株に投資するリスクと、投資しないリスク、どちらがこわいですか?

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こんにちは。投資家・トレーダーの祐です。

「さすがに投資始めないと...でもリスクとかこわいなぁ...

ご存知ですか?リスクには2種類あります。それは、株に投資するリスクと、株を持たないリスクです。株を買うのはリスクをともなうのはもちろんですが、株を持たないことがなぜリスクなのか?疑問に感じる人もいると思います。

いきなり結論を言ってしまうと、人生100年時代でリタイアの後も長く生活していくことを考えると、投資は間違いなく必要です。株に投資するリスクと株を持たないリスク、それぞれについて解説します。

この記事は誰におすすめ

  • まだ投資を始めていない人。
  • 投資に対してリスクが先行している人。
  • 投資を始めるにあたり背中を押してもらいたい人。

 この記事の内容

僕の赤字 → 黒字化できた経験からできる限りリスク回避する方法をお話しします。前半は厳しいことをいう部分もありますが、大事なことなのでぜひ読んでいただけたら幸いです。

投資した株の元本割れリスク。

投資した株の元本割れリスク
当然ながら一番こわいのは元本割れ、いわゆる買った株や投資商品の価格が下がることですよね。

そもそも下がる要因はなにがあるでしょうか?一つ一つ考えながら進んでいきましょう。次章で答えを解説します。

  • 高い価格帯で購入した。
  • コロナショックやリーマンショックのような暴落する出来事が起きた。
  • 買った株が下がったのでこわくて観るのをやめたら暴落していた。
  • なんとなく買ってみたら下がったので損切りしたらそのあと上昇した。また同じことが起きたので保持してみたらそのまま下がっていった。

高い価格帯で購入した。

一番ベタな理由です。原因はなんだと思いますか?

ニュースで特集しているのを観てから買ったのがいけなかった?流行りの株主優待が欲しくて買ったから?それとも友達に「この株今なら買いだよ!」って言われたから?

どれも正しいとは思います。ですが根本原因までいたっていません。

コロナショックやリーマンショックのような暴落する出来事が起きた。

大暴落は10年に一度来るといわれています。というか実際に起きています。保有している株や投資信託がマイナスになった人が大勢出たに違いないでしょう。

実際に、コロナショックの前までかなり含み益が出ていた投資信託を持っていたのにコロナショック後に一気にマイナスになってしまったという人も多いはず。

このような大暴落は防ぎようのない仕方のないことだと思いますか?大暴落が起きることはもちろんどうすることもできませんが、自分の資産のマイナスは果たして本当に防げなかったのでしょうか。

買った株が下がったのでこわくて観るのをやめたら暴落していた。

いわゆる塩漬け株です。原因はなんでしょうか。観るのをやめたからでしょ?

と思われるかもしれませんがじゃあ観るのをやめてしまった根本原因はなんでしょう。

なんとなく買ってみたら下がったので損切りしたらそのあと上昇した。また同じことが起きたので保持してみたらそのまま下がっていった。

投資・トレードをしている人ならあるあるです。いろんな要因が重なっています。

これらの事例が積み重なると同時に損益も積み重なり資産がなくなって敗退していきます。ただし、原因と対策がわかっていればリスク回避もできますね。

大事なことなので言っておきますが、投資した全ての取引で利益を出せる人なんてこの世に存在しません。いかに利益を最大化して損益・経費を最小限に抑えるかという、言うなればビジネスと同じです。その、最小限に抑えるための原因と対策を次章で解説します。

投資のリスクの根本原因は自分自身のマインド。

投資のリスクの根本原因は自分自身のマインド
投資においての敗者のマインドをまとめます。

  • めんどうな勉強などせず楽して稼ぎたい。
  • 自分だったら勝てそうな気がする、という根拠なき自信。
  • 投資ってギャンブルと同じでしょ?
  • 株や投資信託の商品を保持しているだけで不安になってしまう。

負けてしまう人の共通した特徴です。このメンタルを持っていること自体がリスクの根本的な原因です。

めんどうな勉強などせず楽して稼ぎたい。

そう思って投資することがリスクなんです。でも人間って本能的に楽したい生き物ですね。挫折癖のある人にありがちです。

そもそも楽して稼げる仕事ってないんですが、なぜだか株とか投資ってそんなイメージを持たれがちです。

 利益出したかったら努力は必須。

当たり前のことと思えてしまいますよね。でもなぜか投資になると、リスクよりも利益のことばかり考えてしまう ⇒ 簡単に稼げると勘違いしている人が少なからずいます。

実際はもちろん違います。利益を出したければ、しっかりと正しい知識を身につけていく必要があります。たとえ資産運用先が投資信託にお願いする形であったとしても買うも売るも判断は自分自身です。今が買い時なのか逃げ時なのかその判断はあなた次第です。

自分だったら勝てそうな気がする、という根拠なき自信。

前述と重なる話ですが、FXなんかは特に多いです。で、やってみて挫折して退場していきます。

実は私が初心者のころに失敗した時も、これに該当します。独学でも勝てるのでは?と思い株のデイトレに挑戦し、挫折しました。そのあと高額セミナーを受講して、これは独学じゃ無理なはずだ、と実感しました。

普通に考えたら例えばスポーツの場合、独学の素人がプロに勝てるはずないですよね。でもなぜか、投資の世界では自分はうまくいく、って思ってしまうのがお金のチカラのこわいところです。

大切なのは、正しい知識を日々蓄えて、正しく使っていくこと。投資リスクを補うためには、それ相応の努力を続けていくことが重要です。

投資ってギャンブルと同じでしょ?

確率論である、という観点から投資=ギャンブルと思っている人は絶対勝てるようにはなりません。肝心なところでギャンブル要素が出てしまうと致命的です。

そもそも株や投資で勝つ冷静さがあれば、わざわざリターン率が元本割れするギャンブルはしないはずです。

株や投資信託の商品を保持しているだけで不安になってしまう。

投資はメンタルのケアがとても大事です。もちろん投資に限らず、ビジネスやスポーツなどあらゆる業界においていえることではあります。投資においてメンタルが一番重要といっても過言ではありません。

投資においては敗北=損することに直結するので精神的な不安やストレスが大きくなります。

私も最初はこれにハマってしまい、これ以上損したくない、という
心に余裕がない状態でトレードを続けた末、どんどん負けていきました。でもメンタルの重要さに気づいたとき、急に赤字→黒字に反転し、今に至ります。

結局のところ、投資のリスクというものは、原因は自身にあるものばかりです。リスクがあることを理解していなかったり、簡単にお金を増やせると思い込んでいる部分が大きいといえます。

リスクがあることを受け入れるからこそ、そのためになにをすべきかを考えることが大切です。投資のリスクについてわかったら、次は投資をしないリスクについて考えてみましょう。

株に投資しないリスクを考えたことがありますか?

株に投資しないリスクを考えたことがありますか?
ここまでは「投資がこわい」と思ってしまう、リスクやその原因について観てきました。

では次に、投資をしないリスクについても観ていきましょう。

  • 物価高上がらない賃金
  • 加速する円安
  • 少子高齢化による日本経済の衰退。
  • 自分が高齢者になったときの判断力・行動力の低下。

長いことデフレが続いていた日本は、投資 < 銀行預金の傾向が強く、いまだに高齢者には色濃く残ってしまっています。ですが、物価高になっているということは、お金をそのままにしていても、実質お金は減っているのと同じことになります。

かつ、米ドル/円やユーロ/円など、主要通貨に対しての円の価値は下がる一方です。金利0.00~の銀行に預けていても、お金はマイナスになっているという危機感を持つことから始めてください。

これらはこれから起こるリスクではなく、現状で起こっているわけですから、“投資する上で起こるかもしれないリスク”よりも、緊急性は高いといえます。

また、人生設計においては、何年何十年先まで視野に入ってくるわけですが、人口の減少がほぼほぼ確定している = 経済活動が衰えるわけですから、富裕と貧困の格差も広がっていく一方です。自分はどちらの立場になっていたいか、今の時点でしっかり考えておくべきです。

なにから始めればいい?

たとえば株価指数連動型のインデックス投資であれば、つっこんで置いておくだけで利回り3%~5%は可能です。たかだか3%?と思うかもしれませんが、銀行預金と比べれば差は歴然です。

ただ、利回り3%や5%で満足できる人は、その時点でゆとりのある生活ができているとも言えます。確かに複利で利回り5%であれば、初期投資の額やつみたてのペースにもよりますが、30年後に2倍3倍に増やすことは計算上可能です。

30年後って...

と思う人は少なからずいるのではないでしょうか。もちろんこういった投資は、ほとんどが老後資金や急にまとまったお金が必要になった際の万が一のためのものと思います。

でも、現状で日本の家計は苦しくなってきてるわけですから、利回り3%で満足できる人は、現時点で十分に収入があるといえるのではないでしょうか。だからこそ私は、長期投資も併用しつつ、メインで運用するのはスイングトレードを推奨しています。

スイングトレードであれば、少ない資金でもスピーディに資金を回していくことで、短期間で利益をとっていくことができます。もちろんその分、スイングトレードは正しい知識と経験が必要です。私自身、失敗を繰り返した末に黒字化でゆとりのある生活を手にいれることができました。

年齢も意識するべき理由。

投資は可能な限り、すぐにでも始めるべきです。若いうちは元本を貯めて、まとまった金額が作れたらそこで始めればいい、と思う人もいるかもしれません。

ですが、年齢を重ねれば重ねるほど、判断力と行動力は低下します。投資は自分で判断を下すことの連続であり、かといって加齢から逃れることはできません。

ですから、自分が歳をとったあとのことも考えて、ポートフォリオはその時々でバランスを変えていくことも必要です。それこそ、取引回数(=判断する回数)が多くなるスイングトやデイトレは、いつまでもできる投資スタンスではありません。

歳をとるにつれ、株であれば配当金、FXであればスワップを目的とした長期投資に少しずつ配分を増やしていく方が安全といえるでしょう。

だからこそ、少額から効率よく回していくスイングトレードは、早く始めるべきだともいえます。少しでもスイングトレードに興味がある人は、無料部分だけでかまいませんので、私のすべてを詰め込んだ教材をご覧なってみてください。

株への投資リスクをケアするために必要なこととは?

株への投資リスクをケアするために必要なこととは?
とてもシンプルな話です。ですがどれも日々の努力が必要です。

  • 収入を増やす。
  • 収入の分散化。
  • 投資の勉強に終わりはない。

収入を増やす。

株やFXを続けていく上で土台となるのは、やはり元本をしっかり確保することです。資金量は成果に思いっきり影響します。資金が少ない人より多い人の方が、勝つことが簡単なのは確かです。

資金が多い人の方が戦略の選択肢も増えますし、投資先を分散化することで、安全に運用することができます。また、メンタルの面でも資金が多い人の方が優位に立てるのも、大いに影響しています。お金があるところにお金が集まっていくのは、必然なのです。

ここまで解説してきたとおり、投資はすぐにでも始めるべきと思いますが、その元手となるお金を増やす努力も必ず必要です。

収入の分散化。

これからの不安定な時代はとても重要です。偉くなるために勤めている会社1本に集中する、というのはかなりリスクが高いと思います。

副業や投資、そのための自己投資をどんどんチャレンジしていくべきです。副業禁止なんだよぁ、そんな古い会社はそもそもリスクが大きいともいえるのではないでしょうか。

収入の柱を複数作ってどれか1つが折れても微動だにしないぐらいの地盤を作ると、メンタル的にも安心できるので、結果的に投資にも好影響といえます。その気持ちのゆとりが投資には必要です。

投資の勉強に終わりはない。

資産を作り出すことができたらあとは運用していきましょう。資産作りできるチカラを持っているのであれば、投資の勉強もできるはずです。しっかり勉強してリスクを最小限におさえたいですね。

投資の勉強に終わりはないです。なぜなら、経済やマーケットの状況は日々変わるからです。「○○になったら□□する」といったルールを自分で決めて、自分で運用していくからです。

投資信託やETFを購入するのでも同じで、証券会社に運用してもらうとしても、いつ買っていつまで運用してもらうのか、マネジメントするのは自分なわけですから、その判断を下すための知識を日々培っていなかければなりません。

なんだか大変そうだなぁ...

と思った人は、もう一度“投資をしないリスク”を振り返ってみてください。もうそんなに時間は残されていません。

株への投資を手軽に始める方法

正直、証券会社はどこでもいいです。なるはやで始めることをおすすめします。

マーケットスピード2の使い方【株の初心者におすすめな理由】画像付
では、初心者でも簡単にツールを使いこなす方法を紹介してますので、よかったら参考にしてみてください。

まとめ

まとめ
リスクについて、大変そう、難しそう、って思った人はもう一度この記事の最初を思い出してみてください。

結局のところ、楽して稼ごう、と思いながら行動すること自体がリスクなわけである一方で、行動しないこともリスクとなっている現実です。できることから始めてみるのが一番です。

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