FXで大損する前に知ってほしい4つのリスク【生き残る方法まとめ】
「FXやってみたいけど、大損するのこわい!でも自分なら成功する気がする。どうしたら失敗しないで大儲けできるだろう?」
パソコンでチャートを観ながら大金をポチポチっと稼ぐFXトレーダーは憧れますね?そしてFXにしろ株にしろ、トレードというものはなぜか簡単っていうイメージを持たれがち。初心者が本を1,2冊読んでチャレンジしては退場していきます。
「なんか自分には無理そうだな」と思うかもしれませんが、基本さえおさえておけば“大損”とか“退場”にはならないのでそこまで不安にならなくていいと思います。
この記事の内容
- FXで大損する前に知ってほしいリスク。
- しっかり対策してFXでの大損を防ごう。
- それでもFXで大損してしまわないか不安な人へ。
僕自身、初めは株のトレードを本何冊か読んだだけでチャレンジして大損したところから投資・トレードのキャリアをスタートしていて、黒字化できた今だからこそ初心者が同じようなつらい経験をしないよう情報発信をしています。この記事を読んでくださる初心者の人がぜひ、そうならないような手助けになればと思います。
FXで大損する前に知ってほしい4つのリスク。
でもそれさえも知ることなくチャレンジする人が多く、損する人も多いのが現状です。行動力があるというのは大事なことではありますが、欲に目がくらんでしまっている場合は別なので注意が必要です。
プロがいることを認識しましょう。
いきなり厳しいことをいいますが、初心者がFXや株でいきなり利益をあげて成功することはほぼありません。なぜなら投資・トレードの世界にも当然ながらプロの人たちが存在するからです。
株であれば証券会社やヘッジファウンド、FXであればFX会社の人たちが想像もつかない大金を運用してバチバチやりあっている姿を想像してください。しかもその人たちは、アメリカであれば一流大学出身のトップ中のトップの頭脳の持ち主です。そこにたかだか本を何冊か読んだ素人が入っていって勝てると思いますか?
そう、勝てるわけないんです。そもそも勝とうとするのが間違いなんです。でも初心者で気軽にチャレンジして結果退場していってしまう人はイメージできていないんです。言われてみれば当然のことなのに不思議ですね。僕も株で最初に失敗したときは全然イメージできていませんでした。
だからといって「じゃあ絶対勝てるわけないじゃん!」と諦めることはありません。ちゃんと利益をあげる方法はありますし、僕も実際に黒字化できました。まずは僕のように最初に大損してしまわないよう、プロの存在というものを認識しておきましょう。
ハイリスク・ハイリターンは避けましょう。
レバレッジの大きさをFXの一番の醍醐味と思っている人も多いかもしれません。株が約3.3倍なのに対してFXは国内のFX会社であれば25倍、海外であれば数百倍から3000倍というところもあるぐらいです。いわゆる「一瞬で○億円儲けました!」というのが、レバレッジが要因なわけです。
ただ、レバレッジ目的でFXをやる人こそ大損の可能性大です。なぜなら、適正な資金管理をすることが投資・トレードで生き残っていくための秘訣だからです。
一流の投資家・トレーダーはパツパツにレバレッジをかけて取引するようなことはしません。どこまでロスを許容できるか、どこでどれぐらい取り返せるかの絶妙なバランスで利益を積み上げていきます。大儲けか全部溶かすかのどちらか、というようなギャンブルとは違うことを理解しましょう。
投資・トレードの基本中の基本は?
損切り(ロスカット)です。どこまで損失を許容できるかを決めたら、損切りの注文を入れておきましょう。リアルタイムに決済注文を入れるのはメンタル的にかなり難易度が高いので、自動売買にするのがおすすめです。そして、一度決めた損切り価格を絶対にさわらない(動かさない)ことも超重要です。理由はざっとあげると3つ。
- 動かしてしまうことでロスが大きくなる。
- 損切りせずたまたまプラスに転換するとそれが癖になる。
- 動かしてしまうこと自体が癖になる。
ロスカットポイントを動かすことがくせになると、最終的にロスカットをしなくなってしまい、FX会社による強制ロスカットで一発退場も十分ありえます。適正な資金管理を意識してロスカットは徹底しましょう。
トレードは自分で作ったルールをいかに徹底していけるかにつきます。
デイトレはむずかしいです!
FX=デイトレでバリバリ稼ぐイメージもあるかもしれません。が、デイトレはめちゃくちゃ難易度が高い上級者向けなんです。
手法が確立しておらずチャート分析もままならない初めの内は無駄に手数が増えてどんどん損が積み上がり、しまいにはロスカットポイントも動かしてしまうなど散々な結果となりえます。実際に僕もそうでした。
デイトレは持ち越すリスクが無い分安全なイメージがありますが、確固たる戦略と強靭なメンタルがないと継続して利益を出し続けることはできません。持ち越すリスクに関しては損切りを設定しておけば済むことなので、数日~数週間を目安にチャート分析でポジションをクローズするかどうか判断できるとよいでしょう。
しっかり対策してFXでの大損を防ごう。
大損を防ぐ資金管理を2つ紹介。
資金管理の重要性を述べてきましたが、実際に何をすればいいのか、真逆の方法を2つ紹介します。
- ①元手を増やし、レバレッジを低くする。
- ②少額でレバレッジをあえて高くする。
まずは①の方法ですが、投資・トレードにおいて元手は多いほうがいいのは確かです。ロスカットに余裕が持てるので勝てる確率が上がりますし、利益を伸ばす余裕も持てるからです。レバレッジが低ければ強制ロスカットになることもありません。
それに対して、②の方法は少額にしてレバレッジを高くするという、ここまでの話とは矛盾とも思える戦略です。このメリットはといえば単純な話、FX口座に少額しか入れておかなければそれ以上損することがなくなるという話なわけです。
「今月はこの金額が0になったらもうやらない!」など、徹底することで一定以上の損失を防ぐことができます。なのでどちらかというと②は最初の練習にいいかもしれません。反面、ロスカットポイントに余裕をもつことが難しくなるというデメリットはあるので、自分で実際に取引してみて継続していけそうなら①に切り替えるのがいいかもしれません。
ニュース<チャートで判断。
「とにかくニュースをチェックして材料を探そう!」
いえ、あまりニュースに頼るのはおすすめできません。むしろ身の回りの無駄なニュースは排除しましょう。なぜなら素人目で1つのニュースがBIDかASKか判断する、プロと同じ判断を下すというのはほぼ不可能だからです。
もっといえば、プロのトレーダーは一般にニュースが出回るよりさきに情報を得ている場合があり、一般の人に知れ渡るころには織り込み済みという場合もあるからです。そう、チャートに織り込まれているわけなので、結局はチャートを観れるかどうかがめちゃくちゃ重要なんです。ニュースに振り回されて損することがないよう、日々チャートの研究を行っていってください。
自分ルールの構築と徹底。
損切りの徹底でも話したように、いかに自分で決めたルールを守れるかがトレードはカギを握ります。どんなタイミングでポジションをとるか、何%で損切り・利確するか、どうなったら保持し続けるかなど場合分けして行動を決めておくこと、そして決めたら必ず実行する力が必要です。そのためにも、注文を入れておいて自動売買するのがおすすめです。
そして、日々メンタルを整えておく鍛錬もセットで行いましょう。運動や瞑想が効果的ですし、睡眠はしっかりとってください。ストレスがあったり気持ちが不安定で余裕がないとトレードで生き残ることはできません。こういうトレードに関するメンタルの話はFXの本などを読んでものっている事は少ないので、めちゃくちゃ重要です。ぜひなにか一つでも参考にしていただけたらと思います。
それでもFXで大損してしまわないか不安な人へ。
日経平均を見慣れている人や米国株好きはCFD。
CFDというと馴染みがないかもしれませんが、FXはCFDの一種であり、ざっくり説明すると現物を実際に取引するわけではなく、発生した差益だけが行き来する取引のことを指します。
まずはFXにしぼらず、株や金など幅広く可能性を探って、少額から始めてみるといいかと思います。
CFDチャートは株式投資でも使うことがおすすめの理由
よくCMで流れているCFD、「自分は株しかやらないし関係ないかな?」って思ってませんか?CFDのチャートやツールは株式投資でも役立ちます。CFD口座を持つことによって得られる情報はとても多く、視野も広がるため、投資家は口座を持っていて損はないと思います。
株から入ってじっくり勉強が安心。
株式投資から勉強してマーケット市場全体や投資についてじっくり学んでいくのが一番堅実だと思います。株をやる上でドル円チャートは必然的に意識するので、結果的にドル円チャートも観れるようになります。人生を長期的に観て行動していくなら、株を学び、その一環としてFXをやるのが個人的にはおすすめです。
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「株を始めようにも何をどう準備したらいいのかわからない。」←初心者ならわからないのが普通です。シリーズ第2弾は株をやるのに必要な、準備についての話です。ハード・ソフトの両面に加えて、画面構成までまとめて解説しています。本気で有料レベルです。
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タグ: 損失,リスク対策