プログラミング初心者へ言語選び〜勉強のコツまでの基礎ロードマップ

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こんにちは、投資家・トレーダー、そしてフリーランスエンジニアの祐です。

プログラミング言語を勉強したい!けどまったく何もわかりません!

でもとりあえずパソコンさわるのは好きだし、将来安定のIT業界に入りたい。ITエンジニアになりたい。

その気持ちがあれば全然余裕です。モチベーションが絶好調のうちに勉強し始めましょう!

この記事は誰におすすめ?

  • これからプログラミングを勉強する人。
  • 勉強してみたけど挫折した経験のある人。

 この記事の内容

  • 巷の初心者向けプログラミング言語ランキングはほぼNG!
  • プログラミング初心者が本当に最初に学ぶべき言語は?
  • 初心者向けのプログラミング言語学習の流れ。

巷の初心者向けプログラミング言語ランキングはほぼNG!

巷の初心者向けプログラミング言語ランキングはほぼNG!
おそらくほぼほぼ参考になりません。

たぶん勉強し始めてもすぐ挫折する可能性が高いです。

全然“初心者におすすめ”ではない言語が並ぶ。

試しにGoogleで「プログラミング 言語 初心者」と検索してみてください。「初心者におすすめ!」と題したランキングがたくさん出てきます。一つ一つ見ていくとほとんどランキングの中身が共通しているのがわかると思います。下記のような感じ。

  • Python
  • Java
  • PHP
  • Ruby
  • JavaScript
  • Go

初心者にも挫折経験のある人にも言えることとして、いきなりこれらの言語を勉強してもちんぷんかんぷんだと思います。

「プログラミングってやっぱりつまらないなぁ。」
「自分には向いてないかなぁ」

と思うことでしょう。なぜならそれらは開発を行う言語であり、コーティングの基礎であるWeb制作のための言語をスッ飛ばしてしまっているためです。

初心者がプログラミングを始めるなら選ぶべきは...

Pythonなどであれば、いきなり勉強するのは無理ではないかもしれませんが、基本的に開発言語(バックエンド)を学習するにあたってはWeb制作サイド(フロントエンド)の言語を理解しておくことが前提となります。

加えて、フロントエンドを先に勉強するもう一つのメリットとして、単純に楽しいということも言えます。フロントエンドはWebページの目に見えている部分を担当しているので、プログラミングをやっているという実感がわきやすく、自己肯定感が高まりやすいです。まずはフロントエンドの言語でプログラミングのコツをつかんでから開発を勉強するのがおすすめです。

開発言語はなにを軸に選べばよい?

「何がやりたいか?」はもちろん重要ですが、IT業界入りやITエンジニアを目指すのであれば、以下の条件が大切でしょう。

  • 雇用ニーズ。
  • その言語が活躍する分野の将来性。

あとは何よりも、“自分が続けられる”ということも大事なので、それらのバランスを考慮した上でこれから紹介していきます。

「やっぱり選ぶ言語まちがったな。」

とあとから思ったとしても全然問題ないです。IT業界はジョブチェンジがききやすく、学習の環境も整っています。あまり悩まず気軽に選択して、学習に時間を費やしましょう。

プログラミング初心者が本当に最初に学ぶべき言語は?

プログラミング初心者が本当に最初に学ぶべき言語は?
まずはWebの基本です。

【すべての基本】HTML/CSS

Webページの基本中の基本である言語がHTML/CSSです。HTML/CSSが機能しているからこそWebページがあるのです。これをスッ飛ばして他のプログラミング言語を学習しても、深く理解することはできないでしょう。

  • HTML → 人間の言葉をコンピュータに理解できるように置き換える。
  • CSS → 文字やページ全体にデザインを加える。

htmまずHTMLとはコンピュータが文字を理解できるように、タグというものをつけていく作業です。例えば、上の見出しは

HTML/CSS → <h3>HTML/CSS</h3>

というコードになっています。簡単な作業です。そこにCSSで文字の大きさや字体などデザインの要素を足していきます。

HTML/CSSによりWebページの表面が構成されている裏側で開発言語が動いているからこそ、最初にWeb制作のための言語を学んでから開発言語を学ぶことで全体を把握することができるわけです。

【動きを演出する】JavaScript

HTML/CSSによりWebページの構造を理解したら、今度はそこに動きを与えましょう。JavaScriptが使えるといろんなことができるようになります。例えばアルバムなどでいえば選択した写真が拡大されたりするのはJavaScriptによる効果です。

今読んでいただいているこのブログ記事も、ページを読み込むときのフェードイン・フェードアウトがJavaScriptですし、上下の黒い枠の部分が動くのもJavaScriptです。Aboutページでスルスルスライドする部分もJavaScript。

ほんとにいろんなことができるようになります。ただ、初心者にとってはここからほんの少しだけ難易度が上がります。壁にぶつかることも多くなるところですが、その分思い通りにアニメーションが動いたときの感動も大きいです。

【いよいよ開発!最初に選ぶは?】Ruby

Rubyは日本人が開発した言語であるため参考資料も多くとても効率的でわかりやすく作られています。Twitterなどたくさんの有名WebアプリがRubyで開発されており、Webアプリケーションを得意としているのが強みです。

海外では少し人気は下火になってきているようですが、日本ではまだまだ求人も多い人気の言語です。

ただ、AIや機械学習向けではないので将来性としては微妙で、海外で人気が落ちてきている理由の一つともいえるでしょう。プログラミング言語はたくさん種類があるものの、構造は似ているものが多いので、1つできるようになれば2つめ以降はさほど時間もかかりません。あくまでも開発言語の入口としてスピード感をもって身につけて、そのあとに別の言語を学ぶことをおすすめします。

【長く活躍していくなら】Python

Pythonは初心者が始めやすいこと、そして将来性の2つを満たしています。

  • 文法がやさしめでわかりやすい。
  • AI/機械学習やデータサイエンスに使われ、将来性抜群!

将来性の観点から世界的に人気が高まっています。その上、文法もやさしめで、少ないコード量で動作するのでありがたいです。正直PythonであればWeb制作の言語は飛ばしても学習できると思います。それぐらいわかりやすいです。が、トータルで考えたら全部やっておいたほうがいいと思います。

HTML/CSSも開発言語もまとめて学習できる!

オンラインプログラミングスクールTechAcademyのWebアプリケーションコース(Rubyを使用)やJavaコース、WordPressコース(PHPを使用)であれば、基礎であるHTML/CSSもカリキュラムに組まれているので一つ一つを独学するよりも早く学習できておすすめです。僕も実はテックアカデミーを初心者の頃に受講しており、その時のノウハウでこのサイトを運営しています。
» TechAcademy [テックアカデミー]

初心者向けのプログラミング言語学習の流れ。

初心者向けのプログラミング言語学習の流れ。
長続きすることが重要です。

まずは軽く手を動かしてみてください。

おすすめは動画で学習することです。おすすめは動画学習サイトの下記2つ。

動画学習と前置きしましたが、Progateはスライド形式ですすめていく感じです。難易度としてはProgateがほんとに「基本のき」ドットインストールは多少パソコンに慣れている人、といった感じでしょう。

僕は初心者のころ、ドットインストールから始めましたがそこまでむずかしいとは思いませんでした。ただ個人差はあるようで、ドットインストールではついていけない、という人もいるようです。

Progateはかなりやさしめなので、実用性に欠けていると感じる部分もあります。ドットインストールで学んだだけでも簡単なWebページやアプリは作れるかもしれませんが、Progateは厳しいでしょう。まずはProgateで始めてみて、物足りないという人はどんどんドットインストールに切り替えてしまいましょう。

壁にぶつかるのは当たり前、それがプログラミング。

そう、当たり前なのです。壁にぶつかることに慣れましょう。そしてひたすらググりましょう。そしてあまりに答えがでなければスルーして次にすすむ、その繰り返しです。

壁にぶつかる → ググる → 答えがでなければ後回し → 次に進む

大事なことは、一度スルーはするんだけど諦めないことです。そうするとどこかで答えが見つかったりしますし、勉強を深めていってそこに戻ったときにすぐ答えが出たりします。

転職を急ぐ人、スピード感を求める人は...

動画学習でさわってみて続けらそうとわかったら、プログラミングスクールを検討しましょう。今は転職を前提にしたスクールが多いので安心です。学費は普通に6ケタしますが、速攻で取り返せる上に将来が安定するスキルを手に入れられると思ってください。

時間も自由も将来の安定もおまけに年収も手に入るスキルを身につけられるなら迷う必要はないです。現状維持したいなら別ですが。

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