ノーコードエンジニアの時代の始まり。【定番ツールも合わせて紹介】
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「ノーコードエンジニアが話題だけど。コードっでもう書かなくなるの?コードを書かないのにプログラミングって言えるの?」
ノーコードというもの自体は以前からあるにはあったのですが、最近はノーコードエンジニアの採用も一部で始まっているようです。
ノーコードが今後世界をどう変えていくのか?僕自身そこまでガチガチのエンジニアではないからこそ、あまりむずかしく考えずシンプルに紹介していきます。
この記事の内容
- ノーコードエンジニアの基礎学習。
- コード?ノーコード?どっち!?
- ノーコードの定番ツールまとめ。
ノーコードの基礎学習。
ノーコードとはプログラミング言語によるコードを書かなくてもWEB制作やWEB開発ができるツールのことを指します。
とはいえ、まだまだ新しい言葉であるため細かい定義は曖昧ではあります。それぐらいたくさんの可能性を秘めているということですね。
プログラミング=コーディングではない?
プログラミングの正しい定義とは、すごくざっくりと一言でいうと、「プログラムを設計・構築する」ことであり、その方法として現代はコードを書くという形になっているに過ぎません。
昔はプログラミング言語というものはなく、パンチカードという厚手の紙に穴を無数に開け、それをコンピュータに読み込ませることにより穴の有無や位置で処理が変わるというものでした。
ということは、ノーコードもプログラミングの時代の流れの一つに過ぎないということです。
テクノロジーは民主化されていくもの。
技術は常に進化し続けていき、新しいものが生まれる頃には1つ前の技術は日常では当たり前の存在になっているものです。
WEB制作や開発が、今までは特別なスキルがないとできなかったわけですが、ノーコードにより誰でも自分のサイトやアプリを持つことが当たり前になるわけです。今までであれば外注したら50万~100万円もかかっていたようなショッピングサイト(ECサイト)でさえも作ることができます。
少しでもプログラミングに触れたことのある人なら、これがいかにすごいことかお分かりいただけると思います。
勉強の入口としてはあり。
プログラミングを少しでも勉強したことのある人ならわかると思いますが、勉強するとまぁすぐに壁にぶつかります。壁にぶつかってはググり、すぐにまた壁にぶつかってはググる、この繰り返しです。そうして段々挫折してしまう人がいるわけです。
もちろん“定義を理解してこ公式がりかいできるもの”というのは確かですが、興味をもってから裏側を理解すればいいわけです。みなさんが普通に使っているスマホだって、中身の基盤がどうなっているかなんてほとんどの人が知らないはず。車に乗るのだって車輪が動くメカニズムなんていちいち考える人はその業界の人だけでしょう。
ノーコードからプログラミングの世界に入るのだって全然ありだと思います。
ノーコードのほうがいいの?コーディングは不要?
今後は自然と棲み分けが形成されていき共存していくのだと思います。
ノーコードの恩恵を受けやすいのは?
個人の起業家や中小企業などにとってノーコードはもってこいの存在でしょう。ECサイトが手軽に作れるというのはやっぱり強いです。WEBサイトを外注してしまうと、その後の更新やメンテナンスを自分自身で行うハードルが上がってしまいますが、ノーコードであればそんな悩みもありません。
あまり言うと自分で自分のWEB制作の仕事を減らすようですが、それはそれで自分も時代に適用しなければ!というだけです。
コーディングが必要とされるのは?
独創性を出して他社との差別化をはかったり、ノーコードのプラットフォームでは実現できない部分を形にしたい場合はコーディングを必要とされます。
例えば世界中で利用されている、ローコードに分類されるWordPressですが、プログラミングの知識がなくてもデフォルトで用意されているテーマを使えば誰でもサイトは作れます。でもオリジナリティという観点はうすいですよね、人と同じテーマを使用してしまうかもしれない。
その点、僕のこのサイトはWordPressではありますが自作のテーマなので人とかぶることはありません。ノーコードとコードの棲み分けも今後は同様な関係になっていくでしょう。
大事なのはエンジニアの本質を理解しているかどうか。
これからプログラミングを勉強する、もしくはしているという人へエンジニア側の視点での結論をいうと、重要なのはどの技術を使うかではなくシンプルに顧客のニーズに答えることだということです。
顧客の抱えている問題を解決できて、足りない部分に足りないものを適材適所ストレスのないよう配置する、それを達成するためにどの技術を使用するべきかを考えればいいのです。決して「最新ならいい。」「技術力が高ければいい。」というわけではありません。ニーズに答えることが前提、そこに付加価値をつけることができるかどうかを考えてみてください。
ノーコードの定番ツールまとめ。
Bubble
定番といえばBubbleでしょう。サイト自体は英語ではありますが視覚的にわかりやすいと思います。WEBサイト・WEBサービスは大抵のものを作ることができ、たくさんの企業が導入しています。
Webflow
Webflowのサイトをご覧いただければわかると思いますが、オシャレで動的なページも作成できます。デザインにこだわりたい人向けでしょう。
Adalo
アプリ開発したい人にはAdaloがおすすめです。かなり直感的にサクサクアプリが作れちゃいます。
コードでもノーコードでも、とにかくIT業界。
コードを書けるエンジニアでもノーコードのエンジニアでも、今後DXが進んでいく中で重宝されることには違いありません。それとともに、なにかビジネスをやる上でデジタル化は必須なので、IT人材は今後、大幅に不足することが想定されています。
Webサービスを作れる力をつけておいたほうがいいのは間違いないでしょう。詳しくはプログラミングを学ぶメリットとは【今が最大のチャンスである理由】をご覧ください。
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