株は儲かると信じて始める人へ、失敗しないための5つの基本とリスク
Stock, 株式投資,トレードのコツ, 基本,手法, 損失,リスク対策
「そろそろ株をやってみようかな。将来に向けて貯めておきたいし、もっと豊かな暮らしがしたい。株は儲かるからやったほうがいいって本でよく見るし。」
こんにちは、投資家・トレーダー・フリーランスエンジニアの祐です。
最近は株を始める人が増えてきてとてもいいことだと思います。ですが、“株=儲かる”ような謳い文句が多いので、実際に始めてみると現実は違い、株で損をしてしまい挫折してしまう人もいます。
原因は簡単で、基本さえ学ばずにいきなり始めてしまう人が多いからです。この記事では、株式投資の初心者がいきなり実践にはいる前に学んでおくべき基本や、株式投資はどんなリスクがあるかを5つにまとめて紹介します。
この記事は誰におすすめ？
- これから株式投資を始める人。
- 株式投資のリスクについてまったく考えたことのない人。
「株式投資のリスクを考えたことない人なんているの？」と思うかもしれませんが、たくさんいると思います。本や雑誌、コラム記事やテレビのワイドショーなどで株式投資について勧める際、「株はやったほうがイイよ！」「株は儲かるよ！」とはいいますが、リスクについては触れません。
実際に僕も最初に株のデイトレで大損した時がそうでした。本を数冊読んだだけでデイトレで食べていけると思った末に大損しました。でもそれがあったから今でこそ株で収益化することができ、投資・トレードでゆとりのある生活ができているので後悔していません。
この記事の内容
- 株は儲かると信じて始める人が知るべき5つの基本とリスク。
- 株は儲かるだけではない事実。
- 株で儲かる人生を送るために必要なこと。
ちなみに断っておきますが、僕は決して「株式投資は危険だからやるな！」と言いたいわけではありません。僕の過去のように無知なままマーケット市場に入っていってケガをしてしまう人を少しでも減らしただけなのです。投資は絶対にやったほうがいいです。時間にもお金にもゆとりのある自由な暮らしをしたければ、投資は必須です。
株は儲かると信じて始める人が知るべき5つの基本とリスク。
さっそく本題です。
まずはこの5つを知っておけば今後、長く株式投資を続けていくにあたって何を学んで高めていけばいいかがわかります。
- マーケット市場はプロの戦場です。
- 投資スタンスがブレてはいけません。
- 手法・ルールがブレてはいけません。
- ギャンブル投資にならない資金管理が必要。
- すべてを達成するにはメンタルの鍛錬が必要。
マーケット市場はプロの機関投資家の戦場です。
いきなり希望を失うようなことをいってしまいますが、これがめちゃくちゃ大事です。なぜか不思議なほどに株やFXに対して、“プロがいる世界だ”、というのを意識しない人が多いのです。
株式市場にも当然、証券会社で顧客の資金を運用しているトレーダーや海外のヘッジファウンドなど、プロが存在します。というかマーケット市場はプロの機関投資家たちが動かしているといっても過言ではありません。そのプロの面々が戦っているところに未経験の人がいきなり何も知らず入っていくわけです。スポーツでいったらバットも握ったことのない人がプロの試合に出るのと同じです。簡単に勝てるはずがないのが想像できますね？
マーケット市場も同じです。プロの機関投資家の人たちがいて、彼らに勝てるはずがないことを理解しておきましょう。ではどうやって株で儲けていくのか？それは、
お金の流れを読むこと
が鍵になります。機関投資家が運用している大きなお金の流れをチャートから読み取って、その流れに乗っかることが株式投資で成功するコツとなります。
投資スタンスがブレてはいけません。
長期でじっくり運用していきたいのか、それとも短期トレードでがっつり利益を狙いにいくのか、まずは運用方法をしっかりと決めることがとても大事です。それによって利確や損切りの方法など戦略もガラリと変わってくるためです。
例えば買った株価が数％下落したとき、短期トレードなら損切りを検討するところですが長期運用が目的であればそれは必要なくなります。株価が上昇した場合でも同じことがいえるでしょう。投資スタンスがブレてしまうと、長期投資のつもりだったはずが、株価が多少上下したからといってアワアワしてしまい、想定外にポジションを手仕舞ってしまうこともあります。結果としてチャンスロスや思わぬマイナスにもなりかねません。
長期投資に関しては、株価の差益を狙うキャピタルゲイン狙いなのか、それとも配当金目的のインカムゲイン狙いなのかによっても変わってきます。インカムゲインが目的なのであれば、その銘柄企業の業績の上下を気にする必要があっても株価の上下を気にする必要はないですからね。
手法・ルールがブレてはいけません。
投資スタンスと同様の話になりますが、自分の手法や取引ルールを決めたら途中で絶対に変えてはいけません。万が一の場合、一発で大損の可能性もあり得るからです。
特に「○○円になったら損切り。」といったような損切りルールは絶対に途中で変更してはなりません。一度決めた損切りポイントを「いや、やっぱり戻るかもしれない。」といって損切りしなかった場合、もう二度と株価が戻ってこない可能性もじゅうぶんにありえます。
例えば一度損切りポイントを見逃してたまたま株価が戻ってきたとする場合も、その経験のせいで損切りをしないことがクセになってしまうこともあります。そうするともうルールは完全に崩壊していることがわかると思います。自分で決めたルールは絶対に守ることを徹底する力が問われることを覚えておきましょう。
ギャンブル投資にならない資金管理が必要。
投資・トレードでもっとも大切なことの一つ、それは自分の資金を守ることになります。株やFXの投資・トレードにおいて全戦全勝はありえません。必ず損失は出ます。投資やトレードはいかに大きく利益をとり、損失を減らしていくことで収益化できるかの世界です。損失が増えたからといって一発を狙って残りの全財産を一度につぎ込むようなギャンブル要素をはらんだ取引は絶対に控えましょう。
例えば短期トレードの場合であれば、月の損失額の上限を決めて、上限に達したらその月はもう取引しない、などのルールを設けてもいいでしょう。どうやって資金を守りながらリスクをとっていくかが大事なのです。
すべてを達成するにはメンタルの鍛錬が必要。
上述の4つの基本や、リスクを回避する方法を網羅するには、メンタルの鍛錬が不可欠です。株価が上下して投資スタンスがブレてしまうのも、損切りポイントで損切りできず大損してしまうのも、損失が悔しいからといって無茶な取引をしまうのも、すべてメンタルコントロールをできていないことが原因といえます。
感情と行動を切り離して、冷静に正しい判断と行動をしていくことは投資においてもビジネスにおいても、もっとも重要といえるでしょう。正しい判断や行動を繰り返していくためにはメンタルコントロールが軸にあるということを忘れないでください。
株は儲かるだけではない事実。
夢を壊したいわけではありませんが、現実を知っておくことは大事です。
個人投資家の多くは負けている。
実は、個人投資家が9割が負け組と言われています。これから株を始める人にとってはショッキングな事実ではあります。ですが裏を返せば、それだけ多くの人があまり質の高い勉強や研究をせずに投資を始めてしまっているかの表れだと思います。
「勉強？研究？めんどくさい！」
いやいや、楽してお金を増やすことはできません。でも、研究をがんばったからこそ結果として楽をすることはできます。それが不労所得です。不労所得という言葉は一見、なにもせずに収入を得るようなイメージを想像してしまいがちですが、実際は違うはずです。
例えば配当金だけで生活している人がなにもせずにその域まで達することができたと思いますか？実際は、しっかり研究して安定して配当金を受け取れる銘柄を厳選して投資したからこそ、不労所得を得ているわけです。もっといえば、その運用資金を貯めるためにも確実に努力しているはずです。不動産収入なども同じですね。適当に物件を選んでも逆に大損失もありえます。成功するにはかなりの勉強と行動が必要です。
窓口で売っている投資信託は買ってはいけない。
投資信託はハッキリ言ってピンキリです。選び方を間違えると利益はでないどころか大損もありえます。損してしまう投資信託の種類の一つが毎月分配型です。詳しくは1000万分の投資信託で月3万分配のワナ【僕がお勧めしない理由】で紹介していますが、郵便局窓口で販売している毎月分配型の投資信託はそのほとんどが発売当初から比較してマイナスになっているという事実があります。
投資信託選びで避けるべき要素をサラッと紹介します。
- 窓口ですすめてくる商品。
- 毎月分配型。
- 手数料が高い。
株は今の時代、窓口では買わないのが基本です。今主流なのはネット証券です。ネットで自分で勉強して商品選びをしましょう。そして、毎月分配型は上述の通り避けること。手数料が高い商品に関しても、手数料でマイナスになりかねませんので注意してください。
株で儲かる人生を送るために必要なこと。
なにを学んでいけば投資で失敗せずにゆとりのある生活を送れるか、絞ってまとめます。
正しい知識を学んでください。
ここまで読んでいただいた人ならわかっていただけると思いますが、質の高い勉強・研究をせずに利益を出していくのはむずかしいです。本はもちろんですが積極的にセミナーに参加してみるのもいいと思います。
株のセミナーは高いですが、独学で始めて損するぐらいならそのお金をセミナーにかけたほうがいいと僕は自分で体験して思いました。それでもなかなかに高いです。であれば僕が作った【無料教材シリーズ】をぜひ参考にしてみてください。本気で有料級の内容を無料で詰め込んでます。
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メンタルコントロールを強化すべし。
メンタルコントロールについては投資・トレードの勉強と並行して行っていくことをおすすめします。僕は株のデイトレで大損 → メンタルについて勉強してから黒字化できました。メンタルを安定して保てるかどうかが直で結果に影響します。
株で勝つためのメンタルコントロール術5選【ぶっちゃけこれが全て】
株で損益が出ている人へ。株で利益を出し続けられうかどうかはノウハウでも資金力でもない、メンタルが一番重要なことに気づけていますか？大損→メンタルコントロールを勉強→黒字化できた僕の経験から、投資・トレードに必要なメンタル術5選を紹介します。
最後にもう一度言いますが、投資は絶対にやるべきです。不労所得、時間、自由、すべてを手に入れたければ必要です。あとは行動するのみです。
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