起業の準備はできているか?【自分に関係ないと言ってられない理由】

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「起業?自分には関係ないな。準備もなにも考えたことすらない。会社員でいるほうが楽だよ。」

という考え方の人、かなり危険です。なぜならそんなメンタルの人ほど会社にいれなくなる時代が日本もようやくやってくるからです。これからの未来はミレニアル世代Z世代が作っていくわけですから、上の世代の古い働き方をぶち壊して人生の成功を勝ち取りましょう。

 この記事の内容

  • 起業の準備をしておかなければいけない理由。
  • 起業するにもスキルに自信がない人は今日から準備。
  • 起業は副業で準備していこう。

起業=リスクと思っている人がほとんどだと思もいます。が、むしろ会社勤めでいることがリスクとなる時代がそこまで来ています。

僕も個人で活動していますが、どの分野であろうと一度でも個人レベルでのビジネスのコツをつかむと何もこわいものはありません。ぜひこの記事を読むことで、今日から動き出すきっかけになっていただけたら嬉しいです。

起業の準備をしておかなければいけない理由。

起業の準備をしておかなければいけない理由。
時代は刻々と変わっています。

世界に目を向けることも大事ですが、まずは日本国内のことをよく把握し、取るべき行動を考えていきましょう。

慢性的に課題の所得水準。

World Data.infoのデータを元にした世界ランキングにおいて、日本の所得水準は20位圏外という残念な結果が出ています。給料が上がらない、物価も上がらない、GDPは下がる一方です。安倍政権になって上昇したのは株価だけ、というのは明白ですね。

勤めている会社が大幅に給料を上げてくれるのを待っても、そんな可能性は皆無です。自分で動き出すのが賢明な判断です。

国内企業の平均寿命を知っていますか?

東京商工リサーチの調査にると、2018年に倒産した日本企業の平均寿命24年という数値が出ています。ということは単純計算、20代で入社すると40代になるころには倒産するリスクが出てくるわけです。

人生100年時代、定年は70歳、余裕のある老後を送りたければ70歳~も働かなければいけないことを考えたら、最低1回の転職必須になるわけです。一つのターニングポイントとなりえる40代に向けて、「もっと勉強しておけばよかった...」とならないよう、何をどう準備していくかが鍵を握ってくることは間違いありません。

無能上司を排除する黒字リストラ時代。

リストラといえば通常は業績悪化によるものを思い浮かべがちですが、近年は業績が好調であるにもかかわらずリストラに踏み切る黒字リストラをする企業が増えてきており、その対象年齢も45歳まで下げてきているという現状があります。

みなさんの会社にもいませんか?何もしていないのに管理職のイスに座って文句だけ言う高給取りの上司が。日本企業が世界に置いて行かれている要因の一つである年功序列システムにより、宝くじを当てたかのように管理職になれてしまった人たちです。

黒字リストラにより、ようやく日本も会社に貢献しないコスパの悪い人たちを排除する風潮がでてきたわけです。世界に通用する日本企業がもう何十年も新しく誕生しないのはこの人たちが原因でもあります。

採用は本来、自分より優秀な人たちを集めるべきなのですが、そんなことをしてしまうと自分のポストが危うくなってしまうので優秀過ぎる人材をあえて採用しなくなります。そうして企業の力はどんどん衰えていくのです。

欧米ではまず一流企業は育成の手間がかかる新卒など採用せず、しかりスキルを持った即戦力となる中途しか採用しないのが普通ですし、どこの大学出身かということよりどれだけいい成績を取ってきたかを重視します。大学に入ってしまえばあとは勉強しない、という人は思いっきり黒字リストラの対象でしょう。

起業するにもスキルに自信がない人は今日から準備。

起業するにもスキルに自信がない人は今日から準備。
「自分には起業するほどのスキルがあるかどうか...」

不安な人もいるかと思います。

まずはしっかり自分を棚卸。

現時点においての自分のキャリアや自分が持っているスキルをすべて把握しておきましょう。これまでの仕事で得た経験はもちろん、趣味で得たスキルもビジネスに活かせるようであれば含めるべきです。

転職エージェントに相談してニーズを探ろう。

ここが何気にめちゃくちゃ重要です。自分のキャリアやスキルの棚卸ができたら、一度転職エージェントに相談してみてください。キャリアに自信がある人であればハイクラスがさらにおすすめです。

なぜ重要かというと、自分の思っていた自分のスキル業界のニーズマッチしているかどうか、ギャップはないかどうかを確認できるためです。

例えば僕の知り合いで、海外でもバリバリ活躍している一流商社マンであるにも関わらず自信満々にハイクラス転職エージェントに行ってみたところ、「特にスキルがないので紹介できる仕事がありません。」と打ち砕かれて帰ってきた人がいます。商社は高給与で人気がある分、デメリットとして特有のスキルが身につかないという点がもろに浮き彫りになったわけです。

こんな感じで、自分に対する世間のニーズ・市場価値がわかり、そもそもあると思っていたスキルがなかった、というのに気づくことができれば対処ができます。

僕も少しの期間ではありますが大手転職エージェントに勤めていたことがあるのでわかりますが、優秀な人世間のニーズに合わせるべく勉強を止めない人が多いです。

例えば大学を卒業したあとの延長ではなく、就業経験を積んだ後に大学院に入学してMBAを取得したりする人です。自分に足りないものを把握して補うことが次につながっていくということをわかっています。

こういう人は当然黒字リストラなどにはあいませんし、むしろさっさと退職して起業するべきだと僕は思います。

起業は副業で準備していこう。

起業は副業で準備していこう。
リストラにあってからでは遅いです。会社に勤めている内に積極的に根回ししておきましょう。

SNSはしっかり使いましょう。

SNSは企業よりも個人のほうが強く成果も出やすいです。営業で生きてきてとりあえず他にこれといったスキルが思い当たらないという人も、SNSでつながりを作っておけばビジネスにつがげられる可能性は広がります。

また、自分の仕事の経験の情報発信の場などにすればビジネスの輪が広がる他、貯まってきたら有料noteにしたりパッケージングして商品化も可能です。SNSはうまく利用すれば可能性は無限大なのでしっかり活用していきましょう。

クラウドソーシングサイトでニーズを探る。

クラウドソーシングサイトもニーズを探るという使い方としてはおもしろいでしょう。受注者側発注者側の両サイドから観れると、今何が求められているのか、収入に直結できるものはなんなのかがはっきりします。純粋にできそうな案件を受注すれば副収入にもつながります。すこしずつ収入を増やしていきましょう。

その他、副業についてまとめた記事副業で収入を得る方法を厳選&得た利益で好循環を生み出す方法まとめもぜひご覧ください。

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