マネックス証券「銘柄スカウター」おすすめの使い方は?

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こんにちは、投資家・トレーダー・フリーランスエンジニアの祐です。

米国株投資におすすめの証券会社どこかなぁ?

米国株投資におすすめの証券会社といわれているのが3社楽天証券SBI証券、そして今回紹介するマネックス証券です。マネックス証券は2021年10月時点で4,300銘柄以上の米国株の取扱いがあり業界トップクラス。かつ、取引手数料を安くするキャンペーンも積極的に行っています。
マネックス証券

今回はそんなマネックス証券の最強武器の一つである、銘柄スカウター米国株を紹介します。(銘柄スカウターは、米国株の他に中国株もあります。)

実際の画像もまじえつつ、絶対に使うべき機能や、不足している部分を他のツールでどうやって補っていくかなど、コツをまるっと解説していきます。

この記事は誰におすすめ

  • 米国株投資に興味がある人。
  • 米国株を取引できる証券会社を探している人。
  • 米国株を検索できるツールを探している人。

 この記事の内容

※この記事はプロモーションを含みます。

マネックス証券「銘柄スカウター」おすすめの使い方は?

マネックス証券「銘柄スカウター」おすすめの使い方は?
まずは特徴、そして自分の理想の銘柄までたどり着けるための最短ルートを紹介します。銘柄スカウターのカテゴリーは6つ。

銘柄スカウターのカテゴリーは6つ。

  • 銘柄比較
  • 決算スケジュール
  • ニュース
  • ランキング
  • 10年スクリーニング
  • コーポレートアクション

銘柄比較

銘柄比較
銘柄比較は、指定した銘柄をサクッと比較するための機能です。コードを直接入力できるほか、右上の「お気に入り銘柄から選択」を使えば、簡単に銘柄を引っ張ってくることもできます。

決算スケジュール

決算スケジュール
お気に入りの銘柄があったら、しっかりとその銘柄の決算スケジュールを把握しておきましょう。

ニュース

ニュース
全体のニュースはもちろんですが、お気に入りの銘柄にしぼることも可能です。銘柄を指定してしぼることはどこの証券会社でもできることが多いですが、お気に入りに登録しているものをまとめてしぼれるのは、なかなかめずらしいですね。

ランキング

ランキング
気になる銘柄をランキングから拾ってくることができます。が、ランキングだけなら他の証券会社のツールでも観れるので、ここは正直あまり使うことはないかなぁという印象です。

10年スクリーニング

10年スクリーニング
銘柄をスクリーニングするためのメイン機能といえるのが「10年スクリーニング」です。過去10年のデータを抽出・表示できるので、高配当や成長が長期にわたって安定している銘柄を見つけ出すことができます。

コーポレートアクション

コーポレートアクション
こちらは直近で配当や分割、合併などを行った企業をピンポイントに探っていくものです。ここから拾って分析していくには、中~上級者向けの知識が必要になりそうです。

10年スクリーニングをうまく使っていこう!

マネックス証券の銘柄スカウター米国株で銘柄探しをしていくなら、メインに使うべきは10年スクリーニングです。

銘柄スカウター米国株の10年スクリーニング
検索の仕方は主に3種類です。

  • 「おすすめのスクリーニング」を利用する。
  • 「おすすめのスクリーニング」に条件を追加する。
  • 自分ですべての条件を設定する。

「おすすめのスクリーニング」は画像のとおり、好配当銘柄を検索できるものと、成長株を検索できるものの2種類が用意されています。最初はこの2つのどちらかをそのまま使ってもいいと思います。今回は条件の追加のやり方を観ていきましょう。

銘柄スカウター米国株の10年スクリーニング
「銘柄を追加する」をクリックすると、追加できる条件が出てきます。

銘柄スカウター米国株の10年スクリーニング
「通期業績」「四半期業績」「アナリスト予想・評価」「投資指標・株価」の4つのカテゴリーから条件を選択できます。

銘柄スカウター米国株の10年スクリーニング
数値を入力して「スクリーニング」ボタンをクリックすると、結果が表示されます。

銘柄スカウター米国株の10年スクリーニング
これでようやく銘柄がしぼられました。が、ここまではあくまでも不要なものを排除しただけ。ここからが分析作業の始まりです。

銘柄スカウター米国株の10年スクリーニング一つ一つの銘柄の詳細を開いて、ファンダメンタルとテクニカルの両面から分析していきます。

銘柄スカウター米国株の10年スクリーニング個別銘柄の画面はこちらの「株価指標」の項目がとても観やすいです。PER・PBR・配当利回りの3項目を、過去5年までさかのぼってグラフ表示してくれます。直感的でとてもわかりやすいです。

なんですが、マネックス証券の銘柄スカウターの弱点ともいえるのがチャートです。

銘柄スカウター米国株の10年スクリーニング
移動平均線もないこのチャートで売買タイミングの判断をするのはなかなか難しいです。なので、チャートツールに関してはこの次の章から解説していきます。

マネックス証券「銘柄スカウター」をサポートするツール2選。

マネックス証券「銘柄スカウター」をサポートするツール2選。
銘柄スカウターは業績など財務情報に関しては内容が盛りだくさんですが、チャート機能は正直イマイチです。数字としてはOKで、あとは実際に買いを入れるタイミング。となればチャート分析は必須です。

米国株をしっかりとチャート分析できるツールは、他の証券会社を含めても非常に少ないので、使えるものはもれなく使っていきましょう。

  • PCの人 → DMM 株のDMM株PRO+
  • スマホの人 → マネックス証券のトレードステーション米国株スマートフォン

そもそも「なんでPCツールもマネックス証券のものをおすすめしないの?」という疑問がわくかもしれませんが、パソコンで米国株を取引きするためのツールというのは、マネックス証券では現状、銘柄スカウター以外にないんです。

なので、PCツールでチャート分析をしたい人は、他社のツールを使うしかありません。ちなみに、紹介している2つのツールはどちらも無料で利用できます。

DMM株のDMM株PRO+

DMM株のDMM株PRO+
DMM 株
DMM株PRO+は現状で唯一といっていい、国内株と米国株を同一のツール内で銘柄検索~チャート分析ができるツールです。(楽天証券のマーケットスピード1であれば米国株の表示は可能ですが、古いツールなのであまりおすすめできません。)

他の証券会社は、国内株のツールは高性能だけど米国株のツールはイマイチ、といった中で、DMM株PRO+は国内株と同じ品質のチャート分析をすることが可能です。

ただ、DMM株は米国株の個別株の取扱数が981銘柄(21年10月時点)と、4,300銘柄以上あるマネックス証券に対して圧倒的に劣るため、課題は残ります。なのでもしDMM株PRO+でヒットしない銘柄は、次に紹介するマネックス証券のスマホ用ツールを使用するほかありません。

DMM株PRO+の具体的な使い方に関しては、米国株のスクリーニング3ステップ【無料ツールも紹介】で解説していますので、合わせてご覧ください。

トレードステーション米国株スマートフォン

トレードステーション米国株スマートフォン
こちらは実際にぼく自身が作ってみたチャートです。色は変更してます。どのツールも同じテイストの色にすることで、見易さ・使いやすさを比較できるのでおすすめです。

スマホなので正直そこまで期待していなかったのですが、余裕で期待を上回ってきました。テクニカルは主要なものが一通りそろっており、足の種別も30分足やら4時間足やらがちゃんとある。(まぁ、手数料かかっちゃうんでデイトレはむずかしいところですが。)

トレードステーション米国株スマートフォン
これならスマホでも満足ですね。特に米国株投資は、基本的に長期運用になってくるので、たまに管理するぐらいであればじゅうぶんなクオリティです。一応横スクリーンの画像も載せておきます。

トレードステーション米国株スマートフォン
横にする場合はオシレータ系は1つが限界ですね。2つだと映りません。

トレードステーション米国株スマートフォンは、スマホツールの中ではかなり自由がきくし、観やすいほうだと思います。なので、PC派の人もわざわざDMM株の口座開設するよりも先に、いったんはトレードステーション米国株スマートフォンを使ってみてもいいかと思います。

銘柄スカウターだけじゃない、マネックス証券の米国株の強み。

銘柄スカウターだけじゃない、マネックス証券の米国株の強み。
米国株を取引する際に発生する手数料や為替スプレッドは、取扱銘柄数とともに各社が競っている部分です。マネックス証券はその手数料や為替スプレッドに関しても、かなり力を入れています。

売買手数料は3社横並び。

米国株1回の取引につき、約定代金の0.45%(税込:0.495%)、最低手数料0米ドル(無料)~最大20米ドル(税込:22米ドル)の売買手数料が発生します。これはマネックス証券、楽天証券、SBI証券の3社横並びとなっています。

戦いは為替スプレッド。

米国株を取引する際は、売買手数料の他に、為替スプレッドというものが発生します。これは円から米ドルに交換する際の手数料のようなもので、各社が競っている部分です。

ほとんどの証券会社は為替スプレッドが25銭の中、SBI証券住信SBIネット銀行を経由することにより、格安の4銭でサービスを提供し続けてきました。そこに楽天証券やマネックス証券も追随する形でサービスを提供しており、マネックス証券では、買付時0銭、売却時25銭、という片道無料でサービスを提供しています。

注意点として、「こちらは定期的に見直すので、今後有料になることもあります。」と公式で発表されているので、もしマネックス証券で米国株取引を考えている場合は、その時点の為替スプレッドを必ず確認するようにしてください。

対象のETF9銘柄の買付手数料が実質無料。

こちらは人気のETF9銘柄の買付手数料(税抜)が、上限なし全額キャッシュバックになるUSAプログラム(米国ETF買付応援プログラム)というものです。

  • バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
  • バンガード・S&P500ETF(VOO)
  • バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
  • iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)
  • SPDR S&P500 ETF(SPY)
  • ウィズダムツリー インド株収益ファンド(EPI)
  • ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド(DHS)
  • ウィズダムツリー 米国大型株配当ファンド(DLN)
  • ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド(DGRW)

安定のインデックス投資を考えている人は、マネックス証券で取引するのを考えてみてもいいかと思います。

マネックスカードも今後に期待。

マネックスカード
マネックス証券が発行を開始したマネックスカード。ショッピングを利用することで貯まるマネックスポイントは、取引手数料に充当できるほか、仮想通貨や他社ポイントへの交換も可能です。

還元率3%の発行記念キャンペーンは2021年10月で終了ですが、今後のキャンペーンやクレカ積立の導入など期待しておきたいところです。

マネックスカードに関しては、【実はあるんです】証券会社の提携クレジットカード3選でも詳しく紹介しているので、ぜひ合わせてご覧ください。

まとめ:米国株を取引きするなら必要です。

マネックス証券を含めて、米国株を取引きするなら楽天証券SBI証券 、そしてマネックス証券の3社は全て口座を開設しておきましょう。3社とも競い合ってる上、これからもっと米国株は身近になっていくと考えられます。

チャンスがあったときにすぐに飛び乗れるように備えておきましょう。加えて、チャート分析のためにDMM 株も口座開設しておくのがおすすめです。

米国株投資に関するおすすめ記事一覧。

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