【株や投資の基本は最初に〇〇をやること】4ステップも合わせて紹介
こんにちは、投資家・トレーダーの祐です。
「これから株や投資を始めたいけど、なにから始めればいいかわからないな」
これから株や投資を始めようと思っている人で、「何から勉強したらいいか、まったく見当がつかない」という人もいるかと思います。
株への投資を始めるには、もちろん勉強が必要。なんですが、投資にもいろいろな種類・手法があります。
思っていたものと違うことを勉強してしまい、それが原因で損失を出してしまった、ということにならないよう、まず一つずつ整理してから、これから何をしていけばいいのかを考えていきましょう。
これから株への投資を始める初心者には、一つ一つにおすすめの本やリンク先の記事も含めて、かなり参考になるかと思います。内容モリモリですが、ぜひぜひインプット→アウトプットに使ってください。
この記事は誰におすすめ
- これから株への投資を始める人。
- 基本から勉強しようと思っている人。
- 何から勉強したらいいかわからない人。
この記事の内容
※この記事はプロモーションを含みます。
株や投資の基本は〇〇をやること!
投資をするにあたってやるべきこと。それは「出場する競技を決めること」です。
何メートル走に出場するのかを決める。
株への投資は、投資をするそのスパンが、陸上競技に似ています。100メートル走からフルマラソンまで、距離の設定はさまざまです。
どの競技に出場するかによって、準備は変わっていきますし、戦略も全く変わってきます。もっとえば、選手の体格もぜんぜん違います。
株への投資も同じことです。長期投資家もいれば、数日だけ保有するスイングトレーダー、一日に何度も取引を繰り返すデイトレーダーなど、株を保有する期間の違いはもちろん、戦略、観る指標、資金の量など、人それぞれです。
なので、まずは自分がどの競技に出場するのか → どの投資スタンスを選択するのかを決めなければ、勉強すべき内容もまったく変わってくるのです。
たとえば長期投資をしたかったはずの人がスイングトレードの勉強をしてしまった場合、保持していればいいところで利確もしくは損切りしてしまったり、不要な情報を集めてしまったり等。本来の理想とぜんぜん違った行動をとってしまうことになりかねません。
自分の思い浮かべる投資がどのようなものかを明確にすることから始めてみてください。
- 株価の上昇をねらった長期投資。
- 配当金を目的とした長期投資。
- ただ放置しておくインデックス投資。
- しっかりと資金を回していくスイングトレード。
- “小さくコツコツ”で大きな利益のデイトレ。
次の章では、それぞれのタイプ別に参考にしていただける記事や本などを紹介していきます。
株や投資の基本は〇〇を知ること!
次に、自分の“性格”を知ることから始めてましょう。そして、先ほどの「自分の思い描く投資スタンス」が自分の性格と合っているか、照らし合わせてみることが必要です。
「株価の上昇をねらった長期投資」はこんな人向け。
テンバーガーをねらった個別銘柄への投資など、成長株でしっかりと差益をねらっていく投資方法です。利益が出るには時間がかかるので、スピード感を求めずに長い目で見ていける人が向いています。
また、企業が成長できているか、将来性はあるかなどの判断も必要になるので、企業の事業内容に興味を持てる人、数字に強くて財務諸表の分析を苦と思わないこと、などが求められます。
証券分析について学びたい人におすすめの本を載せておきます。
後の成長を見込んだ小型株に投資していく場合は、まだ経営が安定していない可能性もじゅうぶんにあるため、いざというときにスッパリと損切りできる潔さも必要です。塩漬けにだけはならないように注意してください。
【塩漬け株はどうすべき?】対処法4選、繰り返さないための方法3選
「すでに塩漬け株があってどうしたらいいかわからない。」→まずは考え方を知ってもらい、整理しましょう。投資を嫌いになる必要はありません。株や投資は生きていく上で必要です。今後同じことを繰り返さないために、正しく学んでいけば大丈夫です。
「配当金を目的とした長期投資」はこんな人向け。
将来の不労所得を目指したい人は、配当金を目的とした長期投資となります。株価の上昇を狙うときと同様、長い目で見ていくことのできる、そして分析や数字が好きな人が向いています。
ただ、キャピタルゲインをねらった成長株投資の場合は、当たりを引けば急速に利益が伸びていく場合もありますが、配当金目的の投資はそうはいきません。
年に数回、コツコツと配当金が振り込まれることが喜びと感じれるかどうかが重要です。「一気に大きな利益をねらっていきたい!」という人には向かないといえるでしょう。おすすめの本を載せておきます。
「ただ放置しておくインデックス投資」はこんな人向け。
初心者が一番手軽に始めやすいのがインデックス投資。まだこれから投資を始めるという人も、米国株S&P500などは一度は聞いたことあるかもしれません。
指数連動銘柄は、S&P500や日経平均など、株価指数と同じ動きをするようにできているので、「過去30年間右肩上がりだった米国のS&P500を買っておけば、資産が何倍にもなったよね!」というのがインデックス投資のメリットです。
そしてもう一つのメリットは、とくに細かい勉強も不要で誰でも始めやすいこと。もちろん勉強するに越したことはありませんが、これまで紹介した投資スタンスのように、一つの企業をしっかり分析するようなことは、インデックス投資には不要です。
ただ、「30年も待たなきゃいけないの?」と思う人もいるかもしれませんが、その通り。やはり、投資の期間は長めになるとともに、成長株投資のように急速に10倍になったりするわけではないので、「投資やっててよかった!」という喜びはなかなか感じずらいかもしれません。
また、下降相場や暴落があったときに、そのあと回復するのに何年、何十年と待つ覚悟も必要です。実際、日経平均は3万円を取り戻すのに30年かかっているわけですからね。
インデックス投資と高配当投資で迷っている人は夢の配当金生活で失敗してしまう原因4つ、改善するポイント5つも読んでみてください。
夢の配当金生活で失敗してしまう原因4つ、改善するポイント5つ
「配当金生活へ向けて投資を始めたいけど、失敗したくない!」という人向け。配当金を目的とした投資をする上での注意点を紹介します。せっかく資産運用を始めたのに、失敗は避けたい、なにより投資を嫌いにならないために、ぜひ知っておいてほしい内容です。
「しっかりと資金を回していくスイングトレード」はこんな人向け。
「毎日株価チャートを見る時間がある!」「株を副業にして、しっかりと利益をとっていきたい!」という人は、スイングトレードがおすすめです。
長期投資に比べてチャートを眺める時間や銘柄の数が増える分、逆にしっかりとメリハリをつけることができる、株について考える頭と心のONとOFFの切り替えができる人が適しています。
でないと、プライベートな時間やマーケットがしまっている時間もついつい株のことばかり考えてしまい、精神的に参ってしまいます。スイングトレードを始めるための勉強としては、なんといっても株価チャートです。
長期投資などの財務諸表ではなく、株価の推移やテクニカル指標を使って売買を判断していきます。(もちろん財務諸表が見れるに越したことはないですが。)
スイングトレードについて学びたい人は当ブログの人気記事である、スイングトレードの有料級のコツを公開【これから始める初心者向け】で、証券会社選びからチャートの作り方までしっかりとインプットすることが可能です。
スイングトレードの有料級のコツを公開【これから始める初心者向け】
スイングトレードを始めるにあたりテクニカルトレードの基本から勉強したい人向け。土台となる考え方から実際のトレード環境構築、テクニカル指標の使い方まで、スイングトレードのコツを無料で公開しています。大損・失敗したくない人はぜひご覧ください。
「“小さくコツコツ”で大きな利益のデイトレ」はこんな人向け。.
デイトレは、一見ゲーム感覚に見えますし、パソコンが好きならできそう、と思ってしまいがち。ですが、一番難易度が高いのがデイトレです。そして、一番メンタルが追いやられるのもデイトレです。
保持している銘柄の株価が目の前で動く、というのは、未経験の人が想像しているより遥かに大変です。損失が続くと頭も心も疲弊してしまい、感情のコントロールを失うと一気に損失が膨れ上がることもあります。
デイトレは日をまたいで株を持ち越さない分、“安全”なのは確かです。が、「そもそも株を保持することに恐怖を感じる」という人は、どの投資方法を選ぼうと利益が伸びる手前で手放してまうので、資産を増やすことはできず損失が出るだけとなります。
「デイトレをどうしてもやりたい!」と考えている人は、まずはスイングトレードの勉強から始めてください。デイトレはスイングトレードの延長に位置するものであり、スイングトレードの知識が土台として必要となります。
デイトレで日足はどこを見るべき?【初心者でもわかる見方・使い方】にて、なぜスイングから勉強すべきなのかについて、詳しくまとめています。
デイトレで日足はどこを見るべき?【初心者でもわかる見方・使い方】
「デイトレでなんで日足を見なくちゃいけないの?」「デイトレで日足をどう活かせばいい?」という疑問に、現役トレーダーがお答えします。日足をうまく使えるかどうかが、デイトレの鍵を握ります。なぜデイトレで日足が必要なのか、どう必要なのか解説します。
おまとめリスト
- 株価の上昇をねらった長期投資
→ 待てる、分析が好きで数字に強い、資産を拡大させたい。 - 配当金を目的とした長期投資
→ 待てる、分析が好きで数字に強い、少しずつ配当が欲しい 。 - ただ放置しておくインデックス投資
→ 待てる、時間も手間もかけたくない。 - しっかりと資金を回していくスイングトレード
→ 積極的に利益を取りたい、毎日時間も手間もかけれる。 - “小さくコツコツ”で大きな利益のデイトレ
→ まずはスイングから。結果が出せるならデイトレに挑戦。
株に投資していく基本の4つのフロー。
- 1.投資スタンスを決める。
- 2.どこでもいいので口座開設してみる。
- 3.ツールを使って分析する。
- 4.少額で投資してみる。
口座開設は気になっている証券会社ならどこでも大丈夫です。おすすめは、手数料が安くてツールも使いやすい2社、楽天証券とGMOクリック証券です。ツールの使い方も記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
マーケットスピード2の使い方【株の初心者におすすめな理由】画像付
楽天証券の看板的ツールであるマーケットスピード2のおすすめの使い方を、実際の画像を元に解説します。高機能ツールであるマーケットスピード2を初心者が使いこなすための、銘柄選択~取引までの手順を画像付きで解説します。そのままマネしてOKです。
GMOクリック証券の評判を実際に利用してみた現役トレーダーが解説
GMOクリック証券のメリットやデメリット、ツールを実際に使ってみた上での感想、モニターがない環境でもツールをうまく使うコツなど、現役トレーダーがまとめて解説します。口座開設の前に評判が気になる人は、ぜひ参考にしてください。
無事に口座開設ができたら、ツールを使って分析をしてみましょう。企業の財務情報や株価チャートは、証券会社のツールを使えば表示できます。
いよいよ投資してみる!となったら、まずは少額からで、いきなり数万円も損失してしまいそうな取引は避けるようにしてください。あくまでも自分が許容できる範囲の損失でおさえられるような取引をこころがけること。
でないと、こわくて株を保持することができなくなってしまいます。自分のキャパを超えない大きさの範囲内で取引してください。
不安な人におすすめの必殺技!
それはポイントを使ったインデックス投資です。楽天証券なら楽天ポイント、SBI証券ならTポイント、他にもauカブコム証券やマネックス証券でもポイント投資は可能です。
ポイントを使用しつつ、指数連動型の投資信託も用意があるので、「実際のお金で投資するのは不安だ!」という人は、まずはからポイントを使ったインデックス投資から始めてみてください。
4社ともすべて、実際に利用してみた上で紹介しています。下の記事を参考にしてみてください。当ブログで紹介している証券会社・FX会社は、ほとんどが実際に利用してみた上で紹介しているので、より具体的で参考にしやすいかと思います。
楽天ポイントを使っての積立投資がおすすめの理由と設定の仕方を解説!
人気の楽天ポイント投資をまだ始めていないなら、すぐに行動しましょう。おすすめの理由と登録方法やコツを解説します。ポイントをただの買い物に使うだけではもったいないです。投資の経験を積みつつ増やしていくことも可能なので、ポイント投資が最良です。
SBI証券の使い方のコツから口座開設までを現役トレーダーが解説!
「SBI証券のメリット・デメリットが知りたい。」「実際に使ってみた感想を知りたい。」←という人向け。人気のSBI証券について、その強みだけではなく、現役で利益を出し続けているトレーダーが使った感想付きで解説します。おまけで口座開設の流れもわかります。
【使い方次第!】マネックス証券のメリットを存分に活かす方法。
マネックス証券のメリットを総まとめするとともに、デメリットを補うとしたらどんな方法があるか、より具体的にみ現役トレーダーが解説します。強みが比較的はっきりしている感もある証券会社ですので、良い面を存分に利用して、自分の投資環境を構築していきましょう。
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