【FXの失敗】なぜ買ったら天井?売ったら底?
こんにちは、投資家・トレーダーの祐です。
「なぜいつも買ったところが天井なんだろう...」
というのは、投資やトレード経験者の誰もが思うのではないでしょうか。「なぜ?」と不思議なぐらい、よくある失敗です。私も未だに、疲れていたり集中力を欠いていると繰り返してしまう失敗があり、なぜ?となります。
原因ははっきりしてることが多いので、すぐ反省して修正するのですが、この初心者が必ず通るであろう失敗について、原因と対策を紹介していきます。
この記事は誰におすすめ
- 買ったら天井、売ったら底、を経験してる人。
- 損失が続いている人。
- 負けている原因が見つかっていない人。
この記事の内容
【FXの失敗】なぜ買ったら天井?売ったら底?
もちろん失敗の原因はあげていけばキリがないですが、案外、人それぞれに決まっているものなので、中でもよくあるものを紹介します。
- 乗り遅れた時に焦って行動する。
- トレンドのスパンが噛み合っていない。
- トレンド発生中か持ち合いかが区別できていない。
乗り遅れた時に焦って行動する。
ちょうど狙っていたものが、ためらっている間に大きなローソク足を作って動いてしまうと、どうしても悔いが残ってしまい、焦りに近いものを感じてしまいます。
この時にまだ間にあうだろうと安易にポジション取りしてしまうと、たいていは後悔することになります。トレンドに沿って大きく動いた場合、移動平均線から大きく乖離していることが考えられるので、価格はこのあと戻ることが考えられます。
株もFXも、価格は上下を繰返しながらトレンドを作ります。上げれば下げて戻るし、下げれば上げて戻る。この価格の性質を理解して同じことを繰り返さないようにしましょう。
といっても、この失敗、やってしまう人は繰り返してしまうものなんですよね。そんな人は、大きく動いて乗り遅れてしまったあとは、しばらくチャートを観ない、といった対応をするなどの工夫をしてみるといいかと思います。
トレンドのスパンは噛み合っていない。
自身でねらっているトレードの期間と、実際のトレードとが噛み合っていないことも、原因の一つとして考えられます。長期で観ているのに短期の上げを期待して買ってしまったり、短期で観ていたのに長期的な大きな伸びを期待して保持してしまう、といったようなことをしていないでしょうか。
無意識のうちにねらいがズレてしまっていることもよくあり、その要因は自分の勝手な予測や思惑が働いてしまうことで引き起こされるものです。
こう動くかもしれない、動くだろう、といったような予測は捨てて、分析どおりにシンプルにここで入る、ここで切るといった、事実だけにフォーカスすることで無駄な失敗と損失を減らすことが可能です。
トレンド発生中か持ち合いかが区別できていない。
トレンドが発生している状態か、それとも持ち合っている最中なのかを区別できないと、まさに「買ったら天井」「売ったら底」は頻繁に起きてしまいます。
レンジ持ち合いで支持線・抵抗線が機能しているときにブレイクをねらってしまうと、当然ながら買ったところは天井、売ったところは底になってしまいますし、トレンド発生中はその逆が起こります。これは多くの初心者がはまってしまう罠です。
しっかりチャートを観れるようになること、持ち合いかトレンド発生中かを区別できるようになることがポイントとなります。
FXでの失敗のなぜ?を解消しよう!
ここまで紹介してきた失敗の原因について把握して、自覚するだけでも大きな改善となることと思います。さらにもう一歩、といったところを紹介していくので、悔しい損失を減らしていけるようがんばりましょう!
- その時期よく動くものを選んでプレイする。
- 持ち合っている時は、休むかじっくり持つか。
- ロスカットポイントに問題があるかも?
その時期よく動くものを選んでプレイする。
「買ったら天井」「売ったら底」を繰返しくらってしまっている人は、トレンド発生中か持ち合いかの区別を特に意識してみましょう。その中でチャートを観て価格が良く動いているもの、トレンドが発生しそう・しているものを選ぶようにしましょう。
たとえば株でいえば、短期ドレードしやすい任天堂(7974)にしても、常に動いているわけではなく、持ち合いの時期は必ずあります。そもそも、マーケット自体がぜんぜん動かない時期などもあったりするので、動いているマーケットの動いているものをトレードする、といった方法が解決の糸口になります。
そのためにも、株しかやらない、FXしかやらない、ではなく、その両方に加えて仮想通貨やコモディティ(石油や金)など幅広く見渡しておくといいでしょう。
持ち合っている時は、休むかじっくり持つか。
動いているマーケットの動いているものを選ぶことと同じ意味合いにはなりますが、持ち合いをどう過ごすか、ということを考え決めておくことはとても重要です。
下手にケガをしたくなければ、まずは手を出さないこと。初動の大きな動きは捨てて、2回目の高値更新をねらっていく方法があります。
もしくは初動をねらうために、多少長めに保有することを覚悟してポジションをとっておく、といった方法もあります。
この場合は、そもそもが中~長期投資ならいいかと思いますが、短期トレードの場合は、資金が拘束されてしまい他の銘柄に回せなくなることから、チャンスロスの可能性も出てくることを加味しておく必要があるので注意しましょう。
いずれにせよ、自分のメンタルに合わせた方法を選ぶのが大切です。
ロスカットポイントに問題があるかも?
ここまでいろいろな原因や対策について紹介してきましたが、ポジションをとった直後に下がるというのはどうしたって発生します。その際に大事なのは、ポジションの保有の仕方です。
ロスカットがあまりに近いとすぐに切れてしまい、結果、買ったところが天井という見え方にもなってしまいますが、保持のしようによっては最終的に読み通り上げていくことも十分ありえます。
ロスカットが遠すぎるのも、そもそもの銘柄選びやロスカットの判断基準に問題がありますから、適度に自分が許容できる範囲での設定を心がけてください。
まとめ:同じことを繰り返さないために...
トレードで損失を出してしまう理由は様々ではあり、それぞれに失敗しないための対策をたてても同じ理由で損失を出してしまう人も大勢います。
結局もっとも重要なのが、決めたルールを守るということ。同じ理由で損失を出さないことなのです。そのためには、トレード日記をつけてしっかりと損失の理由を分析することや、感情をコントロールできるようになることが大切です。
負けてイライラしたり、ポジションを保持していると緊張するような人はそのままでは黒字化できません。自分のメンタルをケアしてあげて、並行してチャート分析を行っていくことをおすすめします。
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