就職したい・させたい業種ランキング【親のいうことは聴く必要なし】
「就職すべき業種のランキングが知りたいな。みんなどんな仕事につきたいんだろう?」
将来の方向性が決まっていない就活生にありがちですね。好きを仕事にするのか?大変じゃなあそうなイメージで選ぶのか?安定か?
ダイヤモンド社が行ったアンケート調査から、“就職したい業種”と“親が子にさせたい業種”のランキングを紹介します。未来を見据えて本当につくべき仕事・業種について考えていきましょう。
この記事の内容
- 就職したい・させたい業種ランキング。
- 就職や業種で親の言うことを聴く必要がない理由。
- 整理したうえで今、就職すべき業種は?
就職したい・させたい業種ランキング。
ランキングは2020年2月に実施されていてコロナショック前であることを前提にご覧ください。
就活生に聴いた就職したい業種ランキング。
- 1.商社
- 2.IT
- 3.製造業
- 4.食料品
- 5.金融
親が子に就職させたいランキング。
- 1.公務員
- 2.IT
- 3.商社
- 4.製造業
- 5.医療/福祉
ギャップは想定の範囲内。
親が子に公務員や医者になってもらいたいというのはあるあるですね。ちなみに就活生が就職したいランキングでは公務員は10位だったそうです。ただコロナショック後は公務員の人気が高まりつつあるそうです。
僕は当然ITが1位だと思っていたので意外でした。商社も公務員もやはり年収面を重視して選ばれているのかもしれませんね。
就職や業種で親の言うことを聴く必要がない理由。
世代ごとに働き方や資産形成の方法は違う。
親世代はいい大学にいき大企業に定年まで勤め続ければそこそこ裕福になることができました。
日本は長いことデフレだったことから投資をするという概念がありませんでした。なぜなら放っておけばお金の価値が勝手に上がったので銀行に預けておくだけでよかったのです。昭和~平成は比較的誰でもお金持ちになれる時代だったのです。
でもこれからの時代は違いますね。お金持ちは増々富を集める一方、中間層以下は段々と所得が減っていき貧富の差はますます拡大していきます。
最新の日本人労働者の平均年収は441万円らしいのですが、その半分以上は平均年収以下です。その要因は一部のお金持ちたちが平均を上げているだけというわけですね。
そんな中で僕たちが生き残っていくには個人で稼ぐ力をつけること。企業に勤めても数十年後の安定などのぞむことはできないでしょう。
“安定”の意味について考える。
親は必ずといっていいほど安定を求めますが、“安定”という1つのワードでも就職においては価値観は様々です。年収が安定?それとも雇用のこと?働く場所?
安定をイメージしがちな公務員ですが、向き不向きはありまし、当然メリットだけではなくデメリットもあります。
公務員は景気に関係なく安定した収入を受け取ることができるのがウリですね。でも給料面はデメリットもあり、どれだけがんばっても横並びで差がつきにくく昇給にはかなりの勤続年数がかかり、やっと管理職になっても民間企業と比べると低いのは確かです。
バリバリ働きたい、という人には向きませんが、なんとなくの人生で満足できる人であれば十分だとは思います。
雇用の安定という面でもクビにはならないでしょうが、お役所仕事もいずれは自動化がすすんでいくだろうゆえに万一転職となった場合、これといったスキルがないことが課題といえます。自分が何を安定ととるかをよく考えてみるといいでしょう。
あなたの人生はあなたの時間である。
あなたの人生は親の人生でも親の時間でもありません。あなたの人生です。あなたもいつか自立して家庭をもったりしたら、それこそあなた自身で歩いていくわけですから大事なキャリアプランは自分で考えるべきです。
整理したうえで今、就職すべき業種は?
自分自身で何を大事にすべきか、価値観を整理してみるといいですね。
僕がもし今就活するとしたら、大事にするポイントは“時間”“自由”“雇用が安定するスキルを持てる”の3つにして選びます。
今人気と将来生き残っているかは別
AIやIoTの進化とコロナによるニーズや働き方の変化によって、今後必要とされる業種と現存する業種はますます入れ替わりが激しくなるのは間違いありません。
就こうとしている仕事が今後必要とされる仕事かどうか十分に考えてみるべきです。
年収の高さと幸福度は相関しない。大事なのは...
就活で人気の定番の商社ですが、年収面や安定性が選ばれる理由かと思います。逆にデメリットはというと、激務であることや転勤が海外にも及ぶことがあげられます。
実は仕事を年収で選ぶと高い確率で後悔をします。なぜなら年収がいくら高くても人間の幸福度はある程度で頭打ちになることがわかっているからです。
人間の幸福度の高さに相関するのは“時間”や“人間関係”、“自由であること”があげられます。商社のデメリット要素である激務や転勤はこれらすべてに影響してしまいますね。
後のキャリアプランとしても独立などをしない限りは、転職の際は公務員と同じく突出したスキルが身に付いていることは少ないでしょう。
正直、年収は勤める会社に依存しなくてもいくらでも上げれると思います。スキマ時間での投資や副業でも全然年収アップは可能です。今時、副業NGなんていう会社はやめておくのをおあすすめします。
“時間”“自由”“雇用の安定”が手に入るのは?
結論やっぱりITですね。「自分がWEBデザイナー兼トレーダーだからでしょ?」と言われたらそれまでですが、どの業種・業界だろうがエンジニアは必ず必要とされていくでしょう。スキルで差がつく分、転職もしやすいですし、フリーランスになれば時間も手に入るし年収も格段に上がります。
注意点としてはブラック企業にだけは勤めないようにといったところでしょうか?その点は下請けではなく自社開発の起業を選べばいいかと思います。あとはさっさとフリーランスになるのがおすすめです。
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