株でデイトレやるなら知っておくべき事【損する前ならラッキーです】

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「株のデイトレをやってみたいな。パソコンですばやくパパっと注文するだけで億単位で稼ぐなんてカッコイイ!パソコン得意だしなんなら生計も立てれるのでは?」

株やFXのデイトレーダーって憧れますよね。パソコン触ってるだけで何千万、何億と稼ぎたいですね。

もしこれからデイトレを始めようと思っていてこの記事をよんでくださっていたらとてもラッキーだと思います。僕は株で稼ぐようになる前、初心者の頃にデイトレで大損した経験があります。その実体験から、リアルな原因と対策について解説しているので大損する前に参考にしてもらえたらうれしいです。

この記事の内容

  • 株でデイトレやるなら知っておくべき事。
  • デイトレで失敗しない3つのコツ。
  • デイトレはチャートが命。おすすめの証券会社を紹介。

株でデイトレやるなら知っておくべき事。

株でデイトレやるなら知っておくべき事。
投資・トレード未経験の初心者が思うデイトレのイメージとは相違が生まれがちです。

というのも一見すると、家で数時間だけパソコンをさわるだけで大きな額のお金を動かして利益を生むというイメージで、「なんだか自分にもできそう。」と思われがちだからです。実際のところはどうなのか、個人投資家・トレーダーである僕のリアルな視点で解説します。

難易度は高~上級者向け~

僕も最初に大損したころは「デイトレは一番簡単そう!」と思って始めてみましたが、実際は一番難しかったというのが本当に正直なところです。もちろんそのころの僕は師につくこともなく、たかだか本を数冊読んだだけだったので、株で利益を上げるための正しい知識を持ち合わせていなかったのが原因としてあります。ただ、しっかり稼ぐ力がついた今でもデイトレが一番利益を出しにくく感じます。

原因をいくつかあげてみます。

  • スピードが早く、欲しい価格を逃しやすい。
  • トレード頻度が必然的に増えるのでルールが乱れやすい。
  • ダラダラやり続けると集中力がもたない。

他にも人それぞれの原因があるかもしれません。デイトレやトレード全般で成功するために重要なことは、これら原因をあぶりだし、同じ間違いを繰り返さないようにいかに徹底できるかというところにあります。

勝てない原因をマーケットのせいにしたり、「あのアナリストがこの業種は上がると言っていたのに...」と人のせいにする人は絶対に投資・トレードでは成功しないことを肝に銘じておいてください。

投資ではなくトレード(投機)

投資とトレードを区別できずに、もしくは自分が何をやりたいのかを明確にせずに始めるのは失敗の原因となります。この取引は投資なのかトレードなのか、持ち越すのか持ち越さないのかは、初心者のうちはきっちりと決めてから取引しましょう。

それによってなにが変わってくるかと言いうと、観る指標や判断基準に違いが出てきます。というのも、投資の場合は財務状況や業態などのファンダメンタルズ指標が重要になりますが、トレードの場合はチャートによるテクニカル指標が中心になります。

しかもそれはデイトレとなればより一層テクニカルの比重が大きくなります。なぜなら、今日たった今から1,2時間後に株価が上がるか下がるかと、PERやPBRがいくつかなどのファンダメンタルズは関係がないからです。自分が何をやりたいのかを明確化して、必要な勉強や研究に時間を割くようにこころがけましょう。

【やってみるまで気づけなかった!】最重要はメンタル!

テクニカルについての本を何冊読んでもセミナーにいっても学ぶことはできない、損をするまで気づけなかった最重要事項がメンタルです。メンタルを安定させながら取引し、マーケット時間外もメンタルに配慮するということを知り、改善に取り組むことで僕は赤字→黒字化することができました。

正直テクニカルについての知識は誰でも身につけられると思います。勝敗をわけるのはメンタルに違いありません。自分が取引中にどんな感情になっているか着目してみるだけでも改善につながるので、ぜひ意識してみてください。

デイトレで失敗しない3つのコツ。

デイトレで失敗しない3つのコツ。
難易度の高いデイトレにおいて失敗を減らすコツを つにまとめて紹介します。

難易度の高いデイトレにおいて失敗を減らすコツを つにまとめて紹介します。

一度ポジションを取ったら、その理由を明確にしておくとともに戦略をブレさせないことが鉄則です。

デイトレは他の投資スタンスよりも手数が増えるぶん負ける数も増えるので、損益が積み重なると何が正しいのか段々わからなくなっていってしまう傾向があります。買いで入ってみたものの価格が下がり出したので「やっぱり売りだ!」と空売りをしかけ、上がり出したら「やっぱり買いだったんだ」など、チャートを読みきれずにトレードすると散々な結果となります。

そうならないためにも、株価のトレンドが上昇なのか、下降なのか、なぜそのポイントでポジションをとったのか自分なりの指標をしっかりもっておいてください。

メンタルコントロール。

一回一回の取引の結果に一喜一憂して気持ちが振り回されるようなトレードは絶対にうまくいきません。前述の通りデイトレは手数が多いぶん、ストレスがたまりやすく、メンタルが不安的になりがちです。

スポーツをやる人ならわかると思いますが、冷静さを欠いたほうが負ける可能性は高くなります。デイトレもスポーツと同じです。勝っても「勝つのが当たり前」、負けても「想定の範囲内」と心から思えることが大事なのです。

メンタルを安定させる行動として代表的なのは運動瞑想です。運動不足の人はぜひ有酸素運動筋トレを取り入れてみてください。

そこに瞑想も合わせれば人生変わります。呼吸瞑想ならだれでも取り入れやすいので毎日10分からでもはじめてみてください。他にも、ジャンクフードの食べ過ぎが自己コントロール能力を下げるという研究データもあるので健康的な食生活も意識してみるとなお良いですね。タバコは確実にメンタルに悪影響です、勝ちたければやめましょう。

デイトレは遊びで!分散投資でリスク回避。

デイトレ一本で収益を出すのはかなりリスキーであると言えます。そのリスクを緩和するためにも、スイングトレード長期投資を並行して行うことがおすすめです。

収入の額としてもデイトレはスイングに比べて少ないので、むしろスイングをメインデイトレをサブ、ぐらいに比重を置く方がメンタルの安定につながります。デイトレ一本を収入源にしてしまうと「絶対に勝たなければいけない。」「これ以上負けることができない。」というプレッシャーが生まれて心の余裕がなくなることから、早すぎる利確遅すぎる損切りが誘発されてしまいます。

投資方法を分散化しデイトレをサブにすることで、デイトレはあくまでも余力の遊びであり、「お小遣いを稼げたらラッキー!」ぐらいに考えると余裕ができて自然と勝てる可能性も上がります。

デイトレはチャートが命。おすすめの証券会社を紹介。

デイトレはチャートが命。おすすめの証券会社を紹介。
チャートは観やすくカスタマイズのしやすいものが最適です。僕がチャートを観る専用として使っている証券会社を2つ紹介します。

松井証券【ネットストックトレーダー・プレミアム】

松井証券【ネットストックトレーダー・プレミアム】
多くのプロが使っていることで有名です。
松井証券

YouTubeなどでも多くの解説動画で使用されているので検索してみてください。僕の場合は基本的に日足・週足を観つつ、デイトレの場合は3分足と30分足を配置しています。

ネットストックトレーダー・プレミアムを使う場合はデメリットにも注意が必要です。

  • 3,000円(税込3,300円)
  • Mac非対応
  • 銘柄は国内株のみ

ほとんどの証券会社が無料化している中で月3000円は正直高いと思います。そしてMac非対応というのも時代遅れ感は強いです。米国株に非対応というところも合わせて考慮すると、老舗だけに新しいものを取り入れるのが遅いのかな、という印象があります。

ただ、デイトレだけで考えたら基本海外の銘柄をデイトレをやる人はいないと思いますので大した問題ではないかと思いますが、チャートが観やすいだけにスイングや長期投資をする人からすると早く対応してほしいですね。Macにももちろん早く対応してほしいところです。

国内株でスイングやデイトレをやる人ならぜひ使ってみるといいかと思います。

DMM株【DMM株PRO+】

DMM株【DMM株PRO+】
DMM株PRO+も同じく観やすいうえにかなりカスタマイズもできます。
DMM 株

ネットストックトレーダー・プレミアムとの大きな違いは無料であることと、米国株も同じソフト内で観ることができるのでとても便利です。画面は松井証券のものよりももう少しかっこよくてトレーダー感が増す感じ。(個人的な感想です。)

DMMは株・FX・CFDのどれも個人的に使いやすくて好きです。それぞれ記事にしているので参考にしていただけたらうれしいです。

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