株やるならショート?ロング?最強の使い分けとリスクもセットで解説

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 「株のショートロングってどうやって使いわけるんだろぅ?どっちがいいとかあるんだろうか?」

テレビでアナリストの方々が話しているのを観ると“ショート”“ロング”ってワードが出てきますね。それぞれ信用取引や先物で使われる用語です。

“ロング” → 買い、“ショート” → 空売り
名前の由来はそれぞれのトレンドの長さにあります。後述でわかりやすいチャートがあるのでご覧ください。

 この記事の内容

  • 株やるならショート?ロング?
  • ショートとロング、両方できると方向を見失うリスク。
  • ショート・ロングの使い分けは森を観て木を観ること。

使い分けできたら最強のスイングトレーダーです。

株やるならショート?ロング?

株やるならショート?ロング?
結論ファーストでお話します。

「どっちか!」と言われれば当然...

はい、“ショート”です。信用取引の一番の強みの部分ですから。

コロナショックとコロナバブルのチャートがとてもわかりやすいです。

日経平均の株価チャート
いかがですか?どっちが楽に利益とれそうに思いますか?

当然下げた時ですよね!私もこの時はおもしろいぐらい気持ちよく利益が出ました。

「でも下降相場なんて事前にわかるもの?」って思いましたか?ちゃんとチャートを勉強していれば、ある程度は予測が可能です。

私が以前インスタグラムで日経平均の解説をしていた時、まだコロナが発生する前から「そろそろ下降相場に突入しそうです。」と連日伝えていました。

学習しながら毎日チャートを観ていけば、ショートもロングも一気に勝率が上がります。

信用取引してるけど、「空売りはこわくてできない!」なんて人がいたら、うま味の大部分を無駄にしてしまってます。

ショートのリスクは青天井?

ってよくいいます。

「青天井で大損するのこわい!」っていう人いたら、

「ロスカットしないあなたがこわい。」って教えてあげてください。

結局買いも売りも同じです。事前にロスカットを設定し、きちんとルールを守っていればリスクは最小限に抑えられます。

青天井がどうのこうの、という話ではないことがわかりましたね。

ショートのリスク回避の話に関しては株で信用取引を覚えればもっと武器が増えます。リスクも解説します。で深堀りしてますのでよかったらご覧ください。

心理的作用を考えてみよう。

個人投資家のほとんどは“ロング”と言われています。

彼らが下降トレンドになった瞬間、一気に投げ売りをしてきたらどうでしょう?コロナショックのようなチャートになるわけです。

逆に上昇トレンドの時はどうでしょう?ロングで考えている投資家が多いので、少しでも押し目があれば多少割高でもどんどん買われます。

その場合、空売りは難しいでしょう。投資家全体の心理状態がわかるようになるとおもしろいようにロングもショートもキマるようになります。

なぜ個人投資家はロング(買い目線)の人が多い?
個人投資家の間での短期やスイングトレードはインターネットでの取引が普及してからの話です。よって、そもそも“空売り”の概念をもってなかったり、株主優待目当てだったり、といった投資家が多いからではないかと思います。

ショートとロング、両方できると方向を見失うリスク。

ショートとロング、両方できると方向を見失うリスク。
リスクを知っておくことも絶対に必要です。

でも決して「やめたほうがいいよ。」と言いたいのではなく「リスクのケアさえすれOK!」ということです。

大損する人の典型的なパターンを知るべし!

ショートとロング、両方で利益が出せることを覚えると、逆に損が積み重なるパターンが“あるある”です。

私も最初の頃に大損した経験があります。ショートとロングの両方でポイントを探していると、方向感が定まらなくなります。

「狙っていた方向は?」「何がしたかったんだけ?」

今だからこそ、根本的な戦略不足と理論の欠如、メンタル不安定さが原因だったことがわかります。でも当時は必死で全然わからなかったし、必死なぐらい心の余裕がないのがいけないこともわっからなかった。

この記事を読んでくださる人が同じ目に合わないよう少しでも役に立てたら、と常々思っております。

ロング・ショート戦略ってどうなの?

超ざっくり説明すると、同じ業種内で割安の銘柄をロング、割高の銘柄をショートしておくことで、万が一思ったほうと逆にトレンドが動いてしまってもロスが防げるよー!という戦略です。

ただ、ほんとに戦略を理解し自分で決めたルールを守らないと、やはりどっちつかずで気づけばロスカットだけが積みあがっているということになりかねません。

私は正直ほとんどやりませんが、気になる人は少しずつ取り入れて自身のルールや戦略を構築していくといいかと思います。

ショート・ロングの使い分けは森を観て木を観ること。

ショート・ロングの使い分けは森を観て木を観ること。
リスクが形にならないように対策をしていきましょう。

現在のトレンドを知ること!

木だけを観ていくとショートにもロングにも観えてきてしまい、結果ロスカットばかりが積みあがっていきます。

そうならないためにはまずは森を観ること。すなわち今が上昇トレンドなのか、下降トレンドなのかを見定めましょう。

 上昇トレンドならロング、下降トレンドならショート。

当たり前に思うでしょう。でもとても大事なポイントです。

そして逆に考えてみてください。

上昇トレンドでショートはNG、下降トレンドでロングはNG。

個人投資家の心理的作用を思い出してみましょう。上昇トレンドでは大勢のロングがいます、下降トレンドでは彼らが投げ売りをします。

逆らってもうまくいかないのは明白ですね。ここまで理解し、投資・トレードに反映できれば勝率はだいぶ変わってくるはずです

テクニカル指標に頼りすぎは危険!

テクニカル指標はチャートを観るうえでとても重要です。私もたくさんのインジケーターを併用しています。

でもテクニカル指標だけで上昇トレンド・下降トレンドを決めることはできません。テクニカル指標ばかりを追って売買を繰り返すのは、木を観て取引しているのと同じです。

大きく森を観てトレンドをつかんだ上でテクニカル指標は使っていきましょう。

まとめ:ショートとロングを冷静に見極める。

まとめ:ショートとロングを冷静に見極める。
起こりえるリスクとその回避方法がおわかりいただけたでしょうか?

投資・トレードで勝つコツは、ショートとロングを適正に使い分けること。

  • 大きくトレンドを見定めて方向を決める。
  • トレンドに逆らった仕掛けはリスク大。
  • ショートの大チャンスは逃さないことが大事。

トレンドを見極められるかどうかが投資・トレードのほぼ全てです。相場がおもしろいようにわかるようになります。

そのためにもぜひ、毎日チャートを観ることを楽しんでください。

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