レバレッジはリスクだけ?実は利用すべき3つのメリット

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こんにちは、投資家・トレーダーの祐です。

レバレッジ取引なんてハイリスクだからダメダメ!

って思っていますか?「億単位のマイナスで強制ロスカットで大損!」みたいなイメージを持っていたりしませんか?レバレッジをかけた取引は本来、多くのメリットあるからこそ存在しています。

ですが投資やトレードをギャンブルだと思っている、もしくはギャンブルのように投資やトレーディングをしている人の失敗談を取り上げられることが多いことから、レバレッジは「危ない」「リスクが大きい」と思われがちです。

つまり、レバレッジをハイリスクに利用すれば一瞬で資金を失いかねないし、仕組みを理解して健全に取引すれば、めちゃくちゃ効率よく運用することができるのです。

そしてこれは株やFX、仮想通貨にも共通していえることであり、特にFXにおいてはメリットを最大限に活かすことができます。レバレッジのメリット部分、そしてどういった取引がマーケットからの退場を決定づけてしまうハイリスクとなるのかを押さえて、自分の取引を優位に進めていけるようになりましょう。

今回、実際にデイトレ~スイングで利益をとった実例も紹介するので、ぜひ参考にしていただけたらうれしいです。

この記事は誰におすすめ

  • レバレッジ取引はリスクだと思っている人。
  • こわくて現物取引しかしていない人。
  • FXや仮想通貨がリスクそのものだと思っている人。

 この記事の内容

※この記事はプロモーションを含みます。

レバレッジがハイリスクとなる原因は?

レバレッジがハイリスクとなる原因は?
「一瞬で大金が溶けた!」といったような、レバレッジをかけた取引は危険とついつい思ってしまう失敗談はよく聴きますね。ただ、そういった取引にはそもそもの原因があります。

同じようなことが自分の取引で起きないよう、人生を棒に振ってしまうような失敗をする個人トレーダーたちが、いったいどんな取引をしているのかを知っておきましょう。

ロスカットしない。できない。

一番の原因は間違いなく、ロスカットをしないことがいえるでしょう。もともとロスカットしようと決めていたけどできない、という人は感情をコントロールする練習から始めてみて、機械的にロスカットできるようになりましょう。

逆指値をしっかりと入れておき、文字どおり機械的に決済注文を行う習慣をつけておくのもおすすめです。

また、そもそも勉強が浅く、いきなり株やFXを始めてしまったがために、ロスカットの重要性をわかっていない投資家・トレーダーも多くいます。そんなトレーダーがいきなり多額の資金を25倍のレバレッジでFXトレードしたら、どんなことが起きるかは簡単に想像がつきます。

ロスカットは命綱であり最後の生命線ですから、絶対に実行するメンタルが必要になるわけです。

資産管理してない。

そもそも論として、株もFXも、生活に支障のない余剰資金で投資やトレードを行うのが基本です。生活費を運用して生活費を稼ごうとするのは、絶対に控えましょう。

投資はスポーツやビジネスと同じように、「絶対に損失は出せない!」「マイナスは許されない!」というプレッシャーがかかっている状態では、良いパフォーマンスは発揮できません。

収入はいくらで、固定支出と流動支出はこれぐらい、残りのこれぐらいを投資に回せる。そういった計算を行った上で運用資産を確保。レバレッジを利用した取引を行う点についても、保証金率ギリギリを攻めるのではなく、余裕を持った運用を心がけてください。

投資やトレードをギャンブルだと思っている。

株やFXをギャンブルと思っている人は、いまだにたくさんいます。ギャンブルと思って投資・トレードをやらないならまだしも、「ギャンブルと思いつつやる」のが、質が悪く危険なパターンです。

株もFXも、ファンダメンタルやテクニカルを使った理論やデータがあり、正しい知識を持って取引をしていけば、利益を出すことは可能です。

そんなものは気にせず、「ギャンブルでしょ?」といってアタリハズレをねらった取引をしていけば、高い確率でハズレを引きます。取り返そうと大当たりを狙えば、大ハズレとしてカウンターパンチを食らって終わりです。

株もFXも遊びではなく立派な資産形成としてとらえて、きちんと勉強していくことが必要で、ゆとりのある生活をしたければ避けては通れない道といえるでしょう。

レバレッジはリスクではない!本来の3つのメリット。

レバレッジはリスクではない!本来の3つのメリット。
本来、レバレッジはメリットがあるから存在しています。本質をきちんと理解して、正しく活用できるようになっていきましょう。

 レバレッジ取引のメリット。

  • 少額から始めることができる。
  • 銘柄の分散が可能。
  • 利益率が大きい。

少額から始めることができる。

レバレッジの最大のメリット、それはなんといっても少額から投資やトレードを始めることができる点です。

株の信用取引であれば、30万円の証拠金で100万円まで。FXで1,000通貨単位で取引できる会社であれば、米ドル/円で約5千円前後から25倍のレバレッジを効かせて取引していくことができます。

すでにここまで紹介してきたとおり、投資・トレードはロスカットでいくら損失を出すかを考えることがとても大事。初めの内は少額におさえて、ロスカットの練習や、負けてお金が減る練習を積んでいくのをおすすめします。

そしてこの練習をしていくなら、おすすめはFXです。なぜなら株でレバレッジ取引を行うには、最低でも証拠金として30万円預けておかなければならないからです。

1,000通貨単位で取引できるFX会社を利用してまずは数万円入金し、最低単元で取引していくことで、十分に練習を積むことができます。下記に、FX会社の一例を載せておくので、よかったらいくつか見てみてください。

これらのFX会社はすべて、ご覧のサイトで実際に利用した上でのレビュー記事があるので、FX会社レビューを漁ってみてください。

銘柄の分散が可能。

レバレッジをかけて少額でポジションをとっていくからこそ、複数の銘柄や商品に分散投資していくことが可能で、これは資産運用していく中で大きなリスク分散となります。

運用資産を一ヵ所や一銘柄に偏らせることなくバランスよく配分するためにも、レバレッジは適度に利用すべきです。

利益率が大きい。

レバレッジをかけるからこそ、といえるメリットが、大きな利益を得られる点です。たとえばFXの25倍のレバレッジによる少額取引でどれぐらいのリターンが得られるのか、実例を紹介します。

米ドル/円チャート
上のチャートは、ドル/円を買いで1万通貨デイトレ~スイングした時の4時間足の画像です。このときの必要証拠金は5万数千円、ロスカットの設定は約5千円ぐらいでエントリーし、一日半保持した上で2万5,000円ほどで利確しました。

非常に効率よく思いませんか?リターン率は一日の保持で約50%なので、株でいったら小型株でタイミングよく乗れたりしない限り、むずかしいと思います。

この時は無事利確となりましたが、もし値が反対に動いてしまいロスカットとなったとしても、損失は設定していた約5千円ほどで済みます。レバレッジを味方につけて安全に取引すれば、こういった利益の取り方が可能になるわけです。

レバレッジを「リスク」→「安心安全」に変えるために。

レバレッジを「リスク」→「安心安全」に変えるために。
紹介した実例のように、安全で綺麗な取引を行うために、おさえておきたい要素をいくつか紹介しておきます。

  • 残す分をしっかり確保する。
  • 利益が伸びるまで待てるメンタルを作る。
  • ロスカットした時の損失額を受け入れることが可能か自問自答する。
  • 自分はどのメンタル?タイプ別ワンポイントアドバイス。

残す分をしっかり確保する。

言い換えれは、レバレッジ目一杯まで取引しない、ということです。ギリギリまでポジションをとった末に最終的になにが起きるか。

それは、強制ロスカットです。価格が想定と反対に動いてしまったときに、資金に遊びがないので、強制ロスカットとなってしまうわけです。これは絶対に避けてください。

レバレッジに頼りきるのではなく、資金に余裕を持たせつつレバレッジを利用していくのが上手な使い方です。

目安は人それぞれですが、上記のドル/円を10,000通貨(約5万円前後)取引する例でいったら、最低でも10万~15万円は入金しておくといいでしょう。

10万円だと約2倍なので一見余裕があるように感じそうですが、続けて損失を出して9万、8万と減ってきた時に精神的にキツイと思います。

気持ちに余裕がなくなると、トレードはますます勝てなくなるものなので、資金は多いにこしたことはありません。資金管理はキッチリカッチリ行うよう心掛けていきましょう。

利益が伸びるまで待てるメンタルを作る。

これが投資家・トレーダーとして利益を上げることができるようになるための、最大の課題と言えるかもしれません。

 負けるメソッド

  • 損切り:損失を認めることができず、やっと受け入れるころには大損失。
  • 利確:少し利益が出ただけで、失うのがこわくて利確。

 勝てるメソッド

  • 損切り:設定したポイントでカッチリ行うことで、損失は最小限。
  • 利確:利益が伸びきって戻りだしたところまで待てる。

負けるメソッドは赤字、勝てるメソッドは黒字化します。これらを左右するのは結局メンタルの部分です。プロと素人の違いともいえます。こればかりは鍛えていくしかないので、努力して積み重ねていきましょう。

ロスカットした時の損失額を受け入れることが可能か自問自答する。

これも、負けるメソッドの話につながります。
本当にその金額のお金がなくなるのを受け入れることができるか?お金がなくなったときに動揺したりしないか。「いや、無理だ」「耐えられない」と思うなら、耐えることができる金額になるまで取引数量を減らしましょう。

焦ることはありません。お金を増やすノウハウはそう簡単には身につくはずないのですから。もし「なんとしても取り返さなきゃ!」と焦ってしまうのであれば、それは資金の量に問題があったり、生活に支障をきたすような使ってはいけないお金に手を出していることの裏返しではありませんか?

それは間違ったレバレッジの使い方をして、結果的に大失敗してしまう一歩手前です。現時点で当てはまってしまっている人は、もう一度この記事をはじめから読み直してみてください。レバレッジがリスクとなるか、それとも最強の武器となるかはあなた次第です。

自分はどのメンタル?タイプ別ワンポイントアドバイス。

株にしろFXや仮想通貨にしろ、投資・トレードの初心者は資産の運用の仕方が3種類にわかれます。

  • ①入金してみたけどこわくてやれない。
  • ②こわいので少しだけやってみる。
  • ③計算してレバレッジぎりぎりまでつぎ込む。

③がリスクが高いのは確かです。安全資産をしっかり残しておきつつ、ロスカットによりいくら資金が減ってしまうのか。プラスとマイナスの取引が繰り返される中で、どれだけ利益が出そうなのか。きちんと検証しながら取引していく必要があります。

自分が耐えることのできる損失におさえられるよう、ロスカットポイントや取引量をコントロールしていくことが重要です。

反対に①はどうかというと、誰しも始めは緊張するものなので一見普通のように思いますが、この期間が長く続いてしまうようなら問題です。このような人は、たとえば株を買ってもこわくて保有しておくことができなかったり、マイナスを受け入れることができなくて結果ロスカットしない、ということになりかねません。

あまりに投資がこわくてできない、と思っているならやらないほうがいいとも言えそうです。

そのお金、本当に失っても平気ですか?

あなたが投資・トレードにまわしているお金は、本当になくなっても問題ないものですか?投資やトレードは、失敗すると本当にお金がなくなるのを、ちゃんと認識しているかどうかが、レバレッジを上手に使う人と大失敗する人の違いといえます。

まるまるなくなってもいい、で考えた場合、レバレッジをうまく利用して少額で取引できるのは、大きな魅力です。自分のメンタルに合わせて、少しずつ許容できる大きさを広げていくと、その先に立派な投資家、トレーダーの姿が待っているのではないでしょうか。

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