株で必須の強力指標ボリンジャーバンドとは?【無料教材シリーズ⑤】

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こんにちは、投資家・トレーダーの祐です。

「ボリンジャーバンドっていまいちどこを観たらいいかわからないなぁ...」

投資・トレードの【無料教材シリーズ】の第5弾、本当に使えるインジケーター2つ目として、ボリンジャーバンドを解説していきます。第一弾から観ていない人は株のトレードで儲ける最大のコツはこの2つ!【無料教材シリーズ①】をどうぞ。

そして、シリーズをまとめたスイングトレードの有料級のコツを公開【これから始める初心者向け】もぜひご覧ください。

今回は、定番のテクニカルインジケーターの一つであるボリンジャーバンドについての解説です。ボリンジャーバンドはトレンドの把握から売買タイミングの判断まで幅広く使えるので確実に使いこなしたいところ。ぜひ参考にしてください。

この記事は誰におすすめ

  • テクニカルトレードをしたい。
  • どのテクニカル指標を使用したらいいかわからない。
  • ボリンジャーバンドについて詳しく知りたい。

 この記事の内容

先に一つだけ注意点として、インジケーター一つで買いや売りが決まるわけではない点は必ずご留意ください。ボリンジャーバンドだけ勉強すれば利益が出るというわけではありません。

ですが精度を高めることはできます。基本をもとに研究を続けることで、トレードの勝率につなげていってください。

株で勝ちたければ必須のポリンジャーバンドとは?

株で勝ちたければ必須のポリンジャーバンドとは?
基本事項ですができるだけ細かいことはハショります。

直接的にトレードには関係のない計算式などを知りたい人は、他のサイトを参考にしてみてください。

ボリンジャーバンドの基本とは?

ボリンジャーバンドの基本とは?さくっと確認です。

ジョン・ボリンジャーが開発したバンドであるボリンジャーバンドは、移動平均線標準偏差を盛り込み、値動きの幅を示す線を上下に加えた指標です。

という説明が大抵で、「そもそも標準偏差ってなに?」というのがあるあるです。標準偏差はσ(シグマ)という単位で表し、データの散らばり具合(ばらつき)を表す統計学で利用されるものです。

なので簡単に言えばボリンジャーバンドも統計学のようなものであり、株価がバンドの中で推移する確率を使って株価の次の動きを読んでいきます。

  • 株価が±1σの範囲内に収まる確率 → 約68%
  • 株価が±2σの範囲内に収まる確率 → 約95%
  • 株価が±3σの範囲内に収まる確率 → 約99%

この統計学と、バンドが収束・拡散する性質を利用して次の動きを予測し、売買を判断していきます。

株トレードのポリンジャーバンドのコツ。

株トレードのポリンジャーバンドのコツ。
今回は初心者向けに基本の使い方を解説します。

レンジ相場の逆張り。

レンジ相場の逆張り。
逆張りとして世に広がったこともあり、ボリンジャーバンド=逆張りとして利用している人も多いかと思います。

ボリンジャーバンドが横這いもしくは収束に向かっている時は、株価がトレンドを失って持合い気味になっているシグナルです。

その場合は株価がバンド内に収まる性質を利用します。-2σを下値支持線と考えて株価がタッチしたときに買い、+2σを上値抵抗線と考えて株価がタッチしたら利益確定(空売り)します。

トレンド発生の順張り。

トレンド発生の順張り。
逆張りとは対照的な使い方です。

実はボリンジャーバンドで利益を最大化するための使い方は逆張りではなく順張りです。収束しているバンドの±2σをブレイクしトレンド発生とともにバンドが拡散していったときが最大のチャンスです。

トレンド発生中のバンドウォーク。

 トレンド発生中のバンドウォーク。

上昇・下降問わずトレンドが発生している時、株価が±2σと中心線(25日移動平均線)、もしくは+2σと±1σの間を行ったり来たりしながら切り上げていくのをバンドウォークといいます。トレンド発生からの2回目、3回目の追随するときのポイントにしやすいので、トレンドが出始めたら意識しておくと良いでしょう。

他のテクニカルと組み合わせるとより強力。

冒頭でもお話したとおり、ボリンジャーバンドだけで売買を判断するのはとても危険です。テクニカル指標はそれ一つだけで判断するものではなく、必ず他のテクニカル指標やトレンド理論と組み合わせていくことで、精度が高まっていきます。いろいろ自分なりに組み合わせて法則を見つけてみてください。

チャートツールは重要です。

チャートツールは重要です。
テクニカル指標を使いこなすには使いやすいチャートツールが必要です。

ストレスが少なく、カスタマイズのしやすいもので選ぶといいでしょう。よかったら有料級!株のツールやソフト、画面構成も公開【無料教材シリーズ②】も参考にしてみてください。

テクニカル指標は理解すればするほど、おもしろいぐらい手に取るように株価の動きが読めるようになります。遊び感覚で楽しんで探求していくことが成長の最短ルートとなるので、ぜひいろいろ設定してみてください。

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