松井証券はこう使おう!デメリットを把握してメリットだけを活かす技

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松井証券メリットデメリット評判が知りたい!」

松井証券に口座を開設する前に特徴を把握しておきたいですね。投資家・トレーダーの僕が長年利用した上でのメリットとデメリットを紹介します。デメリット部分は使わなければ良いだけの話なので、松井証券にどんな強みがあるのかぜひ注目してみてください。

この記事の内容

  • まずは松井証券のデメリットを把握。
  • 松井証券はこうやって使おう!【メリットだけを利用する】
  • 松井証券のメリットを理解したらあとは申し込み!

証券会社選びで一つ大事なこととして、証券会社は1社にしぼらず複数に口座を持っておくことが基本です。口座開設はどこも無料ですし、ツールも今はどんどん無料化してきています。一通り使ってみることをおすすめします。ちなみに僕は6社に口座がありますが、実際に取引をしているのは2社だけで、残りはツールを使うためのものです。
松井証券

まずは松井証券のデメリットを把握。

まずは松井証券のデメリットを把握。
デメリットを把握し、その部分を利用しなければいいだけの話です。

  • 取引手数料が高い。
  • 米国などの海外株を取り扱っていない。
  • 「ツールが豊富」に騙されてはいけない。

手数料が高い。

価格競争が激しいネット証券において、松井証券は断トツに取引手数料が高いです。2020年10月時点での手数料が下記です。(現物・信用取引共通)

  • 1日の約定代金合計金額が50万円まで・・・0円
  • 100万円まで・・・1,000円(税込1,100円)
  • 200万円まで・・・2,000円(税込2,200円)
  • 100万円増えるごとに1,100円(税込)加算

しかも他社にあるような、大口顧客への優遇制度などもないです。唯一、一日信用取引(要するにデイトレ)だけは手数料0円になっています。

よって、松井証券はデイトレ以外の取引には向きません。取引以外の、チャート情報収集を目的として使うのがいいでしょう。

また、ツールに関しても同じく無料化が積極的に進んでいる他社に比べ、松井証券は有料のものがあり、しかも値段が高く、やはり大口向けの優遇もありません。(詳しくは後述します。)
⋙ 松井証券の取引手数料

米国などの海外株を取り扱っていない。

松井証券は、人気の米国株を含め海外の株やETFを取り扱っていません。よって、米国株しか興味がない、というような人は他社を利用してください。

実際に僕が普段使いしているおすすめはDMM株です。DMM株のDMM株PRO+というツールであれば、同じツール内で国内株も米国株も表示できることからとても使いやすいです。

米国株でいうと、たいていは楽天証券などがおすすめされますが、楽天証券の強みであるツールMarketSpeed2は、2020年秋現在ではまだ米国株に対応していません。僕は楽天証券も普段使いしてはいますが、米国株に関してはDMM株でチェックしています。
DMM 株

「ツールが豊富」に騙されてはいけない。

初心者が騙されやすい点の一つです。松井証券のツールのページを観ると、一見たくさんのツールがあるのがわかります。ですが本来、他社のツールであれば1つのソフトにまとまっているはずの機能一つ一つを切り取って、別々のツールにわけているだけといった印象です。

実際に利用してれば、とても不便だということに気づくはずです。その中でも本当に使えるツールだけをこれから紹介していきます。
⋙ 松井証券のツール

松井証券はこうやって使おう!【メリットだけを利用する】

松井証券はこうやって使おう!【メリットだけを利用する】
おいしいところだけを使い分けるのが投資・トレードの質を高めるコツの一つです。

松井証券の最大の強みは株価チャート!(有料です。)

「松井証券に口座を作る目的はこのため!」といっても過言ではない、高クオリティなツール【ネットストックトレーダー・プレミアム】です。YouTubeなどで株についての動画を検索すれば、多くのプロやセミナー講師が利用しているのがわかります。僕も初心者で大損した後、師についたときから利用し始めました。とても観やすく、カスタマイズの効きやすさが素晴らしいです。

ただ、やはりデメリットがあることには注意してください。

  • 月3,000円(税込3,300円)(大口顧客への優遇等もなし。)
  • 米国株に非対応。
  • Macに非対応。

月3000円は稼げるトレーダーになれば安い経費ですが、利益が出ない初心者のころや頻繁に取引するつもりがない長期投資家には高いと思われます。

ネットストックトレーダー・プレミアムはこんな人に向いてる!

  • 国内株をメインに取引する人。
  • スイングトレーダー、もしくはデイトレーダー。
  • パソコンがWindows、もしくはMacでWindows環境を構築している人。

この3つを満たしている人であれば、ぜひプロ仕様のツールを利用するべきです。

プロと同じ情報を仕入れるなら【QUICK情報】

QUICK情報は、市況ニュース・決算情報・海外市況や株式ランキングなどをチェックできる無料ツールです。プロも実際に注目している情報がたくさんあります。

が、使い方には注意が必要です。決算情報などはプロではないと判断できない部分が多く、素人目で決算を材料にして売買をすると大損する可能性もあります。売買判断は情報よりチャートがおすすめです。よかったら株の情報収集すると初心者が陥りがちなリスクとは?【大損回避せよ】も参考にしてみてください。

お得にポイント投資。

提携クレジットカード「MATSUI SECURITIES CARD」で普段の買い物をすると、利用金額の0.5%が松井証券ポイントとして還元されて、投資信託に自動積立できるというシステムがあります。ポイントであれば気軽に始められますし、自動積立なら手間いらずですね。
⋙ 松井証券のMATSUI SECURITIES CARD

ただ、ポイント還元率でいったら他社のクレジットカードのほうが優秀ですし、普段使いのクレカの種類はひとそれぞれです。今ならLINEポイントやTポイントで投資ができる証券会社もあるのでぜひ別記事もチェックしてみてください。

松井証券のメリットを理解したらあとは申し込み!

松井証券のメリットを理解したらあとは申し込み!
松井証券の口座開設方法を画像付きで解説します。
松井証券

オンラインで申し込む

オンラインで申し込む
今回はオンラインで進めていきます。

個人情報入力

個人情報入力
ご本人様情報の入力・ご住所の入力・ご連絡先の入力を普通に入力し、「反社会的勢力でないことの確約に関する同意」を必ずチェックします。

職業・内部者情報入力


職業・勤務先情報の入力と、内部者登録を正確に行います。インサイダー情報にかかわる大事なことなので、お間違いのないように。連絡先優先順位の選択はご自身に合わせたものを選んでください。

お取引情報の入力

お取引情報の入力
入金先銀行の選択をしたら、特定口座ご利用の申込みの選択となります。自分で確定申告をする予定のない人は最上段の「源泉徴収あり」でOKです。これを選んだからといって、あとから確定申告をする必要性が出た場合は申告して問題ありませんので、たいていの場合は「源泉徴収あり」で問題ありません。投資方針の入力は、おそらく審査に影響する部分ですので正確に入力・選択してください。

本人確認書類のアップロード

情報入力の確認が済んだら、本人確認書類のアップロードとなります。最短で申し込みが完了できるので、アップロードできる人は済ませてしまいましょう。

あとは書類が届くのを待つのみとなります。トレードを楽しみましょう。

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