株の空売りで失敗しない方法は?【基本をおさえているかどうかだけ】

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 「株の空売りで失敗したくない大損なんてしたくないし、事前に何に気をつけておけば防げるんだろう?」

投資・トレードで重要なことは「株価が○○円になったら□□する。」といった条件定義をいくつもしておくこと。それは空売りについても同じことです。リスクを知っておくことで、失敗する前に防ぐ行動をとることができます。

 この記事の内容

  • 株の空売りで失敗や大損する原因。
  • 株の空売りで失敗しない方法は?
  • 空売りで失敗する本当のリスクは青天井なのか?

今回の記事はあえて結論は最後にします。なぜなら順を追っていけば、あなたが空売りで失敗するのかしないのかがイメージしやすいからです。

大損→黒字化した経験から、勝てない人・退場していく人の原因と解決方法までわかりやすく解説します。

株の空売りで失敗や大損する原因。

株の空売りで失敗や大損する原因。
大損した人のブログやツイッターを観るとこわくなってしまいますが、投資・トレードはちゃんと基本をおさえてやればまず起こりえないことがほとんどです。

勝てない人・退場していく人の原因です。

  • 株をギャンブルだと思っている。
  • 勉強せずにいきなり勝てると思っている。
  • 行き当たりばったりで判断している。

株をギャンブルだと思っている。

投資で一攫千金を狙う人がいます。まるで宝くじで1等を当てに行くような。まるで万馬券に全額注ぎ込むような。

問題点は2つです。

  • ①ギャンブルは還元率がマイナス。投資はプラス。
  • ②ギャンブルは資金管理の前提がない。

はざっくりですが、パチンコ・競馬7~9割の還元率、宝くじにいたっては5割といわれています。買って負けてを繰り返していくと還元率ぐらいのお金しか返ってこないということですから、マイナスは決まっているということです。

ちなみに長期投資がプラス、短期トレードをゼロサムゲームないしはマイナスという人もいますが、それは株式相場が上昇するという大前提で考えているため、市場が下降する場合は短期トレードがプラス、長期投資はマイナスになります。

でギャンブルの還元率がマイナスなことは明白なので、資金管理が機能しないのは当然です。

プラスにならないのに黒字化しようがありません。だからこそ心理的に一発にかけて全額を投入してしまったりするのです。

勉強せずにいきなり勝てると思っている。

退場する人のほとんどが該当します。僕も大損した原因はこれです。

勝てると思って夢を持って挑むのは当然ですよね。でも独学では気づけないことが多いんです。

そもそもプロの機関投資家の駆け引きの中に素人が入っていって勝てるわけないんです。でも独学ではそれさえ気づけずに大損して終わるんです。。

行き当たりばったりで判断している。

まるでプログラミングのような話ですが、投資トレードには条件定義が必要です。

株価の動きに対して行動を決めておかないと、行き当たりばったりではうまくいきません。なぜなら土壇場で決断を下せなくなるからです。判断を下せないのが原因で小さな損→大損で取り返しがつかなくなります。

株の空売りで失敗しない方法は?

株の空売りで失敗しない方法は?
リスクの原因を把握できれば一つ一つ解消していくだけです。

  • 資金管理で利益化する。
  • メンタルを安定させるトレード方法。
  • 研究・学びを止めない。

資金管理で利益化する。

トレードで利益を得る基本の考え方です。

  • 負ける人 → 利益 < 損益
  • 勝てる人 → 利益 > 損益

100%勝てる人はプロも含めて存在しません。勝ちと負けが続く中でトータルで利益化することがキーポイントです。

損益を最小限に抑え、利益を最大限伸ばすことを意識してください。

メンタルを安定させるシステムトレード。

トレードが行き当たりばったりにならないよう、条件分岐をしっかり行います。「○○円で利確。」「○○円で損切り。」「○○円で買い増し。」などのように事前に決めておきます。

しかし実際その時になってみると、「損切りしなければ!」と頭ではわかっていても行動にうつすことができない場合があります。

 損切り → 負けを認める → お金が減る。

損切りに慣れていない人はなかなか大変な作業です。そのためにも心身ともに健康でいることメンタルを安定させることが大切です。損切りの練習が必要です。

一番簡単に解決する方法は自動売買で手を下してもらうことです。指値注文・逆指値注文をうまく活用し、利確と損切りを自動で行えばいいのです。

メンタルを安定させるための習慣と自動売買をぜひ取り入れてください。

研究・学びを止めない。

再度の話ですが、素人がいきなり勝つというのは絶対にありません。

勝つためには質のいい勉強が必要です。本数冊ぐらいではまず無理です、僕は無理でした。

勝ちたければ有料セミナーを最初から検討してください。全然独学で勝てるような世界ではないです。

初期投資費用は多少かかってしまいますが、大損してしまうかどうかがかかっている上、正しいトレード方法が身に付けば自分自身が金のなる木となります。

それってすごいことだと思いませんか?株式市場はほとんどの個人投資家が負けていると言われている中でわずかな勝ち組に自分が入るんです。

何度も言いますが独学では無理ですよ。ステージの違う勉強をぜひしてください。

空売りで失敗する本当のリスクは青天井なのか?

空売りで失敗する本当のリスクは青天井なのか?
空売りはメリットが多い分、損失無限大の青天井というリスクがあります。空売りした銘柄が意に反して上昇した場合どこまでいくかわからない、というのが青天井ということです。

ここまでの話を踏まえれば青天井の損失をくらうのかどうか、どう行動すればいいのかがわかるはずです。

レバレッジぎりぎりまで投入しない。

全額を1銘柄に投入したり、レバレッジいっぱいまでのポジション取りはやめましょう。ビジネスの一環としてしっかりとした資金管理を行ってください。

投資・トレードは初めて経験ができる自営業と思ってください。会社の経営者と同じです。自分の判断で方向性を決め、得するも損するも自分のお金です。

会社の経営者であれば全額を1つの事業に注ぎ込むのはリスクが高いですよね。複数の事業展開をして採算をとるのが投資で言えばリスク管理をした分散投資です。

トレードする際は会社の経営と思って行動するとうまくいくでしょう。

システムトレードの習慣化。

単純な話、損切りと利確の注文をしっかり入れておけば大損はありません。青天井になる前にロスカットとなります。

自動売買を使わない場合は自力でロスカットをするので精神的な鍛錬が必要です。自動売買が一番手っ取り早いですよ。

空売りは多くの個人投資家にとってはピンチ、だからこそできるととても大きなチャンスであり最強の武器なのです。リスクを解消できるならやらないという選択肢はないですよ。

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