株で大損した人が同じ間違いを繰り返さないために。【なにが必要?】

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こんにちは、投資家・トレーダーの祐です。

株で大損してしまった...これからどうしよう...

という人。その気持ち、痛いほどわかります。なにかにすがりたい、でもどの知識を頼ったらいいのかもわからない。ある程度の損益を経験したことのある人なら、こんな気持ちになったことあると思います。

スイングトレードやデイトレは、簡単そうなイメージを持たれますが、実際に利益をあげることができているのはほんの一部の人だけです。

では一体なぜそんな残念な結果になってしまったのか?損を減らす方法をわかっていたはずなのに、どうして止めることができなかったのか?原因を解明して、「この大損は意味があった!」「経験できてよかった!」と思えるよう、クリアにしていきましょう。

この記事は誰におすすめ

  • 株で大損したことのある人。
  • 大損した原因をクリアにしたい人。
  • 赤字→黒字化を目指したい人。

私自身、大損 → 黒字化の経験をしているので、つらい気持ちもわかりますし、大損したあとからでも投資・トレードで豊かな生活を送れることもわかっています。

大損 ⇒ 高額セミナー受講 ⇒ 大損 ⇒ 黒字転換

ジム・ロジャーズ氏もかつて破産を経験してますし、バフェット氏やリバモア氏も失敗を経験しています。諦めずに正しい知識を学び続けることが重要です。

 この記事を読むとどうなる? 

  • 株で大損した人の原因がわかる。
  • 損切りの重要性がわかる。
  • 知識だけでは解決できないことがわかる。

株で大損した人の原因を整理する。

株で大損した人の原因を整理する。
原因を追及しなければ根本解決はできません。スイングトレードやデイトレは、PDCAを回して改善をしてて改善していく点がビジネスと似ています。

株で大損したのは損切りできなかったから。

損切りができずに大損してしまったという人は多いかと思います。株を買ったはいいが下落し続けてしまい、頭では損切りしなきゃと思っていたのに損切りできずにいて、どん底まで落ちてしまったわけです。

 そう、「頭ではわかっていた!」

「損切りについて知らなかった!」というのであればただの勉強不足。ですが、大抵の人は「損切りは大事!」ということをわかっていたにも関わらず、行動にうつせなかったに過ぎないのです。

私自身、初心者のころに初めて読んだ本、デイトレードではとにかく損切りの重要性についてしつこいぐらい書かれているという内容でした。初めのうちは損切りを実行できていましたが、負けが続くとだんだんできなくなっていってしまうのです。

では、頭ではわかっているのに行動できない、その原因はなんでしょうか?

損切りを実行できない原因は?

 感情が邪魔している。

一つには感情が邪魔しているということが言えます。これが大きな原因といえるでしょう。感情というのは投資・トレードの世界においてもビジネスの世界においてもとても厄介なものです。一時の感情に流されて、冷静な判断力を失ってしまうからです。

特に流されやすいのが、目の前の短期的な利益や欲求に負けてしまった時などです。損切りはその瞬間に自分が損してしまう行為なので、目の前の「損したくない!」という欲求に負けてしまっているわけです。

「感情に左右されたほうが負けてしまう」という点では、トレードはスポーツとほんとによく似ていると思います。冷静に最後まで試合運びができたほうが勝つ、というのが共通しています。

トレードによる損切りはある種、バスケットボールやバレーボールによる失点と似ているかもしれません。ディフェンスをやるだけやった上で、一回いっかいの失点にいちいちクヨクヨしたりせず、次の行動に備えます。もちろん、失点の原因については分析・改善を繰り返していったりしますね。

トレードも同様で、損切りの瞬間は感情を解放して無心になり、損切りとなってしまった原因はしっかり追及・改善していくことが必要です。

 「重要だ」としか思っていない。

もう一つの原因として言えるのが、”本当の意味で重要だと思っていない。”ということです。

「損切りは重要だ」という表面だけ知識として持ってしまったばっかりに、なぜ重要なのかを理解しておらず、損切りしなかった場合にどうなってしまうのかをイメージできていないのです。逆に言えば、損切りすることでどんなメリットがあるのかも理解できていない状態といえます。

損切りしないことにより買った株が下落し続ければ損は膨らむ一方ですし、その期間ずっと資金は拘束されてしまいなにもできなくなってしまいます。資金を回し続けることがトレードの強みでもあることから、損切りをしないことはトレードの強みを打ち消してしまっているとも言えます。

そもそも損切りとは、自分の想定より相場が反対に動いてしまった状態で執行されるものなので、一度設定した損切りをしないという行為は愚かであることを認識すべきです。そして、損切りは損を最小限に抑えつつ次の行動の資金に回すわけですから、”損切りの実行 = 勝ち”と思ってもいいぐらいです。

「よっしゃ!損切りした!」と思えるような損切りを目指してください。

株で大損した人が学ぶべきこと。

株で大損した人が学ぶべきこと。
原因がわかっていれば取り払うための行動や努力をしていくだけです。

感情をコントロールする。

すでに解説しているとおり、トレードで利益をあげ続けるには感情をコントロールすることは確実に必要です。そのためには、瞑想や運動、体調管理をしっかりと行ってください。

中でも瞑想は効果的です。不安や不満を解放して、自分を第三者目線で俯瞰して観れるようになれば、トレードでも成果は上がってきます。

どれだけ高額セミナーでプロのノウハウを学んでも、感情をコントロールできなければそのノウハウを使いこなすことはできません。本やセミナーで学んでも勝てずに、その本やセミナーのせいにする人もいます。

が、要するに、感情をコントロールできていないからこそノウハウを使いこなせていないわけですし、感情をコントロールできていないからこそ、周りの責任におしつけてしまっています。

自分の感情について深く知るだけで、トレードの成績は大きく変化するはずです。

逆指値注文を入れておく。

どれだけ感情をコントロールしても、やはり自分自身で損益を確定するのは大変な作業です。であれば、そこはもうコンピューターに頼ってしまいましょう。逆指値注文を入れておけば勝手に損切りしてくれます。

大事なのは、注文が執行されてしまった時にやはり感情をぶれさせないことです。感情に関しては徹底してください。逆指値注文でさえも動かすようになってしまっては元も子もありません。

株を買う 逆指値注文を入れる 適度に忘れる

ぐらいでちょうどいいぐらいです。逆指値注文はどんどん利用してください。

無理な資金繰りをしない。

もう一つ感情をブレさせてしまう大きな原因となるのが、無理な資金繰りです。

 無理をしている資金作り。

  • レバレッジのかけ過ぎ。
  • 元手資金が小さい。
  • 生活費を使っている。

 レバレッジのかけ過ぎ。

当然ながら利益が大きい分、損益も大きくなります。自分の感情の器で耐えることのできない大きさの損益を抱えるほどのレバレッジをかけてしまっている人が大勢いるのが現実です。レバレッジのかけ過ぎで損益が大きくなってしまうことが、結果的に感情をブレさせてしまっているわけです。

 元手資金が小さい。

レバレッジのかけ過ぎの要因でもある話として、元手資金が小さすぎるのも感情がブレてしまう原因の一つです。30万円で3万円失うのと、100万円で3万円失うのは違いますし、1,000万円で失うのとではもっと違います。

資金量が違えば、リスクの取り方や全体戦略そのものも変わってくるので、投資以外の部分で元本を増やす努力をし続けるのが理想です。

 生活費を使っている。

投資・トレードの資金作りでもっともやってわいけないのが、生活費をつぎこんでしまうことです。「1円たりとも失うことができない。」というプレッシャーの中で感情をコントロールすることなど、不可能に近いでしょう。

”投資・トレードは生活に関係ない余剰資金でやるもの”というのは、単純になくなったら困る、という理由だけではありません。生活費のかかった状況の中では、感情のコントロールができず正しい判断ができなくなる、というもう一つの理由があるのです。

まとめ:トレードもビジネスも”感情”が大事。

まとめ:トレードもビジネスも”感情”が大事。
感情をコントロールできれば、トレード生活はもちろん、人生の全てがかわります。大げさではない話です。ただ、ここまで読んでいただいてもなお、

「そりゃ言ってることはわかるけどねぇ。」

といって生活になにも変化を加えていかない人は、頭ではなく感情で動いてる可能性が高いです。

変化がめんどう = 良い未来が待ってる

と思って行動できれば、それは感情を切り離している証拠です。

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