株の買い戦略のみで考えるリスク分散方法【空売りできない人は必読】

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「株を始めてみたけど買い銘柄のオススメが知りたいなぁ。もちろん、リスクを減らす方法についても知りたい。」

投資・トレードで大事なことは、オフェンス以上にディフェンスを強化すること。そうすれば自然と黒字化できます。リスクを分散させて安定して収入を得るには一体どう対策をとればいいのかを解説します。

 この記事の内容

  • 株の買い戦略のみでリスク分散方法について考える。
  • ベア株を買いで攻めればリスクも味方。
  • 株以外に買いを狙うべき商品とは?

ほとんどの投資家が下降相場はピンチでしかない中で、チャンスと捉えられれば可能性は広がって投資・トレードが楽しくなります。チャンスと思えるための戦略についてぜひ知っておいてください。

株の買い戦略のみでリスク分散方法について考える。

株の買い戦略のみでリスク分散方法について考える。
投資未経験者が初めて証券会社に口座を作る場合、信用取引口座は開設出来ないため、空売りをすることができないので戦略は買いのみとなります。

いかにして買い戦略のみでもリスクを回避して下降相場を乗り切っていくかを考えていく必要があります。

多くの投資家は買いしかしない、だから負ける。

いきなり話の腰を折るようですが、事実です。個人投資家の多くが買い戦略しかとらないとも言われています。そして、個人投資家は9割が負け組と言われています。

空売りをやるトレーダー側からすると、当然といえば当然だと思います。なぜなら下降相場入りした時にチャンスとして考えることができずら“損を防げるかどうか”の見方しかできないからです。

「空売りのような、投資ではない短期トレードはむずかしそう。」という、株価が下落することのリスクより、空売りをやることのリスクを優先してしまっているのが原因ではないかと思います。

ただ前述のように初心者は信用取引口座が持てず空売りができないので、「じゃあどうすればいいんだ!」となりますが、まず知っておいて欲しいのは、“下降相場でも利益を出す方法はある”ということ。

下降相場をただのピンチで捉えるのではなくチャンスと思えば上昇相場でも下降相場でもオールシーズンで利益をとっていくことが可能になります。

定番のリスク分散型の買い戦略に警笛。

今いろんなところでお勧めされている積立てタイプのインデックス投資。一括ではなく定期的に購入していくことで価格が下がっても安心だよ!というのがウリで、指標に連動しているので景気が良くなり続ければ株価も必ず上がるよ!というのが特徴です。

僕がずっと懸念しているのは、最近あまりにもみんなが「インデックス投資を買っておけば問題ないですよ!」とお勧めしている点です。

 歴史が語るトレンドの終焉。

相場はみんなが同じことを言い出した時が潮目と言われています。日本のバブルがそうでした。半信半疑な時ほど着実に上がっていき、みんなが上昇を疑わなくなった時、崩壊します。「インデックス投資買い!」「米国株のETF買い!」と口を揃えて言っている今、警戒はしておいた方がいいでしょう。

オールキャッシュをためらうと危険。

下降相場入りした時、それが暴落とあらば尚更、すべてのポジションを手仕舞ってオールキャッシュするべきだと僕は考えます。

「積立タイプなら下から買うから大丈夫!」は実は危険をともなっているのも忘れないでください。株価が逆にいっている時点で相場を読み間違っているのですから本来であれば損切りすべき状態です。

あと、上述のインデックス投資に関していえば、“ 景気と株価が上昇し続ければ”という前提がそもそもリスクであることにも注目すべきです。景気と株価が上昇し続けるなんてありません。

結局重要なのは、自分が現金化が必要になった時に上昇しているかどうかなのです。それに、配当金を優先するばかりにせっかく利益がのっていたのがチャラになる上、必要な時にプラスになっていない可能性があるのであれば、僕は迷わず利確してオールキャッシュします。下がり切った時にまた割安なものから始めてみればいいだけです。

ベア株を買いで攻めればリスクも味方。

ベア株を買いで攻めればリスクも味方。
では具体的にどうやって買い戦略のみで下降相場でも利益をとっていくのか、その1つがベア型のETFを買うことです。

ブル(レバレッジ)型、ベア(インバース)型を知る。

ETFや投資信託にはブル型・ベア型といった商品があります。

  • ブル(レバレッジ) → 雄牛が角を突き上げる様から上昇相場を表す。
  • ベア(インバース) → クマが前足を振り下ろす姿から下降相場を表す。

もうピンと来ている人もいると思いますが、キーになるのはベア型です。ブル型のETF・投資信託は通常の株と同様で相場が上がれば価格も上がり、相場が下がると価格も下がります。逆にベア型の商品の場合、相場が上がると価格が下がり、相場が下降すると価格は上昇します。

要するに下降相場ではベア型のETFを購入すれば利益を取ることができるわけです。これなら空売りができなくても問題ないですね。

ベア型ETFを一覧で紹介します。種類が多いので一部だけ。

  • 1571 NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上場投信
  • 1357 NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信
  • 1471 NEXT FUNDS JPX日経400インバース・インデックス連動型上場投信
  • 1457 ダイワ上場投信-TOPIXインバース(-1倍)指数

ダブルとついているものは変動率が2倍になります。初心者にありがたいのは、ほとんどの指数連動型ETFは1株単位でも購入できる点です。少ない損失でたくさん経験値を積むことができます。下降相場入りしたらぜひ買いを検討してみてください。

株以外に買いを狙うべき商品とは?

株以外に買いを狙うべき商品とは?
株にリスクを感じる時には株以外の投資商品も視野に入れるととても勉強になります。

投資とはお金の流れを読むのが一番重要です。株式相場からお金が抜かれている場合、どこに流入しているか察知できれば通年利益を狙うことも可能です。債権やFX、仮想通貨以外にも投資商品はあります。

コロナショック後は金が絶好調。

金を買うことによるリスク回避の流れが来ています。「でも金なんてどうやって買うの?」とお思いでしょう。

コモディティ商品を簡単に取引する方法は?

DMM CFDであれば金・銀・石油を購入することができます。厳密にはCFDなのですが、値動きはほとんど変わりません。CFDの詳しい説明はDMM CFDのリンク先で勉強してみてください。

下降相場や暴落時はブル系のETFを買いつつ、DMM CFDで金などの様子も観れればまさに最強のトレーダーになれるのではないでしょうか。

DMM CFDを利用しないのは損。【特徴や口座開設手順まで紹介】でもDMM CFDについて解説しているのでぜひご覧ください。

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