株を売買できる時間帯別の特徴とおすすめは?現役トレーダーが解説!
Stock, 株式投資,トレードのコツ, 基本,手法, 時間管理
こんにちは、投資家・トレーダーの祐です。
今回は株を売買する時間帯の疑問について解説します。本業の仕事が忙しくて売買の時間が定まらない人や、逆に相場を観る時間はしっかりあるのに成果が出ていない、効率のいい時間の使い方をできていないという人向け。国内株のマーケットにおいての、時間ごとの特徴を解説します。
「そんなのその日によって違うでしょ?」
もちろん確かにそうです。ですが時間帯ごとにおおまかな特徴はあるので、それを知っているかどうかで全然違ってきます。時間帯ごとの違いや強みをとらえてそれに合った投資やトレードをしていきましょう。
この記事は誰におすすめ
- これから投資・トレードを始める人。
- 投資・トレードについて勉強し始めた人。
- マーケット時間に合わせてうまく取引できていない人。
この記事の内容
- 株を売買できる時間帯別の特徴とおすすめは?
- 株を売買できる時間帯別の特徴【前場編】
- 株を売買できる時間帯別の特徴【後場編】
- まとめ:売買ルールと時間別の特徴に合わせる。
※この記事はプロモーションを含みます。
株を売買できる時間帯別の特徴とおすすめは?
「これなら間違いない!」という正解はない。
“最強のおすすめ”というのは存在しません。なぜなら投資スタンス・生活スタイル・性格など、一人一人に違いがあるからです。だからこそ、時間帯別の特徴をおさえておくことで、投資・トレードを含めた自分なりの生活ルーティンを構築する必要があります。
最初から最後までずっと観てなくていいの?
自営業・テレワークの人や主婦など、日中に相場をじっくり観る時間のある人たちもたくさんいるとおもいます。ですが一般の個人投資家・トレーダーがすべての時間を見続ける必要はありません。理由は主に3つ。
- 集中力・判断力が落ちる。
- ポジションを保持している時のメンタルがキツい。
- 突発的な価格変動に巻き込まれる。
初心者のうちはチャートを見続けていると、自分の狙いを見失い、今は買いなのかそれとも売りなのか、目の前の動きにつられて判断できなくなっていきます。同時に価格の上下を目の当たりにするとメンタルがブレるので、ポジションを保持している場合はかなり精神的にやられます。
そんなメンタルがブレやすい中でニュース材料などによる突発的な動きがあると、今が買いなのか売りなのか、文字通り訳がわからなくなってしまうことから、初心者がザラ場を見続けるのはおすすめしません。
時間帯の特性と投資家心理、そして自分の心理とのバランスを考えて時間帯を選んでいくのがおすすめです。
株を売買できる時間帯別の特徴【前場編】
前場に売買する時間①:寄り付き9:00〜
前場の寄り付きは一番値動きが激しい時間帯です。トレーダーとしても一番忙しい時間帯であることは間違いないでしょう。基本的には保持しているポジションの調整と、新規のポジションをとる銘柄探し・ポジションどりの2つの軸で動きます。
値動きが激しいのでデイトレにはもってこいの時間です。スイングに関してはポジションの調整がメインになるでしょう。寄り付いたあとの株価を確認し、利確・損切りや買い増しなどをする時間です。もちろん新規のポジションどりができそうなら注文をしましょう。
スピードが速すぎて自信がない人はこの時間はいったん様子見でかまいません。ポジションの調整だけでもじゅうぶんです。
前場に売買する時間②:落ち着きだす9:30〜
いったん落ち着いたあと、次の動きを狙いやすいのがこの時間です。株価が安定しかけたところでその日の高値・安値をブレイクしてくると大きなチャンスですし、それがその日の方向性となる可能性が高いです。
注意点としては、9時の段階で行ったポジション管理を変に触らないように注意しましょう。買い増しのポイントに来たので買い増す、とかであれば問題ないですが、目の前の価格変動にまどわされて思わぬところで利確や損切りをしてしまうと、あとで後悔してしまうことがほとんどです。そのためにも、場中にチャートを観る場合は普段からしっかりとメンタルを鍛えておきましょう。
10時以降はチャートを観ないの
午前中は大体10時前後に株価が安定してくる時間帯となります。もしマーケットを観ている時間があったとしても、観る必要はありません。理由は
- 集中力が持たず判断力が鈍る。
- 保持しているポジションをさわりたくなってしまう。
- 場中が荒れるような日はそもそも休む。
といったものがあります。人間は集中力がもって1時間といわれています。稼いでいるデイトレーダーでさえ場中ずっとチャートに張り付いているわけではない、というかむしろ稼いでいるほど少ないと思います。
「観ていない間に価格変動があったらもったいなくない?」
と思うかもしれません。ですがどちらかというと午前中の10時以降の時間帯は、新規のポジション取りというよりは“伸び”の時間帯といえるでしょう。9時台に仕込んだものや前日から保持し続けているものが伸びていく時間です。「価格変動があったら利確や損切りは?」そこはしっかり自動売買を設定しておきましょう。
また、なにか大きな材料が要因で値動きが激しいような時も、初心者のうちは手を出さないのが基本です。株価が乱高下するとトレンドをつかめなくなり、自分は買いと売りのどちらの戦略をとるべきなのか、方向性を見失ってしまいます。株価がよく動く=チャンスなのは確かですが、リスクも非常に高くなるおそれがあることを理解しておきましょう。
株を売買できる時間帯別の特徴【後場編】
後場に売買する時間①:後場寄り付き12:30〜(△)
この時間は少しではありますが、再び売買の波があります。ですが取引の中心は機関投資家が主であることもあり、玄人向きな時間と言えます。お昼休み中に先物に動きがあると後場に値がとんで始まることもありますが、個人投資家にとってはそこまで重要な時間ではありません。お昼休みに観れる人は軽く観ておく程度で全然問題ありません。
後場に売買する時間②:動きだす14:30〜
実はここからが、スイングトレードにおいて新規のポジション取りにもっとも重要な時間帯と言えます。なぜなら、その日のローソク足が決まる直前であり、株価チャートを読み解くのにもってこいの時間帯だからです。もし買い目線で見ていてその日が陽線だった場合、
「朝買っておいたほうがもっと利益が取れるじゃん。」
と思うかもしれません。もちろん朝にポジション取りできるならそれもOK!9時や9時半のとこれで説明しているとおりです。
一つ注意点として、この時間から大引けに向けて手じまいの動きが出てくることから、株価がその日の流れより逆行してくることも想定されます。焦らず慌てずポジション取りを判断しましょう。
後場に売買する時間③:判断をくだす15:00前
14時半ごろからローソク足の日足の完成図を想定しつつ、狙った銘柄の様子を伺います。そして最終的に、大引けの15時前には注文を約定させましょう。
大引け前も相場は再び慌ただしくなり、値も良く動きます。のんびりと欲しい価格を待っていたり、もしくは利確を躊躇している内に終了の時間をむかえてしまうので注意しておきましょう。「自信ないなぁ」という人は少し余裕をもって新規注文や手じまいしておいてください。
自分の生活時間と売買ルールに合わせる。
時間外は戦えない?
「平日の日中は仕事してるから相場なんて観れないよ!」という人はもちろん大勢いると思います。ですが実はそれは大した問題ではありません。なぜならそれぞれの生活スタイルに合わせた解決方法があるからです。具体的には
- 指値注文・逆指値注文を活用する。
- 投資・トレードスタンスを調整する。
- 夜間取引できるものもあります。
すでに紹介したように、基本的には自動売買を設定しておけば日中に相場を観ていなくても問題ありません。むしろメンタルを安定させるためにあえて観ないという戦略も有効なぐらいです。なので夜にゆっくり銘柄を探して逆指値注文を入れておき、翌日ポジションが取れたら利確の指値注文と損切りの逆指値注文を入れておく、ということをすれば相場を観れなくても問題ありません。
それでも思わぬ価格変動が不安だ、という人は投資・トレードスタンスの調整も考慮しましょう。多少の値動きを気にせずにすむ長期投資や配当金を目的とした戦略に切り替えてみることも検討してみるといいと思います。ですが、どうしてもリアルタイムで取り引きしたいという人向けに、その方法を紹介します。
夜間取引できるものもあります。
どうしてもリアルタイムに取引したい場合、ある程度の制限は出てきますが、夜間取引というのも可能です。LINE証券であれば、平日21時まで一株単位で株の購入が可能です。
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指数への投資・トレードであればDMM CFDも使いやすいです。レバレッジがかけれるのも助かりますが、かけすぎには注意しましょう。
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自分の生活スタイルに合わせていく。
投資・トレードはメンタルを安定させることが一番大事です。私生活や仕事に影響が出てしまったりストレスを抱えてしまうことがないよう、自分のスタイルを構築していってください。日常ルーティンの一つと思えることが理想です。私生活と投資・トレードをどうやって共存していくか色々試していくと良いと思います。
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