お金の使い方、そろそろ変えないとヤバイです!【後悔しない人生を】
こんにちは、投資家・トレーダー・フリーランスエンジニアの祐です。
今回はお金の使い方にフォーカスします。最初に言っておくと、この記事は長いです。が、20代の社会人が読んだらめちゃくちゃタメになるはずです。僕が20代の頃に知っておきたかった、そんな内容です。
「お金が貯まらない!そんなに使っているつもりないんだけどなぁ。なにが問題なんだろぅ?」
こういった悩みの人は多いと思います。僕も昔はそんな時期がありました。お金が貯まるかどうかは収入の大きさ次第、と思われがちですが、実はお金の使い方の方が大事だということを知らない人が多いからこそ、悩んでいる人が多いのです。
冷静に考えてみたり人に指摘されないと気付けない無駄な支出が多いこともしばしば。必要な支出と無駄な支出を整理して、本当に正しいお金の使い方はどんな要素がからんでくるのかについて解説します。
この記事の内容
- お金が貯まらない人の使い方の特徴は?
- お金の正しい使い方を知ること。
- お金の使い方を知ったら投資をしましょう。
お金が貯まらない人の使い方の特徴は?
消費がなにも産まない、まさに“消費”。
会社で一所懸命働いた給料が住居費や食費、趣味や飲み会で消えていくのがまさに消費です。
働く → 給与をもらう → 使う → 働く → 給与をもらう → 使う → ...
このループには限度があります。回転数はすべての人が平等なため、増やすことはできません。給与を高くするか、使う額を減らすかの2択しかありません。
そして、実は重要なのは給与を高くすることよりも、消費を減らすことなのをご存知でしょうか?スポーツ選手を例にとるととてもわかりやすいです。バスケットボールのNBA選手は、実に60%もの人が引退後5年以内に自己破産しているというデータがあります。もっというと、メジャーリーガーに至っては8割が自己破産するとも言われています。
年に数千万・数億単位で稼いでいる人たちでも破産してしまうわけですから、いくら年収が高くても支出次第というのがわかりますね。ちなみに話はそれますが、年収と幸福度が相関しないという話も、もはや常識になりつつあります。よかったら年収の高さと幸福度は相関しない?優先すべき3つの要素と職種を紹介も読んでみてください。
ローンを組む時代は終わりです。
そう、終わりです。家や車のローンは家計をもっとも圧迫します。「家を買う=資産になる」は思い込みによる大きな間違いです。家を買うメリットはほとんどなく、デメリットばかりが目立ちます。
- 大抵の場合、資産価値は落ち込む。
- 住む場所の自由がなくなる。
- その都度必要になる修繕費。
30年後にローンを支払い終わったからといって、その家は果たしてどんな状況でしょう。果たして、子供が成人になったときに何十年も経っている家に住みたがるでしょうか?2階建て、3階建の場合、若い頃は問題なかった階段が問題になってきます。僕の父はまさに、家の購入から25年経って、階段で転び入院する大怪我となりました。これを決して他人事と思わないでください。どこの家庭でも起こりえます。
車に関しても同様です。都心に住んでいる場合、ほとんどの人はなくても問題ありません。都心住まいの人が車を所有する維持費よりも、タクシー代のほうが安く済むという人も実は多いです。これからは物は所有するのではなく、共有し合うシェアリング・エコノミーの時代です。所有することへの執着心を切り離しましょう。
また、ローンを組むことは借金をすることと等しく、借金が脳やメンタルに与えるダメージは非常に大きなものとなります。人は借金することによって脳の認知機能や判断力が低下するという調査結果も出ています。
借金する → 脳機能が低下 → お金の管理ができない・仕事がうまくいかない → なおさらお金が増やせない
借金が雪だるま式に増えてしまうのは科学的に証明されているわけです。
時代遅れのファイナンシャルプランニング。
ファイナンシャルプランニングの考え方が更新されていないことも気になるところです。FPの基礎の基礎である三大必要資金がこれら。
- 教育資金
- 住宅取得資金
- 老後資金
もうおわかりですね?ライフイベントの一つとして住宅取得というものが数えられてしまっていることが時代にはそぐわないのです。老後資金に関しても、老後2,000万円問題が話題となりましたが、ある程度お金に関する知識がある人からすると、とても馬鹿らしい話です。
「老後資金が足りないから、投資にまわしたほうがいいよ!」といっていましたが、ゆうちょがすすめる投資信託はほとんどがマイナスです。(詳しくは1000万分の投資信託で月3万分配のワナ【僕がお勧めしない理由】 )
保険に関しても問題は根深いと僕は思います。「保険は入ったほうがいい。」「大人なら入るべき。」って世間的には思われています。みなさんは生命保険のルーツをご存知ですか?もとは、貿易船が海を渡って無事に帰ってくるかどうかの賭け、要するにギャンブルです。「ギャンブルは許せないけど保険は入ります。」という人がいたとしたら(そんな人多いと思いますが。)、矛盾を感じずにはいられません。
そもそも万が一の時のためを考えるのなら、自分の力で備えるちからをつけておけばいいわけです。「自分はちゃんと保険に入ってるし。」ほんとうにそれでよいのでしょうか?
不要な保険にお金を払っていないか、ぜひ見直してみてください。
お金の正しい使い方を知ること。
負債ではなく資産を買う。
ロバート・キヨサキさんの「金持ち父さん貧乏父さん」がとてもわかりやすいです。この本でいっている資産とは、収入を生むことができるもののことであり、それ以外は負債となります。
資産が収入を生むと、そのお金でまた資産を買うことができる、という好循環が生まれます。要するにそれが不労所得です。ローンを組んでまで家を買ってもそれは負債なわけですが、その家が収入を生み出せる不動産投資であれば話は変わるわけです。
資産を買う → 収入が入る → そのお金で資産を買う → ...
ですがこれまでお話したとおり、支出も増えては意味がありません。人は歳をとるにつれて給与が上がりつつも、生活水準が上がることにより支出も増える人がほとんどです。
収入↑、支出も↑は✕
支出は上述のとおり、減らせるものが多くあります。お金を使う前に、その支出が資産を買うのか、それとも負債を買うのかを冷静に分析してください。負債を多く買ってしまっている人は、まずはそれを極限まで無くすこと。そして資産を買うことを意識していきましょう。
資産は間接的にでもお金を生めればイイ。
お金を生み出せるのが資産であり、資産にお金を使うようにしたいところ。代表的なものをあげてみます。
- 株や債権
- 不動産
- 自己投資
- 時間への投資
注意すべきはお話しているとおり、窓口でお勧めしてくるような商品は購入しないようにしてください。営業側がすすめてくる商品はあくまでも向こうが売りたい→利益が出やすい商品であり、ということは顧客は損している場合がほとんどです。今はネット証券が主流ですし、商材は自分の力で見極めないと損しても誰も責任はとってくれません。
そして、もっと広い意味でお金を生み出せる資産はたくさんあります。
自己投資は積極的に。
スキルアップや副業・起業に関わる投資は積極的に行うべきです。収入は上げるに越したことはないですしね。
でも初期費用は最小限で。
転職や起業など、ビジネスはとにかくチャレンジする数がめちゃくちゃ大事です。いろいろやってみて、ハネたものを選べばいいのです。そのたくさんのチャレンジ一つ一つにお金をかけていたらキリがありません。
例えばYouTubeを始めるのであれば、最初はスマホ一つで十分です。続けられるようであればカメラやマイク、照明などを徐々に揃えていけばいいだけの話。ここでもお金の使い方が下手な人は差がつきます。冷静に必要なものだけに投資しましょう。
時間に投資するのも大事なことです。通勤に往復で何時間もかけている人はすぐにでも住居を変えるか職場を変えるべきです。このあたり、おもしろいのは幸福度とも要素がガッチリ重なっている点です。
詳しくは年収の高さと幸福度は相関しない?優先すべき3つの要素と職種を紹介を読んでいただくとわかりますが、幸福度を高めるのは年収じゃない、でも幸福度を高める満足感の得やすいお金の使い方をすることが間接的にお金を生み出すことにつながっている、というおもしろいロジックがあるのです。
メルカリは手間だけどあり。
僕は手間なのであまりやりませんが、メルカリは有効活用すべきだと思います。買い物をするときに、「使い終わったらメルカリで売れるかな?」と考える習慣を身につけるとかなり消費が減らせます。要するに大事なのは、買った物の出口を考えておくということ。地球環境にも配慮できますので、自分が不要になったあとのことも考えた買い物をぜひ習慣づけてください。
収入を作るお金の使い方と行動。
株は早く勉強を始めましょう。
いつ大相場が来てもいいように準備しておく意味で、株の勉強はすぐにでも始めましょう。未経験の人は他にもFXや仮想通貨などを思い浮かべる人もいるとおもいますが、それぞれの位置づけを紹介します。これは僕が思うあくまでも一例です。
- 株 → 投資・トレード
- FX → トレード
- 金 → 分散投資の一つ
- 仮想通貨 → 分散投資の一つ・トレード
人によってポートフォリオは変わりますので、ほんとにただの一例です。今回のテーマであるお金を生み出すことのできる資産とはこの中でいうと、配当金をえることができる株の投資の部分です。
仮想通貨も配当金のようなシステムを導入している例もなくはないですが、一般的ではないです。配当金は企業が株主への還元策として分配しているものなので、基本的には金も仮想通貨もありませんが、金も購入の方法によっては得れる場合があります。(詳しくは金投資の人気絶頂!基礎から理解して簡単に始める方法まで解説しますをどうぞ。)
株の配当金に関しては、最近は米国株が人気です。こちらもアメリカ株に投資するしか未来はなさそう【波に乗れないと将来絶望】にて解説しています。
アメリカ株に投資するしか未来はなさそう【波に乗れないと将来絶望】
「アメリカ株に投資するのが流行ってるけどむずかしいのかな?日本株とは違うだろうし、やっぱり無理かな?」←いえいえ、今は米国株も手が届きやすくなりました。むしろ海外に投資しないとその資産危ういかも。迷ってる暇はないので手遅れになる前に踏み出そう。
将来を安定させるのは雇用ではない。
会社勤めが将来安定というわけではありません。コロナショックやリーマンショック、ITバブルなど10年に一度倒産の危機は訪れます。そして、2018年に倒産した日本企業の平均寿命は24年という東京商工リサーチによる調査結果も出ています。
日本で最も規模が大きい企業の一つであるトヨタの社長でさえ「終身雇用むずかしい」発言をしたことが話題にもなりました。これらの情報からもわかるように、仕事が安定するのは企業に採用されることではありません。安定させるのは、求められるスキルを持つことです。
今後長く求めらる続けるスキルはIT。
間違いなくITです。どの業界でも必要とされる知識やスキルであることから、すぐにでも勉強を始めるべきです。エンジニアは常に足りないと言われつつも、未経験・微経験でも重宝されるのは20代までです。30代は実力が求められますので、自分は20代でプログラミング未経験だという人は急いでチャレンジしてください。
受講経験ありの現役エンジニアおすすめのプログラミングスクール3社
「プログラミングを学びたい、ITエンジニアを目指したい!」←独学も可能ではありますが、周りにわからないことを聴ける師がいないのであれば、無理せずプログラミングスクールで近道しましょう。時間は学習よりも実践に使うほうが効率的です。今すぐ行動あるのみ!
受講費高いと思いましたか?僕もTechAcademyを受講したとき、20万超えましたがすぐ回収してあっという間にプラス転換でした。それでも30代未経験でのむずかしいスタートだったので、ほかの人よりは遅いかとおもいますが。でも将来安定のスキルを手に入れられたので、自信を持っていろんなコンテンツを作っていきたいと思ってます。
ITスキルがあると最強なもう一つの理由。
それは、このブログもそうですが、自分のコンテンツや自分のサービスを作れる・持てるという点です。外注する必要がなくなります。好きな時に好きなものがつくれます。そしてそれが不労所得を生み出せばマジで人生かわります。
ITスキルを得る → 自分のコンテンツを持つ → 不労所得を得る → スキルや時間に自己投資 → サービスを作る → ...
不労所得は気持ちと時間の余裕を与えてくれるので、気持ちいいぐらい新しいアイデアも浮かぶようになり、一気に可能性が広がります。そうしたら立派な起業家です。実は起業って誰でも簡単に始められるんです。そのきっかけとして、プログラミングスキルはぜひ習得する価値があります。
プログラミングを学ぶメリットとは【今が最大のチャンスである理由】
「プログラミングに興味がある。」「IT業界に入るメリットは?」←現役エンジニアがお応えします。加えて、プログラミングを学ばない先のリスクについても解説します。なぜ今がプログラミングを学ぶチャンスなのか?日本で生きていく上で知っておくべき事実です。
起業(副業)に必要なもの「知識」「行動」「マインド」のまとめです。
0から起業するために必要なものをまとめました。いつなにが起こるかわからない、企業に勤めるだけでは安定しない、格差社会が広がっている今日、個の強さが求められる時代です。全く何をしていいかわからない人向けにまとめていますので、参考にしてください。