スタンダード市場TOP20】と【東証グロース市場Core指数】の2つを採用しています。

現状は各市場別指数と【東証スタンダード市場TOP20】【東証グロース市場Core指数】には、数値に大きな違いは出てきていません。算出方法の違いが大きなところではあるので、今後どれぐらい動きに違いがでてくるか、どちらに注目が集まるかをチェックしていくといいかと思います。

ちなみにSBI証券のWebのほうも観てみましょう。

SBI証券のHYPER SBI
紹介した5つの指数に加え、東証プライム指数コンポジット指数も追加されています。ここまで増えると、本当にどれを観たらいいのやら、といった感じですね。

 ここがポイント!

まずはみんながどれを観るか、といったところで、【日経平均】【TOPIX】を引き続き中心として観ていくといいでしょう。加えて、プライム市場の銘柄を持っているのであればプライム指数、スタンダード銘柄ならスタンダード指数、といったように観ていくと、より精度は高まることが考えられます。

ただ、優先順位としてはやはり【日経平均】【TOPIX】が最初に来ます。これらが上昇トレンドなら買い、下降トレンドなら空売り、といった感じで、順張りしていくことが安全です。

新興市場となるグロース市場やグロース指数に関しては、【日経平均】【TOPIX】が下降している時に、反対に買われることも想定されるので、お金の流れを意識して読み取っていくといいと思います。

東証市場再編で各社への影響は?【GMOクリック証券】

東証市場再編で各社への影響は?【GMOクリック証券】
GMOクリック証券

GMOクリック証券のメインツールはスーパーはっちゅう君。名前のとおり、板注文がとても使いやすいのでおすすめです。

GMOクリック証券のスーパーはっちゅう君
スーパーはっちゅう君も採用している指数はSBI証券と同じ【東証スタンダード市場TOP20】【東証グロース市場Core指数】です。

東証市場再編で各社への影響は?【DMM 株】

東証市場再編で各社への影響は?【DMM 株】
DMM 株

DMM株のメインツールはDMM株PRO+。国内株と米国株を高機能な一つのツール内で同時に観ることができるという、現状では唯一といえるツールです。チャートがカッコイイのも特徴といえるでしょう。

DMM株のDMM株PRO+
DMM株もやはり採用しているのは【東証スタンダード市場TOP20】【東証グロース市場Core指数】です。一応、WEB版のDMM株STANDARDも観てみましょう。

DMM株のDMM株PRO+
同じですね。

【東証スタンダード市場TOP20】【東証グロース市場Core指数】は算出方法が株価平均型。対象的に各市場別指数(東証プライム市場指数など)は浮動株時価総額型なので、市場別指数のほがいいのではないかなぁ、と個人的には思っています。

ひとまず様子見で、両方観ていくのがいいでしょう。

東証市場再編で各社への影響は?【マネックス証券】

東証市場再編で各社への影響は?【マネックス証券】

マネックス証券

マネックス証券の最大の使いどころは、国内株・米国株・中国株の銘柄検索に特化した“銘柄スカウター”です。国内株の銘柄スカウターに、市場再編がどのように影響しているのかを観ていきましょう。

マネックス証券の銘柄スカウター
検索項目に、【プライム市場】【スタンダード市場】【グロース市場】がしっかり追加されています。

また、デフォルトで用意されているおすすめの絞り込みにも、市場再編の影響を加味したものもあるので、長期投資銘柄を探す際には役立ちそうです。

マネックス証券の銘柄スカウター

東証市場再編きっかけでツールを見直そう!

東証市場再編きっかけでツールを見直そう!
ここまで紹介してき5つの証券会社のツールのメリット・デメリットを整理します。一体どういった人向けなのか、自分はどの証券会社を選ぶべきなのか、といった疑問を解決します。

証券会社やツールを選ぶ際に重要視すべきポイントは3つあります。

  • 銘柄検索
    自分が絞り込みたい項目があるかどうか。
  • チャート分析
    カスタマイズの幅が広い、インジケーターの種類が多い。
  • 売買:板注文が使いやすい。

この3つを満たしている証券会社を選ぶ、場合によっては使い分けることが必要となります。タイプ別におすすめを紹介していきます。

銘柄検索~チャート分析~板注文ができるオールインワン型!

「複数の証券会社を使い分けるのは面倒!」という人は、この2社のどちらかなら問題ないでしょう。それぞれ特徴が違います。

高機能な銘柄スクリーニングも一括して同じツールで行いたいのであれば、楽天証券のマーケットスピード2がおすすめです。

このツール1つで、銘柄検索~チャート分析~板注文を行う流れをマーケットスピード2の使い方【株の初心者におすすめな理由】画像付で紹介しています。投資初心者はかなり参考にして頂けると思います。

変わって、DMM株の特徴としてはすでに紹介したとおり、米国株の個別銘柄も国内株と同じツール内で表示できる点が素晴らしいです。しかもこれが、DMM株のメインツールとなるDMM株PRO+でできてしまうので、最強です。

楽天証券は、現時点ではマーケットスピード1であれば米国株も表示できますが、ひと世代前のツールということもあり、古さは否めません。なので、米国株も取引きする、という人にはDMM株は良い選択といえるでしょう。

長期投資家向けの銘柄検索はこの一択。

長期投資目的で銘柄を探したい人は、マネックス証券銘柄スカウターがおすすめです。

その中の「10年スクリーニング」は、長期的に安定している企業を探すのに最適です。銘柄スカウターは【国内株】【米国株】【中国株】それぞれに用意されているので、海外株に興味がある人も使っていくといいでしょう。

銘柄スカウターに関してはマネックス証券「銘柄スカウター」おすすめの使い方は?で解説しています。

板注文が使いやすいのは?

この2つは、板注文が見やすく、使いやすいです。かつ、2社とも手数料が抜群に安く、スイング・デイトレーダーであれば大口優遇の条件を達成すると、信用取引が無料になったりもします。

なので、チャートは他の会社にするとしても、取引するならこの2社から選び、使い分けるといいでしょう。

米国株投資に最適なツールの組み合わせは?

銘柄検索はマネックス証券。チャート分析はDMM株、取引はSBI証券(住信SBIネット銀行から入金)がおすすめです。詳しくは米国株のスクリーニング3ステップ【無料ツールも紹介】を参照してください。

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