FXのロスカットで大損したくないなら【勉強せずに勝てると思うな】
「FXのロスカットで大損ってよく聴くけど、どうして？私なら勝てそうだけどなぁ。家でパソコン触ってるだけで大儲けできたらいいよね？」
↑こんな意見を観てあなたはどう感じましたか？
「私も同感！」もしくは「そうなんだよな、なぜか思っちゃうんだよな．．．」
おそらく前者の人はFXが未経験、後者の人は経験者と思われます。もちろんパソコン触ってるだけで億単位が稼げたら理想ですね。
大抵の人が同じ夢を観て挑んだ末、退場していきます。なぜなら前提からしていろんな間違いがあるからです。
この記事の内容
- FXのロスカットで大損したくないなら。
- FXで大損する強制ロスカット。
- FXで強制ロスカットや大損しないための基本まとめ。
かくゆう、僕も株のデイトレで大損した経験があります。そのあと無事に黒字化できたので、両方の立場に立って考えていきます。
FXのロスカットで大損したくないなら。
冷静に地に足をつけて考えてみましょう。
- プロがいることを認識しよう。
- もちろん勉強が必要です。
- 最初から勝てると思わないこと。
プロがいることを認識しよう。
「自分なら勝てる気がするんだよね。」
ってなぜだか多くの人が思ってます。はっきり言います。大間違いです。
いきなりガッカリなお話になってしまいましたが、別にやる気を削ぎたいわけでも“FXなんてやめておけ！”って言いたいわけでもありません。
僕は“ 根拠のない自信”はどちらかといえば肯定派ですが、投資・トレードの世界においては違います。根拠のない自信などリスク以外のなにものでもありません。
プロの機関投資家や海外のヘッジファンド勢がいる中で、まったく未経験の素人が勝てるわけないんです。
経験0のスポーツでプロの選手に勝てると思いますか？将棋をやったことがなくてプロ棋士に勝てると思いますか？同じことなんです。
まずは“プロの中に入っていくんだ”という認識を持ちましょう。
もちろん勉強が必要です。
プロの中に入っていくことを認識できたら、勉強が必要なのはわかりますね。
たかだか本数冊読んだだけでは厳しいと思います。セミナーの受講も検討してください。僕は株のデイトレに本数冊でチャレンジして大損した後にセミナーを受講し、最初の大損の分がもったいなかったな、と痛感しました。
正直稼げるようになると、理論はそんなに難しくないことがわかります。なのに大損している人が多くいるのは、そのほとんどが今回お話しているような基本中の基本をできていないからです。
素人と稼いでるトレーダーはまったくと言っていいほど取引一つとっても差が出ます。自力で経験だけで稼げるんだったらこんなにも大損してる人は出てこないはず。
素人のままでいたいか、稼げるトレーダーになりたいかはあなたの行動次第です。
最初から勝てると思わないこと。
最初は絶対に損が出ます。メンタルを安定させるためにもそう思っておいてください。
トレーダーの世界は、負け＝お金が減ることを意味しています。負けてお金が減ることにも慣れてください。
要するにそれが損切り。
損切りの練習とともに、お金が減る練習をしてください。
負けてお金が減ることに慣れないと心に余裕がなくなることから、正常な取引ができなくなります。損切りラインでロスカットしなかったり、利益を伸ばせるところで利確してしまったりします。
バリバリ稼いでいるトレーダーでも100％勝てる人はいません。負けても損失を最小限に抑えることができるから利益が出るのです。
絶対勝たなきゃいけない → ロスカットしない → 大損
当然安定的に利益を出すことはできません。
FXで大損する強制ロスカット。
含み損が限界に達したと判断されたときに発動する強制ロスカットの話。
通常であればそうそう起きないはずなんですが．．．やはり基本さえ学んでない人が多いのが現状です。
レバレッジかけ過ぎ問題。
株の場合は約3.3倍までですが、FXの場合は国内のFX会社でも25倍、海外になると数百～数千倍のレバレッジをかけることもできます。初心者のうちからパツパツに枠を使うのは危険すぎるのでやめましょう。
資産管理は立派な戦略の一つです。
まずは少ない額で利益を出せるようになりましょう。リスクオンでいくのは慣れてからじっくりでいいんです。
あなたは大儲けor大損の1発ギャンブルにかけたいのですか？それとも安定的に利益の出せるトレーダーになりたいのでしょうか？
冷静になってみれば気づくはずです。
証拠金維持率下回るって相当な○○
強制ロスカットを執行される、っていうのはかなり取引に問題あり、というかはっきり言ってド下手です。
もう一度思い出してみましょう。プロのトレーダーの中に入っていくんです。プロでも勝率100％なんて存在しない世界なんです。利益を出すためには損益を最小化する損切りが基本なんです。
強制ロスカットになるまで損切りしないなんて通常あってはならないということがおわかりいただけますでしょうか？
強制ロスカット手前でたまたま値が戻り、救われたとしましょう。そうするとまた同じことが起きたときに同じく損切りできないんです。神頼みでは勝てないのが相場だと思ってトレードしてください。
FXで強制ロスカットや大損しないための基本まとめ。
冒頭でも言いましたが、FXをやるなと言いたいわけではないです。
悲惨な想いをするかしないかは、ほんとに基本的な部分を知っているのか知らないのかの違いなんです。
- 損切りは習慣化。
- まずは株から入るほうがおすすめ。
- チャートを勉強したらニュースは遮断。
- 頭でわかっていても行動できないときは？
損切りは習慣化。
当たり前になるまで練習してください。ポジションをとる前に金額を決め、ポジション購入後にすぐに損切りの注文をいれてください。
損切りせずに保持を続けてたまたま戻ってくると癖になってしまいます。とにかく損切りを絶対にすることが超重要です。
僕の場合は株ですが、ポジションをとったらすぐに損切りの逆指値注文を入れておきます。一度決めたらあとは考えません。黙々と入力しています。
まずは株から入るほうがおすすめ。
トレーダーになりたければ、まずは株でチャートを勉強したほうがいいです。株でチャート理論を勉強したら、FXや仮想通貨でも使えます。
株の場合もドル円チャートは当然意識するため、自然と為替の知識もつきます。株から入って金融全体の知識をつけると成長は早いでしょうね。
チャートを勉強したらニュースは遮断。
チャートを勉強したら次は、あえてニュースを遮断してください。
ニュースが一般の人に届くにはタイミングが遅めなのと、そもそもそのニュースが好材料か、悪材料かの判断は素人レベルでは判断が難しいです。だからこそチャートで読み解けるようになりましょう。
ニュースと取引をわけて扱えるよう目指すといいです。
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頭でわかっていても行動できないときは？
そんなことってあるの？と思うかもしれませんが、あります。損切りはまさに。
頭では損切りしなきゃと思っていても実際はできなかったり。なぜそんなことが起きるかというと、心に余裕がないからです。
メンタルが安定していないからこそ思ったような行動ができず、利益が伸びる前に利確してしまい、損切りできずに大損してしまうんです。
メンタルを安定させるためのコツを厳選して紹介。
- レバレッジに頼らない。
- 自動売買に任せる。
金銭的な余裕のなさはメンタルの不安定さに直結します。少額からスタートするこや元金を増やすことを意識してみましょう。
相場を観ていると変にポジションを触ってしまうという人も多いかと思います。その場合は、利確や損切りの注文を入れておいてあえて相場を観ない、というのも手段の一つです。案外やっている人は多いと思います。僕もその一人です。
自分なりにメンタルが安定する方法・ポイントを探ってみてください。
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