投資にマイナーな種類の商品を選んではいけない理由3つ【何を選ぶ?】
Stock, 株式投資,トレードのコツ, 基本,手法, 損失,リスク対策
こんにちは、投資家・トレーダー・フリーランスエンジニアの祐です。
投資をするなら自分だけが儲けられるマイナーな種類の商品がいいなぁ。
そんな穴場的な投資商品ないかな?
とついつい考えている投資初心者の人もいらっしゃると思います。「みんなとは違うことでなにかできないかな?」と思う気持ちとてもよくわかります。
ですが投資の世界においては、それはめちゃくちゃ危険な考え方をしています。その主な理由を3つ解説します。
この記事は誰におすすめ?
- これから投資をはじめる人。
- マイナーな投資商品を探している人。
- よくわからない投資商品をすすめられて悩んでいる人。
この記事の内容
- 投資にマイナーな種類の商品を選んではいけない理由3つ。
- マイナーはやめてメジャーな種類に投資する時のポイント。
投資にマイナーな種類の商品を選んではいけない理由3つ。
投資はお金が流入していることが何よりも大事。
投資は買い手・売り手がそれぞれ存在していることが前提条件であり、大きなお金が流入していくからこそ価値が上がっていきます。どこに大きなお金が流れているか、これからお金が入っていきそうかを読み取っていくことで、将来的に市場が拡大し結果的に投資家に還元されるのが投資です。
マイナーな商品は市場が小さいことから将来性を見込んで投資するわけなので、現状お金が流れていない → これからお金が流入していく可能性を慎重に吟味してから投資判断をくだす必要があることを認識しておいてください。
大事なことは、この投資の本質を絶対に見失わないことにあります。
出来高がうすい銘柄・商品は一瞬でオワリます。
お金が流入しておらず取引が少ない商品や銘柄は、価値や価格が上がりにくいだけではなく、一番の問題は下がったときにあります。
買い手が少ないということは、「価格が下がって損切りしたい」「手放したい。」と考えても売る相手がいないわけですから、そのまま価値が下がり続けて大損してしまう可能性もあります。
上昇率ランキングに入っていた銘柄ではあるのですが、買い手が全然いないのが観てとれます。388円の支持帯を抜けてしまうと、どこまで下がるのか不明です。370円で損切りの逆指値を設定しておいたところで執行されることはありません。
マイナー投資商品に手を出して損切りが執行されずに大損してしまったことを、商品を取り扱っている会社のせいにするトレーダーがYouTubeなどで出てきますが、結局のところ本質を見失い商品選びや手法に問題があるだけなのです。
詐欺に引っかかるリスクにも注意。
近年問題になっているのが投資詐欺、とくにバイナリーオプションの詐欺はよく見かけます。マイナーであったり話を聴いてもよく理解できないようなものに投資をしても、うまくいかないだけでなく損をしても誰も責任をとってくれません。痛い目を観るのは自分自身です。
投資の神様であるウォーレン・バフェットの哲学の一つに「自分が理解できないものには投資はしない。」というものがあります。投資判断をくだすのも自分、責任をとるのも自分なわけですから、自分の詳しい分野だけに投資する、もしくは投資をする前にその対象の分野についてめちゃくちゃ詳しくなっておくというのが大切です。
マイナーはやめてメジャーな種類に投資する時のポイント。
出来高が高いものを選ぶ。
出来高が少ないことによるリスクはご理解いただけたかと思います。では、どれぐらいの出来高があればじゅうぶんなのか、適正な水準についての話です。
もちろん出来高も各々のやりやすさに合わせればいいのですが、初心者であればわからないのが普通です。例えば株でいうと理想は100万株/日、少なくとも30~50万株ぐらいが目安になり、その上で板を観てみて判断してみてください。
出来高がしっかりとあり、板もこれぐらい厚みがあるものが理想です。国内株に限らず、海外株や債券、為替や仮想通貨でも本質は同じなので、商品選びのときに参考にしてみてください。
グロース株はリスクを理解する。
マイナーな投資でいうと、株であればキャピタルゲインを目的としたグロース株投資があります。グロース株投資での銘柄選びのポイントは、その銘柄の業種・業界の将来性を見据えた上で、その企業の財務状況を研究することです。
根拠があってのことなので決して“マイナー = 投資対象”というわけではない点や、業績が少し傾いただけでもすぐに株価が急変することにも注意しておきましょう。先取りしすぎてもダメですし、遅いと高値掴みで損をしてしまう。グロース株は情報収集力がめちゃくちゃ肝になります。
プロがいる相場、いない相場を区別する。
大きなお金が流入しているかどうかを考える上で大事なのが、売買の中心がプロの機関投資家やヘッジファウンドなのかどうかをわかった上で投資をすることです。
プロの投資家は理論に基づいて取引するため、株価が一定の決まった動きをするのに対し、個人投資家が中心の市場は予測不能の動き(株価の高騰・暴騰など)をしやすいです。例えば東証一部とマザーズ市場を比べるとわかりやすいです。マザーズの人気銘柄は、東証一部にはない暴騰をする銘柄が多いのが特徴です。
それぞれでポジションの保持の仕方がだいぶ変わってくることから、プロが中心の相場なのかそれとも個人投資家が中心の相場なのかを把握しておくとよいでしょう。
まとめ:聖杯探しは無駄です。
相場の世界には絶対に儲けることができるという聖杯は存在しません。ですのでまずは、自分だけが儲かるものや方法を探す行為をやめるべきです。そんなことに時間を使うよりも、正しい勉強をして行動、そして振り返ってデータをとる、このサイクルを繰り返して改善していきましょう。それしかないです。
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