株の情報収集すると初心者が陥りがちなリスクとは?【大損回避せよ】

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「株の情報収集は投資の基本!どうやって集めていこうかな?おすすめの本やサイトは?」

投資を始める基本事項として情報収集をすると思います。でも実はその情報、使い方を少し間違えただけで大損してしまう可能性があることを把握しておいてください。

 この記事の内容

  • 株の情報収集すると初心者が陥りがちなリスクとは?
  • 収集した株の情報と取引は切り離して考える。
  • 情報の収集は大事。未来のニーズを自分なりに探す。

投資・トレードするなら結果にも影響するような内容なのでぜひご覧ください。

株の情報収集すると初心者が陥りがちなリスクとは?

株の情報収集すると初心者が陥りがちなリスクとは?
一生懸命のつもりが裏目にでることもあります。

頑張って投資情報を収集するために、隙間時間を縫ってはコツコツと毎日ニュースを観る人も多いかと思います。ですが、ニュースで集めた情報は使い方を一歩間違えると思いもよらない損をくらってしまうこともあります。

その例を解説します。

  • ニュースで判断して買う。 →
  • 決算発表で判断して買う。 →

ニュースで判断して買う。

 株で損する人の原因の多くがこれにあたります。

新聞の特集記事やテレビ・ワイドショーを観て「これは買いだ!」と飛びついてしまいます。ですがその頃にはその銘柄はピークにあり、買ったあとに鍵って下落していきがちです。

なぜかというと、我々一般の人が読むテレビや雑誌、新聞のニュースは情報が表に出てから後追いで作られているに過ぎないのです。それらを観てさらに後追いのユーザーが行動したところで、もっと遅くなるのは目に見えています。

プロの機関投資家は業務上、当然のことながら最速で情報を取得し、ポジションを仕込んでいると考えると、わたしたちがだいぶ遅れてから株を買ってもうまくいかないのは容易に想像できます。

決算発表で判断して買う。

ニュースと同様の話ではありますが、企業の決算発表に関してはより複雑さが増します。

決算発表は事前に予測が出ることが普通です。でも、その予測を観て判断しての売買はかなりリスクが高まるので控えましょう。

なぜなら企業業績と実際の株価の動きが連動しないことが多く発生するからです。業績は良くても期待外れで株価が空をつけて下げたり、もしくはその逆もあります。

かなりギャンブル性の高い狙いになってしまうのですが、投資とギャンブルは全く別物なので取引はできるだけ回避しましょう。

僕は決算発表時期になると、投資対象となる銘柄のポジションをとる前に必ず決算発表日をチェックし、決算発表日前には買わない、保持しているものは手仕舞い、など注意しながらのぞんでいます。

収集した株の情報と取引は切り離して考える。

収集した株の情報と取引は切り離して考える。
間違った使い方をしないための対策です。

  • ニュースを遮断する。
  • 売買するかどうかはチャートで判断する。
  • チャートで判断できると先に行動ができる

ニュースを遮断する。

意外かもしれませんが、投資の勉強をするにあたり使える技です。しっかり理論を勉強するにあたり、個別銘柄の情報などは不要です。

 ムダを排除して本当に必要なものだけに集中しましょう。

実際のところ、投資スタイルにもよりますが個別銘柄の情報がなくても利益を得ることは可能です。僕の場合も取引の際にわざわざ個別のニュースを観ることはありません。

「じゃあどうやって買いや売りを判断しているの?」という疑問にこれからお応えします。

売買するかどうかはチャートで判断する。

今が上昇トレンドか下降トレンドか、今日買いなのか売りなのか、買ったら利確と損切りはいくらなのか、全てチャートで判断していきます。

 チャートが全てです。

全てチャートで判断ができるため、例えニュースで特集していた銘柄が気になったとしても、銘柄の価格の情報を落ち着いて得ることができ、高値掴みなどせず済みます。

ということは、チャートさえ正しく観る知識があれば個別のニュースを観なくても済むのが理解できるはず。ニュースはすでにチャート上の価格の推移で折り込まれているのです。

チャートで判断できると先に行動ができる。

トレンドが上昇中なのか下降中なのか、割安なのか割高なのかが判断できるため先に行動することができます。

すると上述のような、決算発表などの良いニュースと逆行して下降する、といったことも納得できます。

 マーケット市場は常に先にさきに予測して折り込んでいくものです。

そしてそれはチャートに表現されていきます。実際にニュースに出るタイミングが“材料出尽くし”としてトレンドの終わりとなるわけです。

情報の収集は大事。未来のニーズを自分なりに探す。

情報の収集は大事。未来のニーズを自分なりに探す。
情報の収集をすること自体はとても良いことです。

マーケット市場や世界経済ニュースを把握しておけば、投資情報に限らず今後のビジネスチャンスも掴めるかもしれません。

  • 投資の基本は何で学ぶ?
  • やっぱり本は読むべき。
  • 指標を観るのに使っているサイトを紹介。

投資の基本は何で学ぶ?

僕が最初のころにやっていた1つとして、日中に東京マーケットワイドを流しっぱなしにしていました。金融の一般的な知識はもちろん、株のみならずFXや新興国の情報まで網羅されていてとても勉強になります。

注意点は上述どおり、株価の動きに関しての情報は鵜呑みにしないことです。

僕も実際の経験であるのが、「明日は下げると思うけどなぁ。」といいながらもアナリストたちが「今日のNYは上げる。」というので従ってみたところ、取り逃してしまったことがあります。

テレビや新聞は基礎的な教養を身につける程度にとどめてください。

やっぱり本は読むべき。

将来的にどの業種にチャンスがありそうか、ビジネスになりそうかを見据えるには読書はやっぱり必要です。

ただ、本はお金がかかるのでどうやって選ぶかが大事です。本屋に行くのももちろんですが、僕はフライヤーで自分に合う本かどうか確認してから買うようにしています。要約が読めるのはとても便利なのでおすすめです。

「投資や経済関連ならやっぱり日経でしょ!」という人には日経ビジネスの定期購読がお得だと思います。新聞とるのも面倒って人には特に。僕は新聞とってませんがトレードは黒字です。。

情報や指標を観るのに使っているサイトを紹介。

僕が毎日観ているのは2つだけ。

いつも参考にさせてもらってます。

まとめ:情報収集は大事、使い方は注意!

まとめ:情報収集は大事、使い方は注意!
必要なもの、いらないもの、仕分けしていきましょう。

物事を選択する判断を間違わないように情報の断捨離が必要です。

  • 一般的な教養や将来のニーズを探るために情報を収集する。
  • ニュースと投資・トレードは切り離して考える。
  • 投資・トレードの情報はチャートに描かれている。

判断を間違って命取りにならないような情報収集をしていきましょう。

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