bitFlyerの感想や使い方のコツを現役トレーダーが紹介!

Crypto, 仮想通貨レビュー,

こんにちは、投資家・トレーダーの祐です。

bitFlyerのメリットやデメリットが知りたいなぁ…

というこれから仮想通貨・暗号資産の取引を始めてみたいと思っている人向け。人気の仮想通貨交換業者の一つ、bitFlyerの使メリットやデメリット、使い方のコツを紹介していきます。イメージがしやすいよう、実際に使ってみた上での画像も添えて紹介していきます。
bitFlyer

仮想通貨そのものがまだまだ歴史が浅いこともあり、仮想通貨交換業者もまだまだ発展途上なところが多いです。なので一社一社の特徴をしっかり把握した上で、自分に合う業者を見つける必要があります。

今回はbitFlyerを他社と比較しつつ紹介していくで、これから口座開設する人はもちろん、イマイチ使い方がわからない人も参考にして頂けるかと思います。

この記事は誰におすすめ

  • bitFlyerのメリット・デメリットを知りたい人。
  • bitFlyerをうまく使うことができていない人。
  • 自分に合う仮想通貨交換業者を探している人。

 この記事の内容

bitFlyerのメリット・デメリットから観た使い方。

bitFlyerのメリット・デメリットから観た使い方。
まずはbitFlyerのメリットとデメリットを把握し、整理してみます。

bitFlyerのメリット。

  • 仮想通貨を1円から購入できる。
  • 仮想通貨の種類は14種類
  • 強固なセキュリティ
  • 自由度の高い積立設定。
  • レバレッジ取引や先物取引も可能。
  • Tポイントが貯まる・交換できる。
  • お買い物でビットコインが貯まるbitFlyerクレカ

人気の業者だけあって、bitFlyerならではのメリットがたくさんあります。中でも重要なものをいくつか押さえておきます。

 強固なセキュリティ。

bitFlyerのセキュリティ面はマルチシグコールドウォレットなど様々な対策をしてきており、業界最長7年ハッキング0が自慢です。仮想通貨は流出関連のニュースがこれまでも度々話題となっているので、その点安心感が持てます。

セキュリティ面で詳しく知りたい人は、bitFlyerのセキュリティ もぜひご覧になってみてください。

 Tポイントが貯まる・交換できる。

Tポイントと連動できるのもbitFlyerの大きな強みであり、bitFlyerを使っていく上では必ず押さえたいところです。還元率は下記のような感じです。

  • Tポイント100pt85円相当のビットコインと交換
  • 対象店舗でのビットコイン決済500円相当(税込) → Tポイント1pt

ビットコインの買い物で貯まるTポイントの還元率は、ないよりはマシ、といった程度ですが、Tポイントからビットコインへの交換は、タイミングさえよければかなり得になる可能性もあります。実際に交換するかどうかは別にして、ひとまず連動させておくのはマストでやっておきましょう。

 お買い物でビットコインが貯まるbitFlyerクレカ。

bitFlyerでは普段のお買い物でポイントではなくビットコインが貯まるという、将来性を感じさせてくれるクレジットカードを発行することができます。

還元率は一般カードで0.5%、プラチナカードで1.0%。しかもプラチナカードは年会費16.500(税込)がかかってしまうところ、年間のショッピング利用が150万円(税込)以上で翌年無料なので、メインカードとして利用すれば達成可能です。
bitFlyerのクレジットカード

bitFlyerのデメリット。

  • チャートツールが不十分。
  • レバレッジは2倍まで。
  • NFTの取扱いはなし。
  • 手数料が細かくかかる。

 チャートツールが不十分。

これは仮想通貨交換業者あるあるといえそうです。ほとんどの会社がまだまだ歴史が浅いこともあり、ツールが充実しているところは少ないです。

ツールに関してはこのあと深掘り解説しますが、bitFlyerのツールの中で使うとすれば、パソコン上のbitFlyer Lightningがおすすめです。スマホアプリだけで売買の判断を行うのは、かなり難しいといっていいでしょう。このあたりはCoincheckも同様です。

ツールのおすすめは、国内の業者であればGMOコインGMOコインのPCツールWebTraderはbitFlyer Lightningと似ているところもあるので、どちらを使うかは好みでいいかと思います。(両方使って決めるのがベスト!)

 レバレッジは2倍まで。

これもBitFlyerのデメリットというよりかは、国内の業者あるあるといえます。主要業者で比較すると、GMOコインも2倍、Coincheckは現状レバレッジ取引なしとなっています。このあたりも各々の投資・トレードスタンスに左右されるので、どちらがいいかということではなく、自分に合ったものを選べばOKです。

 NFTの取扱いはなし。

NFT関連のサービスやプラットフォームは、現状bitFlyerでは取り扱っていません。NFT関連のサービスを利用したい人は、現状の選択肢としてはコインチェックが有力です。

 手数料が細かくかかる。

bitFlyerの手数料体系はかなり細分化しており、けっこうわかりづらいのですが、ちょこちょこと細かく発生するのでしっかりと把握しておく必要があります。

たとえばビットコイン一つにしても、販売所での売買や取引所でのレバレッジ取引は手数料無料ですが、取引所での現物取引は有料となっています。

クイック入金にしても、住信SBIネット銀行からであれば無料ですが、その他の銀行からだと330円/件(税込)かかってしまいます。気にしていないと手数料だけでけっこうかかってしまうので、事前のチェックは確実に必要です。
bitFlyerの手数料

bitFlyerの使い方のコツ【実際に使ってみた感想】

bitFlyerの使い方のコツ【実際に使ってみた感想】
ではbitFlyerのアプリやツールを使ってみた感想を、実際の画像も交えて紹介します。bitFlyerで仮想通貨を取引するためのツールは3種類あります。

  • PC:ホームページの販売所・取引所で売買する。
  • PC:プロ向け取引所bitFlyer Lightningで売買する。
  • スマホ:アプリで取引する。

この中から、プロ向け取引所bitFlyer Lightningとスマホアプリの2つについて解説します。

プロ向け取引所bitFlyer Lightningで売買する。

プロ向け取引所bitFlyer Lightning
上記は実際のbitFlyer Lightningの画像です。画面構成はガッチリ固定式になっており、好きに配置したりすることはできません。

多少は動かせたり、せめて表示するものを選択できたらいいですね。右下のつぶやき機能が不要であれば、代わりにチャートなどを増やせたら便利です。

チャートもこのままだと一つしか表示できないのですが、画面右上のボタンをクリックすると、ポップアップでチャートを開くことが可能です。

プロ向け取引所bitFlyer Lightning
モニターがある人はこれを利用してチャートを好きなように並べるのが良さそうです。下記のようにチャートを並べた画面をモニターに表示して、PC本体画面で取引するのが理想です。

プロ向け取引所bitFlyer Lightning
テクニカルに関しては、数が非常に少ないです。画面右上の設定ボタンで表示させたいインジケーターを選択するのですが、用意されているのは下記のみです。

プロ向け取引所bitFlyer Lightning

  • 単純移動平均線
  • 指数平滑移動平均線
  • パラボリックSAR
  • ボリンジャー・バンド
  • シャンデリア・エグジット
  • 一目均衡表

オシレータ系が一つもないのが正直厳しいところ。ですが、PCホームページ上で取引する際の、なんのテクニカルもないラインチャートと比較したら遥かに快適です。

注文に関しては、指値や成行の他にも、OCO,、IFDIFO注文がしっかりと用意されています。【特殊】をクリックすると、詳細を入力する画面が出てきます。

プロ向け取引所bitFlyer Lightning

プロ向け取引所bitFlyer Lightning
ただ、手数料のところで紹介したとおり、bitFlyer Lightningはレバレッジ取引のbitFlyer Lightning FXなら手数料は無料ですが、現物は取引手数料が発生してしまうので十分に注意してください。

自分が何をどのように買いたい(売りたい)と思っているのかをしっかり整理し、それに合った取引をこころがけてください。

スマホアプリで売買する。

念のためではありますが、スマホアプリを使う必要がある人は下記のみとなります。

  • かんたん積立を利用したい人。
  • どうしてもパソコン環境での売買が難しい人。

かんたん積立は現状、スマホアプリのみのサービスとなっています。パソコン環境での取引ができる人も、積立をしたい場合はスマホアプリを利用する必要があります。

その他の機能に関しては、PC上のbitFlyer Lightningよりもスマホアプリのほうが確実に劣ってしまうため、パソコンをお持ちでない等、どうしても難しい状況でない限りはPC上のbitFlyer Lightningを利用してください。

スマホアプリのトップ画面です。

bitFlyerのスマホアプリ
画像中部の「販売所」「取引所」「Lightning」から希望のものを選択したのち、その下から取引したい通貨を選択します。

販売所を選択して開く画面はローソク足です。ラインチャートと切り替えることは可能ですが、いずれにせよテクニカルインジケーターを表示することはできません。左右にフリックすることで、他の通貨を観ることができます。

bitFlyerのスマホアプリ
次が取引所の画面です。取引所を開くと、最初に板注文画面が表示されます。こちらは左右にフリックすることで、チャートや取引履歴などの画面切り替えが可能です。

bitFlyerのスマホアプリ
チャートはやはりテクニカルインジケーターの表示はできず、ラインチャートへの切り替えもできません。細かなUIも販売所とは違う点もあったりするので、なぜ統一しなかったのか少し疑問に思います。次にLightningの画面を紹介します。

bitFlyerのスマホアプリ
Lightningに関しては、最初にチャートや板、口座情報などがまとまった総合的な画面が開きます。チャートをタップすると拡大表示されます。

bitFlyerのスマホアプリ
こちらもやはりテクニカルインジケーターの表示はできません。ただ、販売所・取引所と違うのが、縮尺の変更だけはできます。ビットコインで見比べてみましょう。まずは販売所・取引所の日足です。

bitFlyerのスマホアプリ
次にLightningの日足です。

bitFlyerのスマホアプリ
Lightningで縮小してみないと、ビットコインの桁違いの乱高下は見えてこないのです。チャートを観る際はぜひLightningを利用してみてください。

ちなみにLightningでの注文は、下部中央のボタンをタップすると板注文が開きます。

bitFlyerのスマホアプリ
PCのところで解説したように、手数料が発生するのかしないのかをしっかり把握した上での取引を心がけてください。

bitFlyerの効果的な使い方【どんな人向け?】

bitFlyerの効果的な使い方【どんな人向け?】
ここまで紹介してきたメリット・デメリットやツールも含めて、bitFlyerがどんな人向けかをまとめてみます。

 bitFlyerはこんな人向け。

  • お試しで少額から始めたい。
  • 積立で長期的にコツコツ投資したい。
  • 投資・トレード初心者なので高機能ツールを求めていない。
  • 仮想通貨の先物取引がしたい。(Lightning Futures)
  • Tポイントをビットコインに交換したい。
  • ビットコインが貯まるクレジットカードが魅力的。
  • 安心できる業者がいい。

 bitFlyerはこんな人には向いてないかも。

  • 株やFXにあるような高機能チャートツールを求めている。
  • 高レバレッジで取引したい。
  • NFTを利用したい。

やはり、幅広い人に向いているのは確かですね。Tポイントとの連携やクレジットカードの発行など、たくさんの人に受け入れてもらうため、日々サービスの拡大を続けているので、デメリット部分に関しても今後の改善に期待したいところです。

bitFlyerの口座開設方法。

bitFlyerの口座開設方法。
bitFlyerの口座開設は超スピーディです。スマホで顔を撮影する本人確認ができる人は、審査がスムーズにいけば当日中の取引が可能です。ちなみにぼくは申込から15分で審査が終わり、口座開設が完了できました。
bitFlyer

口座開設の流れ。

  • ①メールアドレスの登録
    登録後、初期パスワードが届きます。
  • ②個人情報の入力
    パスワード変更後、規約の同意と情報入力があります。
  • ③本人確認書類の提出
    おすすめはスマホによる「オンラインで本人確認書類提出」
  • ④審査完了後、入金して取引開始。

入金時は手数料の発生に注意しましょう。クイック入金を無料にするには、住信SBIネット銀行の口座が必要です。そして、細かい説明は省きますが、住信SBIネット銀行はSBI証券と基本セットとなっています。

SBI証券はTポイントによるポイント投資も可能なので、Tポイント目的でbitFlyerを検討している人は、SBI証券・住信SBIネット銀行の口座も作っておいて損はないでしょう。よかったら過去記事もぜひ参考にしてください。

Tポイントの連携方法

口座開設したら、忘れずにTポイントの連携を行いましょう。Yahoo!アカウントでログインするだけなので、すぐに完了できます。前提として、Yahoo!アカウントとTポイントを連携しておく必要があるので、先に済ましておきましょう。

Tポイントの連携方法
Tポイントの連携は、【設定】の【パートナーサービス】から行います。

Tポイントの連携方法規約に同意して先に進みます。Yahoo!のアカウントログインを求められますが、それだけで連携は終わります。

Tポイントの連携方法

Tポイントの連携方法

まとめ:ひとまず口座開設しておくのもあり。

まとめ:ひとまず口座開設しておくのもあり。
仮想通貨はビットコインも含め、まだまだボラティリティが高く安定していません。だからこそ、ベストな買いのタイミングが訪れたときに慌てないよう、ひとまず口座開設はしておいて損はないと思います。

損失以上に悔しいのが、利益を取り逃すこと。そんな思いをしないよう、いざという時のために準備しておくことをおすすめします。

ちなみにbitFlyerにしろ、SBI証券・住信SBIネット銀行にしろ、口座開設するならポイントサイトを経由するのがおすすめです。bitFlyerとSBI証券は高ポイントになることが多く、やはり取り逃しは痛いです。ぜひポイントサイト経由で申し込んでください。

タグ: