【使い方次第!】マネックス証券のメリットを存分に活かす方法。
こんにちは、投資家・トレーダーの祐です。
「マネックス証券はどんなメリットがあるんだろう?」
というわけで今回は、マネックス証券のメリット・デメリットや口座開設方法について解説していきます。マネックス証券は初心者向けの少額投資から、中~上級者向けの米国株・中国株投資まで、幅広いニーズに対応してます。
強みがくっきりしている印象なので、メリット部分を存分に利用しつつ、デメリット部分をどう補っていくかも合わせて紹介していきます。
マネックス証券
この記事は誰におすすめ
- マネックス証券が気になっている人。
- 外国株の取引を検討している人。
- 証券会社選びに悩んでいる人。
この記事の内容
※この記事はプロモーションを含みます。
マネックス証券のメリット・デメリットをまとめて紹介。
メリットとデメリットをしっかり見極めていくことで、使いどころを判断することができます。
マネックス証券の特徴、メリットを知る。
- ワン株(単元未満株)やロボアドなど商品が豊富。
- 自在な積立投資。
- 外国株式に強い。
- 還元率1%のマネックスカード。
ワン株(単元未満株)やロボアドなど商品が豊富。
マネックス証券のメリットの一つとして、豊富な商品力があります。通常の株式はもちろん、大手証券会社にはめずらしい単元未満株での取引ができる「ワン株」や、お任せ運用できるロボアド「マネックスアドバイザー」など、ひとりひとりに合った選び方ができます。
「ワン株」に関しては、少額から取引できる上に、買付手数料も無料ということで、まったく初めてでおそるおそる株を購入する人でもハードルが低いです。もちろん買い増しもでき、配当金や株主優待を受けることも可能なので、コツコツ積み上げていく楽しみもあります。
買い方に関して一つアドバイスしておくと、「約定のタイミングが当日11時30分(前引け)までの注文が原則、後場の始値で約定する」ということなので、できる限り11時30分直前に注文するのがいいでしょう。
11時半を過ぎてしまったり休日に注文したものは、すべて翌営業日の後場の約定になってしまい価格変動のリスクが生まれやすいのでおすすめできません。
できる限り11時30分の直前で注文を入れること、さらに注意を払うのであれば、前場・後場の間に経済指標の発表があるかどうかや、大型株の決算発表などが控えていないかなどもチェックできるといいでしょう。
自在な積立投資。
積立投資の自由度が高いのも、マネックス証券のメリットといえます。100円から積立可能、すべての投資信託の購入時申込手数料が無料(ノーロード)、積立のタイミングも毎月・毎日から選択することが可能です。
さらに投資信託の預かり残高に応じて、マネックスポイントが貯まるのも魅力的です。マネックスポイントは、株式の売買手数料に充当できるほか、コインチェック経由で仮想通貨と交換できたり、Amazonギフト券やdポイントに交換することも可能です。
還元率1%のマネックスカード。
マネックスポイントを積極的に貯めていくなら、おすすめなのがマネックスカードです。21年に発行が始まったばかりで、マネックス証券のメリットの一つとして今後サービスの拡大が期待されています。
ショッピング利用の1%がマネックスポイントとして還元され、年間1回以上のショッピング利用があれば年会費は無料になります。また、マネックスカードを持っている人は、マネックス証券の即時出金サービスが月5回まで実質無料(あとでキャッシュバックされる)です。
マネックスカードに関して詳しく知りたい人は、【実はあるんです】証券会社の提携クレジットカード3選もぜひ参照してみてください。
【実はあるんです】証券会社の提携クレジットカード3選
今回はメジャーじゃない、大手証券会社が発行しているクレジットカードを紹介します。ポイント投資とは違って直接口座に入金できるものもあるので、生活スタイルによって使い分けてみるのもありかと思います。
外国株式に強い。
マネックス証券の最大のメリットともいえるのが、外国株式の強さにあります。米国株の取扱数は21年10月現在で4300銘柄以上。
為替手数料を買付時無料にするなど、キャンペーンにもかなり力を入れているので、口座開設したあとも日々注目しておいたほうがいいです。また、米国株の他に、中国株の個別株もたくさん取り扱っています。
マネックス証券の特徴、デメリットは?
マネックス証券のメリットのみならずデメリットを把握し、他の証券会社と併用していくことで、自分の理想の投資・トレード環境を構築していくことが可能になります。
マネックス証券のデメリット一覧
- クレカ積立ができない。
- 国内株式の手数料体系はイマイチ。
- 米国株のチャートツールが充実しているのはスマホだけ。
マネックス証券のデメリットの一つ目が、クレカ積立ができない点です。マネックスカードの発行が開始されたときに期待された部分ではあったのですが、クレカ積立は導入されませんでした。ただ、クレカ積立に関しても各社が競い始めた部分ですので、今後に期待したいところです。
クレカ積立をしたい人は現状、楽天証券かSBI証券のどちらかからの選択となります。(クレカで貯めたポイントで投資、であれば他にもたくさんあります。)
楽天証券・SBI証券のそれぞれのクレカ積立の設定に関しては、2つの記事を参照してください。
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国内株式の手数料体系はイマイチ。
マネックス証券のデメリット2つ目が、国内株式の手数料体系が他社と比較してイマイチな点です。マネックス証券には「取引毎手数料コース」と「一日定額手数料コース」の2つがありますが、そのどちらもあまり安いほうではありません。
かつ、楽天証券やGMOクリック証券にあるような、ロイヤルカスタマー向けの「大口優遇」サービスも、マネックス証券にはないので、他社比較ではどうしても見劣りしてしまいます。ここでは一例として、楽天証券の「超割コース」や「いちにち定額コース」と比較してみましょう。
「取引毎手数料コース」「超割コース」現物を比較(すべて税込)
約定代金 | マネックス証券 | 楽天証券 | 楽天証券 大口優遇適用 |
~5万円まで | 110円 | 55円 | 0円 |
~10万円まで | 99円 | ||
~20万円まで | 198円 | 115円 | 110円 |
~30万円まで | 275円 | 275円 | 261円 |
~40万円まで | 385円 | ||
~50万円まで | 450円 | ||
~100万円まで | 成行:1,100円 指値:1,650円 | 535円 | 468円 |
「取引毎手数料コース」「超割コース」信用で比較(すべて税込)
約定代金 | マネックス証券 | 楽天証券 | 楽天証券 大口優遇適用 |
~10万円まで | 99円 | 99円 | 0円 |
~20万円まで | 148円 | 148円 | |
~50万円まで | 198円 | 198円 | |
~100万円まで | 385円 | 385円 |
一日定額手数料コース(すべて税込)
1日の約定代金合計 | マネックス証券 | 楽天証券 |
~100万円まで | 500円 | 0円 |
~200万円まで | 100万円超、約定金額300万円ごとに2,750円 | 2,200円 |
~300万円まで | 3,300円 |
取引ごとの手数料の現物や定額コースに関しては楽天証券のほうが安いです。信用取引だけは超割コースと同額ではありますが、楽天証券は大口優遇であれば0円なので、やはり楽天証券に軍配があがります。
米国株は手数料の競争で楽天証券やSBI証券と渡り合っているので、国内株式も今後がんばってほしいところではあります。
米国株のチャートツールが充実しているのはスマホだけ。
マネックス証券が他社に勝るメリットの一つが、米国株を分析することに秀でた「銘柄スカウター米国株」。10年までさかのぼってファンダメンタルズ分析し銘柄をしぼっていける、非常にすぐれたツールです。
なのですが、唯一の弱点として、チャートがイマイチなのです。これをカバーするには、他社ツールを利用したり、スマホ専用のツールを利用したりする必要があります。PCツール派の中~上級者からすると、今後の改善に期待したいところです。
マネックス証券のメリットはどんな人向け?
- ワン株で少額取引から始めたい人。
- 米国株・中国株を取引したい人。
- 少額から積立を始めたい人。
デメリットと対応策。
- クレカ積立ができない
→ 楽天証券かSBI証券を利用すべし。 - 国内株式の取引手数料が高い
→ マネックス証券で取引するのは投資信託や米国株式にしぼったほうが安くすむ。 - 外国株式のチャートをPCで分析するのは難しい。
→ スマホツールか他社ツールを使用。
「メリット部分だけを使い分けていくのがコツなんだね!」
マネックス証券のツールのメリット・デメリット。
銘柄スカウター
銘柄スカウターは国内株、米国株、そして中国株と3種類用意があります。国内株と外国株2つでは若干機能が変わりますが、どちらにしても企業の財務情報をしっかりと分析できます。
中でもおすすめの「10年スクリーニング」は、長期的に安定して成長性や高配当がある企業をしぼっていっくことができるので、かなり便利です。
ただ、すでに紹介したとおり、チャートはローソク足のみのシンプルなものしか表示できません。なので国内株であればマネックストレーダー、米国株であればスマホツール「トレードステーション米国株スマートフォン」も併用していくか、他社ツールを使っていく必要があります。
このあたり、詳しい使い方や他社ツールで補う方法などは、マネックス証券「銘柄スカウター」おすすめの使い方は?で紹介しています。
マネックス証券「銘柄スカウター」おすすめの使い方は?
米国株を取り扱う証券会社の代表格ともいえるマネックス証券の最強武器、「銘柄スカウター米国株」で銘柄をしぼっていく流れを解説します。他の証券会社のツールも併用していくことで、より精度の高い分析が可能になるので、合わせて紹介していきます。
マネックストレーダー
こちらは実際にぼくが使っているものの画像です。けっこうカスタマイズは聴きやすいほうだと思います。
レイアウトもデフォルトでたくさん用意されているので、自分にあったものを見つけるのもいいですし、自分で0から画面を構築してみてもいいと思います。その際は、下記画像のように注文画面とチャートがセットになっているものはおすすめしません。
これではチャートがわからないですからね。大きなチャートと板注文をしっかり使うのがおすすめです。
充実の資産管理ツール
マネックス証券には、「マネックス・ラボ」が開発した4つの資産管理ツールがあります。
- MONEX VIEW
- MONEX VISION
- Monex Adviser
- MONEX投資力診断
MONEX VIEW
MONEX VIEWは商品別、資産クラス別の推移をグラフで見ることができ、分散投資の際の資産の動きを確認できます。
MONEX VISION
MONEX VISIONも資産状況をチェックするものですが、こちらは金融工学に基づいて目標に向けたアドバイスがもらえたり、追加する資金に応じた購入やリバランスの提案をしてもらえたりします。
MONEX VIEWはあくまでも推移を確認するもの、MONEX VISIONは現在の資産状況に対して具体的なアドバイスをもらえるもの、といった感じです。この2つは合わせて使っていくのが効果的です。
Monex Adviser
いわゆるロボアドにあたるのが、このマネックスアドバイザーです。
マネックス証券のロボアドの特徴は、年率0.33%(税込)という業界最低水準の手数料、そして貸株サービスとの併用で2つの利益がとれること、などがあります。基本はお任せのロボアドですが、自分である程度カスタマイズすることも可能です。
MONEX投資力診断
自分の収益性を他のユーザーと比較してどれぐらいのパフォーマンスなのか、収益性の高いユーザーはどんな投資行動をとっていたのかを散布図で観ることができるのがMONEX投資力診断です。
おもしろいツールだとは思いますが、正直そこまで他の人を意識することはないかなぁとも思います。自分の成績が悪い時に人の成績観ても余計プレッシャーになったりガッカリすることも多いので、たまに興味本位で観るぐらいでいいと思います。
マネックス証券のメリットを把握したら口座開設。
口座開設は「オンライン」と「書類の郵送」の2パターンがあります。オンラインで完了できる人は、最短で翌営業日に口座開設を完了することができます。
オンライン口座開設の流れ
- メールアドレスの登録
→ マネックス証券のサイトから登録。 - 情報を入力
- オンライン上で本人確認
→ スピードが大事。郵送ではなくオンラインがおすすめ。 - 開設完了メールの受信
- ログインして取引開始
「書類の郵送」パターンはマイナンバーのコピーが必要になってしまうので、かなりめんどうです。個人番号カード、もしくは運転免許証+マイナンバー通知カードが揃っている人は、オンラインで済ませるほうが楽なのでおすすめです。
まとめ:メリットを存分に利用しよう。
米国株に強い証券会社であるのはもちろん、ツールが非常に充実していて、商品も豊富にそろっています。
他の証券会社と併用しながら、質の高いツールやサービスを利用しつつ、今後のマネックスカードのクレカ積立導入に期待したいところです。
マネックス証券
マネックス証券「銘柄スカウター」おすすめの使い方は?
米国株を取り扱う証券会社の代表格ともいえるマネックス証券の最強武器、「銘柄スカウター米国株」で銘柄をしぼっていく流れを解説します。他の証券会社のツールも併用していくことで、より精度の高い分析が可能になるので、合わせて紹介していきます。
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