長期での積立による分散投資の買い時は【これからの価格崩壊を待て】
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「長期で運用する積立タイプでの分散投資がイイっていろんなところでいわれてるけど。自分も早くやらないとまずいかなぁ?」
慌てる必要はありません。むしろ焦って高値掴みするほうが危険です。積み立てタイプのインデックス投資が誰でも運用しやすいのは確かですが仕組みを知っておかないと損するリスクも十分あります。
インデックス投資とは、日経株価平均やダウ、S&P500といった指数に連動した値動きの商品に投資する手法です。個別の値動きに影響を受けないので、相場が上昇し続けていけば安定して利益を得ることができます。
しかし今、いろんなところで積立てによるインデックス投資がおすすめされています。みんなが言うからこそ安心?いえ、違います。みんなが言うからこそ疑ってください。
投資の特徴の一つとして“みんなが同じことを言い出した時が潮時”というのがあります。株式市場はいつもそうで、みんなが半信半疑なほど上昇は続き、みんなが買いだとクチをそろえて言い出した時に相場は終焉を迎えます。
今まさに、コロナショック冷めやらぬ中だというのにみんなが同じことを言っています。本当に信じるべきなのか、一つ一つ整理して、そしてこれから待ち受ける本当のチャンスについてお話します。
この記事の内容
- なぜ“長期”“積立”“分散投資”なのか?
- 積立による長期投資には最大の欠点がある。
- 価格崩壊はまだまだこれから。じっくりその時を待とう。
なぜ“長期運用”“積立タイプ”“分散投資”なのか?
様々な面でのデメリットを考慮すると行き着くのが3要素なのです。
上昇し続ける米国株。
日経平均が平成の30年でバブル期の最高値から大幅に下回っているのに対し、米国株は上昇し続けています。Nasdaqに至っては30年間で20倍以上に上昇している点が、米国株のインデックス投資がおすすめされている主な理由です。
一括ではなく積立にするメリット。
一括全額投入は商品の価格が購入額を下回ったときに手の打ちようがなくなってしまいます。(厳密には損切か塩漬け。)その問題を解決できるのが積立タイプです。
価格が上がっても下がっても買っていくことから、購入額の平均値が変動するので株価が購入額を下回るリスクを軽減することができます。
個別銘柄の一括購入によるリスク。
1銘柄もしくは1つの業種に絞って投資してしまうと、やはり株価が下がってしまった時にマイナスがそのままダメージとなります。
銘柄や業種を分散させて投資した場合は一方でプラスが出ていれば採算がとれることから、幅広い米柄に投資することができるETFがおすすめなわけです。
積立による長期投資には最大の欠点がある。
株価は上がり続けるはずがない。
株はいつか必ず下がります。
上述のとおりNasdaqは過去30年で約20倍まで膨れ上がりました。じゃあ、ここから30年でさらに20倍になると思いますか?米国株がまだまだ上がり続けると思いますか?
実際コロナショック後でも上昇し続けている要因はGAFA(Google・Amazon・Facebook・Apple)が買われているというだけで、その他の銘柄はほとんどが下げています。
時価総額でトヨタ超えを達成したテスラのイーロン・マスクでさえ「割高過ぎる。」と自身で言ってしまうぐらい買われ過ぎているのが現状です。
大きなリターンを期待するのは間違い。
積立による長期投資はいわばもっとも安定型の投資スタイルです。ローリスク・ローリターンでコツコツと資産を形成していく方法なので、大きなリターンを目指すのは間違いです。
なので生活に関係のないまったく使う予定のないお金で運用していってください。株価が暴落しても戻るまで待てるぐらい使う予定のないお金です。
ちなみに冒頭でふれたとおり日本株はいまだバブルにつけた株価を取り戻せていませんので、万が一の場合、何十年もかかる場合もあります。
ただただ株価を上げたいだけ。
国が考える施策は必ず裏を読むようにしましょう。積立NISAやiDeCoなど国が推し進める要因は結局のところ、ただただ株価を上げたいだけなのです。
実体経済にともなっているかどうかは別問題なので、メリットばかりに魅せられないように注意しましょう。
価格崩壊はまだまだこれから。じっくりその時を待とう。
大儲けした偉大な投資家はみな、歴史的な暴落時に生まれています。
2020年2~3月のコロナショックなどかわいいものです。一時的な下げで終わってますからね。
歴史的な暴落とはまさに株が無価値に等しいレベルのものです。本当の暴落が来てからが勝負時です。
そこで利益を最大化するための3STEPを解説します。
- しっかり逃げる。
- 本気の空売りで一人勝ち。
- 底を打ったら本気買い。
しっかり逃げる。
下降相場と判断したら、たとえ長期投資であろうと惜しみなく逃げてください。次の暴落は第一次コロナショックなど比べ物にならないほどの下落幅となり、昔で言う「株券はただの紙くず」と化します。人生を棒に振りたくなければ迷わずオールキャッシュが賢明な選択です。
株は売らなければ損しない?戦略の違いを理解していないと大ケガも。
「株は売らなければ損しない?」←含み損が発生した状況で疑問を持つ人もいると思います。でも、そもそも人によって戦略や投資スタンスが違うということを忘れていませんか?本当に損切りしなくて無傷で済むのか、戦略を整理してもう一度考えてみてください。
本気の空売りで一人勝ち。
なぜなのか不思議なくらいに、多くの個人投資家は買いしかしません。しかもそのほとんどがいわゆる負け組です。
“トレード”“トレーダー“という言葉自体の歴史が浅く、年齢が上なほど 投資 = 買い という戦略しか知らないからかもしれません。(もしくは勉強が足りない素人投資ともいえるかも。)
買い戦略しかとれないということは、相場が上昇しなければ利益は出ず、それどころか赤字です。ならば下降相場でも利益がとれればいいわけですね。
それが空売りです。暴落が“こわい”“ピンチ”と多くの投資家が思っている中で、“チャンス”“わくわく”と思える戦略をとりましょう。暴落がこの先、最初に訪れるチャンスとなります。
株取引で空売りとは?投資していて知らない人【伸びしろ見込めます】
「株の取引で空売りとはよく聴くけど、実はまだあんまり理解してないんだよなぁ?」←空売りできると相場が下がる時でも利益を出せるのでチャンスが倍以上に広がる可能性があります。仕組みはサクッとクリアしてバリバリ稼ぐトレーダー目指していきましょう。
底を打ったら本気買い。
そして次の大きなチャンスが底を打った後です。この時こそ本気で買っていってください。
空前のチャンスを取り逃すことのないよう、しっかりと勉強をしておきましょう。
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