米国株を取引きするならどこがいい?【SBI証券編】

Stock, 証券会社レビュー, , ,

こんにちは、投資家・トレーダーの祐です。

米国株取引するならSBI証券はメリットとかどんなだろう?

投資信託も個別株も人気の米国株ですが、これから始めたいと思っている人は、証券会社選びに悩むところかと思います。今回はSBI証券で米国株を取引きする上での特徴やメリットについて解説します。
SBI証券

先に結論から言ってしまうと、SBI証券はツールの使いやすさ人気のポイント投資など全般的に良サービスなので、米国株うんぬんに関わらず、口座を持っておいて損はないです。

迷っているのであれば口座は作っておいて、少しさわってみて自分に合わなければ、使わなければいいだけの話です。

国内の証券会社はほとんどが口座開設も口座維持手数料も無料なので、“迷ったら作る(口座開設する)”でOKです。複数の証券会社の口座を作った上で、各社のメリット部分だけを使い分ける、というのが一番上手な証券会社の使い方です。

実際に利用してみないと、使いやすさや自分にあってるかどうかというのはわかりません。楽しんで色々試してみてください。

口座をたくさん作っても信用情報は大丈夫?

実際、ネットの書き込みでも「信用情報が下がる可能性があるから、口座開設はあまりしないほうがいいのでは?」というのがあります。が、結論、

 証券会社・FX会社の口座の数は信用情報に影響しません。

証券会社・FX会社の口座開設は割賦販売法にも賃金業法にも該当しません。なので、「ローンが組めなかったのは証券(やFX)会社に口座をつくっちゃったからかなぁ?」と思っている人は、他の原因を疑ってみることをおすすめします。

ですので安心して口座開設してどんどん使ってみて、ご自身で比較してみてください。

この記事は誰におすすめ

  • SBI証券で米国株を取引きしたいと思っている人。
  • 米国株を買ってみたいと思っている人。
  • 証券会社選びに悩んでいる人。

 この記事の内容

※この記事はプロモーションを含みます。

SBI証券で米国株を取引きする際の特徴やメリット。

SBI証券で米国株を取引きする際の特徴やメリット。
SBI証券は長いこと他社より抜きんでて米国株に力をいれてるので、メリットはコスト面含めたくさんあります。一つ一つ観ていきましょう。

  • 話題の「米ドル/円」為替手数料の無料化。
  • 取引手数料も最安水準。
  • 銘柄数も業界最多。
  • 銘柄検索のツールが充実。
  • 信用取引もできる。

話題の「米ドル/円」為替手数料の無料化。

23年12月1日から適用された、米ドル/円の為替手数用の無料化。もともとSBI証券は、住信SBIネット銀行を連携することで片道6銭と最安だったにも関わらず、とうとう無料化というところまで来ました。

国内株式の取引手数料が無料となる「ゼロ革命」など、とにかく手数料には力を入れているSBI証券なので、これだけでもSBI証券を選択する十分な理由といえるでしょう。

取引手数料も最安水準。

  • 米国株式:約定代金の0.45%(税込0.495%)
    ・最低手数料:0ドル
    ・上限手数料:20ドル(税込22ドル)
  • 米国ETF:一部銘柄の買付手数料0ドル
  • NISA・ジュニアNISA:米国・中国・韓国ETFの買付手数料0ドル

こちらの手数料体系も、人気上位の証券会社は各社横並びなので、業界最安水準です。

銘柄数も業界最多。

米国株の取り扱い銘柄数は23年12月時点で5,300銘柄超えで、これは業界最多といえます。あまりマニアックな銘柄をあえて取引する必要はないかと思いますが、多いに越したことはありません。

銘柄検索のツールが充実。

SBI証券は米国株の銘柄をスクリーニングするためのツールが充実しています。

  • 米国テーマ・キーワード検索
  • 米国株スクリーナー

より簡単に初心者でも自分にあった銘柄を見つけやすい、米国テーマ・キーワード検索。そしてファンダメンタルやテクニカルから銘柄を絞れる、どちらかといえば中~上級者向けの米国株スクリーナー。自分にあったツールを使っての銘柄検索が可能です。

信用取引もできる。

SBI証券では、米国株も信用取引が可能です。2倍のレバレッジをかけて取引することができ、もちろん空売りも可能なので、下降相場で利益をあげることも可能です。

 信用取引に係るコスト

現物信用
手数料約定代金×0.495%(税込)
上限:22ドル(税込)
約定代金×0.33%(税込)
上限:16.5ドル
金利なし金利:4.5%(年率)
貸株料:2%(年率)

手数料については、現物とは上記のような違いがあります。信用取引はVIP(大口優遇)の条件を達成すると、取引手数料無料、また金利についても4.5%⇒4.0%(年率)、貸株料2.0%⇒1.0%(年率)となるので、スイングトレーダーは国内株しかやらない場合と比べ、断然可能性が広がります。

SBI証券の米国株取引ツールはどんなの?

SBI証券の米国株取引ツールはどんなの?
SBI証券で実際に銘柄分析や取引を行う際のツールについて解説します。銘柄検索のツールについては少しふれましたが、ここでは取引ツールについて解説します。

ちなみに米国株のスクリーニング3ステップ【無料ツールも紹介】にて、銘柄検索ツールを使ってみて紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。

PC用ツールについて。

SBI証券のメインツールといえる「HYPER SBI2」は残念ながら、23年12月時点では国内株にしか対応していないため、米国株を研究~取引することはできません。

PCの場合は、ログイン後のホームページから取引することは可能ではありますが、リアルタイムなチャートや細かい分析ができるわけではないので、決しておすすめはできません。

なのでSBI証券で米国株を取引きするのであれば、スマホ用ツールのほぼ一択といえるでしょう。

スマホ用ツールについて。

SBI証券で米国株を取引きする際のメインツールは、スマホ専用の「SBI証券 米国株 アプリ」となります。

SBI証券 米国株 アプリ
アプリを開くと、ますばNYダウやNASDAQなど、指数一覧が表示されます。日経平均先物やゴールド先物も確認できるのはありがたいですね。

ランキングでは、業種別も見ることができます。どこにお金が流れているかを把握するには、業種別を追うことは大切です。

SBI証券 米国株 アプリ
検索の一つ、「テーマ・キーワード検索」も観てみます。米国株はとにかく銘柄数が多いので、まずはここから興味のあるものを選択 → 分析はいい流れかと思います。

SBI証券 米国株 アプリ

SBI証券 米国株 アプリ
トップサムネには株価変動率も表示されており、とてもわかりやすいですね。

SBI証券 米国株 アプリ
興味のある銘柄が見つかったら、いよいよ分析です。チャートは画面を横表示にすることで拡大できます。

SBI証券 米国株 アプリ
テクニカルに関しては、トレンド系は1つのみ、オシレータ系は2つまでの選択です。

チャート分析はこれだけだと心許なさはありますね。なので一度他社のチャートツールも使っての分析をおすすめします。

個別銘柄の業績やファンダメンタルについても同様で、アプリ上だけでは過去の推移を観たりはできないようなので、しっかり研究したいのであれば前述のホームページでの銘柄検索・分析をおすすめします。

SBI証券で米国株を始める際の注意点。

SBI証券で米国株を始める際の注意点。
SBI証券で米国株を取引きす際に、事前に知っておいた方がいい点について、いくつかふれておきます。

円貨決済は0円対象外。

海外株式を購入する場合、買い方は「外貨決済」「円貨決済」の2パターンがあります。メリットの部分で紹介した、米ドル/円の為替手数用の無料化は、外貨決済で事前に円を米ドルへ替える際の話です。

円のまま購入して自動で米ドルに交換される「円貨決済」では、手数料として25銭のスプレッドが課せられてしまうので、取引の際には十分に注意が必要です。

インターネットコースになっているか要確認!

“ゼロ革命”の国内株式売買手数料0円や米ドル/円のリアルタイム為替手数料0銭新NISAの米国株式&海外ETF0円の恩恵を受けるには、自身がインターネットコースになっている必要があります。ここで一つわかりづらいのが、手数料プランには“インターネットコース”というのは無い点です。

「どういうこと?」となってしまうのですが、“インターネットコース = 取引報告書や各種交付書面の受取方法を全て「電子交付」にしている”ということなようで、確認するには、

PC メインサイト画面にログイン後、「口座管理」> 「電子交付書面」 > 「電子交付サービス(電子交付書面閲覧サービス)」

と進んでいきます。

SBI証券の口座管理画面
すべて“電子交付”になっていれば条件は達成しているので、次に

「口座管理」>「お客さま情報設定・変更」>「お取引情報・口座情報」>「国内株式手数料 無料/有料」 

と進んでいって、無料になっているかを確認してみてください。

SBI証券の口座管理画面
“電子交付”を設定できている人は、「無料」なっているかと思います。

別の証券会社との併用が◎

米国株のスクリーニング3ステップ【無料ツールも紹介】でも解説しているのですが、SBI証券は米国株の取扱銘柄数こそ業界最多であるものの、メインツールの「HYPER SBI2」が米国株に対応していないため、分析は他社ツールで補う必要があります。

この流れが綺麗かと思うので、うまく各証券会社の美味しいところだけ使い分けるのがおすすめです。

タグ: , ,